tarosoul

2017.8.27 17:19:07

DJ 威蔵

DMC JAPANFINAL 2017

今年もDMC JAPANFINALジャッジしてきました。

 

こういう総評っていつも長ったるい文章になっちゃうんだけどね、ご了承ください。

あとあらかじめ書いておきますがこのブログには俺の本音が多く詰まっています。

気に食わない場合はすいません。

 

 

 

まずはBATTLE部門。

 

ディフェンディングのFUMMYをだれが止めれるかってのが注目だったけど、DOM-AUTOくんや諭吉、SENCE BEATSなどの実力的に申し分無い面々が名を連ねてたし、緊張感ありましたね。

 

まあFUMMYはさすがに素晴らしいリズムキープ力のジャグリングとかなりレベルアップしたスクラッチ、他とはあきらかに抜きん出ていたエンターテインメント性で、結構あっさり決勝まで行ってた。

 

対するのは、ずーっと辛酸をなめてきた越谷が誇るベテランテーブリストの諭吉。

 

一回戦から、得意の独特な高速ビートジャグリングを武器に強敵をぶっ倒して決勝へ。

 

決勝のFUMMYも正直凄い良かったしノーフェーダーの部分なんかは俺かなり好きだったが、諭吉の1本目のジャグリングの展開がかなり素晴らしかったのと、やはり2本目でしょ。

 

あのnext episodeを再現したネタはまさに閃きのルーティン。

アナログレコードというデジタルよりも絶対的に限られた音でのあのアイデアは単に練習量とかだけではなく、ずっとアナログに向き合ってきた経験と頭脳でなせる業。

 

苦労を知ってる分、ついに完璧な諭吉を見ることができてグッときました。

越谷の誇りです。

 

 

 

 

そしてシングル部門。

 

毎年のことですが、上位のレベルはかなり均衡だったと思います。

自分の中でRENA、SHUNSUKE、松永、ANONYMOUSらがギリギリの勝負でした。

 

優勝した12歳のRENAは、東海予選でもみたけどほんとに成長がやばい。勝つために必要な技術を一番完璧に持っていたDJだと思います。

若いからこそ、他のどんな誘惑に目もくれず練習できる集中力であそこまでいけるんだなと。

 

大人が、若者というか子供を見習うべき所かもしれませんね。凄いですよあれは。

 

ただ、松永やアノニーやシュンスケらはダメだった訳じゃない。あと一歩、爆弾が足らなかったのかな。

 

 

 

そして今回のDMCで一番俺が気になった重要ポイントは2位のDJ BUCK$くん。

 

 

この人のルーティンは他のどのシングル出場者とも違う個性的スタイル。

 

ターンテーブリズムを20年見てやってきた俺からするとぶっちゃけ、他の出場者の技術はオーソドックス気味っていうタイプが多く、そのスキルや構成のほとんどが見たことあるものばかりです。部分的に「おっ!これは新しい」ってのはもちろんあります。

こんなこと書いてる俺自身もオーソドックススタイルです。

 

そのオーソドックススキルが高いことはもちろん重要だし勝つポイントなんだけど、ターンテーブリズムに限らず音楽や芸術で一番感動するのは、

 

「こんなの見たこと無い!」

 

っていうところです。

 

それが無いとどんなに上手くてもいつかみんなにこの文化ごと飽きられるわけ。

 

そういった意味でBUCK$くんのやり方は一番ネクストレベルを感じたセットだったし、それがお客さんにも伝わっていた。

 

DMC ONLINEでのSPELLやburuaaaaも今まで見たこと無いスタイルでした。去年のBraceも。

 

近い将来、勝つためのスキルをもっと身につけたBUCK$くんが優勝する可能性は十分にあると思います。

 

是非ブレずに頑張ってもらいたいですね。

 

まあでも、その個性で勝つってのが本当に超絶に難しいんですけど。。

 

俺もそんなことできたことありませんでした。

 

 

 

 

 

まずは、RENAと諭吉は世界大会で思いっきり頑張ってきてください。優勝の可能性は、二人ともばっちりあるからね!

(応援しにいきてえー)

 

日本のDJなめんじゃねえよって。いやなめられてはいないか。

 

 

そしてまた来年もDMCを楽しみましょう!

みなさんおつかれさまでした!

 

 

 

izoh

 

 

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PROFILE

サンプル写真

SUPER SONICS(スーパー・ソニックス) 2012年結成。ソウルフル・ラッパー「TARO SOUL」とワールドフェイマス・ターンテーブリスト「DJ 威蔵」からなるヒップホップ・グループ。09年よりライブ・パートナーとして、革新的な音楽像を模索し続けた二人がグループを結成。作品をクリエイトする。

TARO SOUL
05年の「太郎 & KEN THE 390」としてのインディーズ・デビュー以降、ソウルフルなラップを武器に、数多くの人気メジャー・アーティスト作品に参加。08年にはソロ・アーティストとしてメジャー・デビューを果たした。

DJ 威蔵 (DJ IZOH)
ヒップホップ・スタイルにこだわるターンテーブリスト。世界大会入賞歴多数。2012年世界最大のDJバトルイベント『DMC World Final 2012』で優勝。第28代世界チャンピオンに輝く。

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