tarosoul

2017.6.26 13:31:42

DJ 威蔵

2017 DMC 関東予選

今年もDMCの季節。

先週土曜日は関東予選にてJUDGEでした。

 

今回はまさかの日本最大CLUBであるagehaの一角での開催、しかも深夜帯だったのは俺が99年からずっと見てきた中では初めて。

 

いままでのDMCとは違う雰囲気だったことは予想通りでしたね。

 

時折他のフロアで遊んでたパーティーピーポーものぞきにきたりしてて「なんだこのDJたちは?」みたいに観戦してたのがおもしろい。

 

 

まず全体の感想ですが、おそらく深夜ということもあってか、微妙にパーティー感が昼の時より強くなってるので出場者とお客さんのテンションが少し高い。

細かいミスは置いといて良いバイブスのDJが多かった。

 

そこらへんは見ていて安心した。

 

初めて見るDJも常連もやはり個性強いDJが多いし飽きもあんまなかったんじゃないかな?

 

 

JUDGEはNORIHITOくんやYOSUKEやCHOOなどの過去のDMCで活躍した面々。

TA-SHIさんはやはりいるとバシっと引き締まりますね。

さらにGM YOSHIさんも遊びに来てくれてたのがヤバかったです!

 

 

 

今回の出場者の中にはR指定の相方DJ 松永や、DOTAMAの相方DJ YU-TAが参戦してるので、この二人が応援に来てた。

 

毎週TVで話題のラッパーがDMC見に来てるって良いよね。

こっちの世界のバトルはどうだった?これはこれで面白いっしょ?

って感じ。

 

 

3位入賞のDJ Doon。

この日最大の個性的ターンテーブリスト。

去年もそうだったがタンテのいろんな箇所を手でたたいてリズムを作り上げる職人。

今年も見れてよかった。

 

 

 

 

そして1位通過はANONYMOUS

2位通過が松永。

 

この二人、ここまで競ることになるとは。

 

ていうのも普通に考えたら去年JP FINAL2位の松永の順等勝ちと思うところだったが、

関東常連でいつも後一歩でFINAL行きをのがしてたANONYMOUSがヤバい化けた。

 

正直ここまで作り込んできてるとは思わなかった。

予想を上回る展開と構成が盛りだくさん。ずっと見てきてるしちょっと感動したね。

 

松永ももちろん、特に決勝は去年よりDMC向けなスキルかつ音楽として完成されたすばらしいセットだったし、この二人は紙一重どころの話じゃない同点と言って良いでしょう。

 

 

最後のコメントでも言ったことなんだけど、

アノニーと松永の競り合いはDMCリアルバトルさを象徴すること。

 

松永は日本語RAPの世界で超人気&超多忙なCreepy Nuts。

対するANONYMOUSは別にDJで普段営業して飯食ってるわけではないDJ界全体で言えば無名な男。

 

その二人が同じレベルのルーティーンでぎりぎりの勝負してることがヤバい。

 

知名度あるとか、自分お客さんついてないとかはほとんど関係ない。磨き上げたリアルスキルとルーティーンの作り込みで勝敗が決まる究極のストイックバトル。それがDMCでありターンテーブリズムバトルの面白いところだと改めて感じました。

 

今年もいいもん見れました。

 

JP finalはもっとおもしろいもん見せてください。

 

 

出場者もゲストもスタッフもみなさんおつかれさまでした。

 

 

FUN DMC!!

 

 

izoh

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この記事だけ表示  ▲ページトップへ


2017.6.15 20:39:50

TARO SOUL

Memory Lane

新作『Time Is Now』の配信を購入してくださった皆さん、
ライブ会場で限定CDをゲットして下さった皆さん、

改めてありがとうございます。

500枚の会場限定CDも、全て出し切ったわけではありませんので、
引き続きライブ会場に持って行きますので、
お越しいただいた際は、是非ともゲトってやって下さい。

さてさて、
今回、『Time Is Now』収録曲の”Memory Lane”について、
リリックに固有名詞等もバンバン出てくるので、
解説させていただこうと思います。

 

目が合った瞬間に決まった全て
シナリオ書き込まれてたDNA
ミズノのリストバンド はめたMethod Man
Woofin’の創刊号
97 Back in the days
スポーツや悪さに見出せないmyself
空回りするエナジー滾らせ
登下校担いだラジカセ
土曜の夜は3時起きでラジオ前に陣取って
心臓はドクドクドク
今でも余裕で暗誦出来るFAX番号
3797-6666
流れる音 徐々にクロスフェードしてくる心
Step Into The World
完全に染め上げられた15の夜

ひとまず1バース目。

97年当時高校入学したばかり。
自分の興味が惹かれている、
ラップ、DJ、ダンス、グラフィティアートそれらが、
どうやらHIPHOPと呼ばれているらしいと知り、
とにかく、情報に飢えていました。
勿論、インターネットなんて普及する前です。

ある日、
高校帰りに立ち寄った藤沢の有隣堂書店の雑誌コーナーで、
ミズノのリストバンドをはめたWu-Tang Clanの花形、
Method Manが表紙のWoofin’創刊号が目に飛び込んできます。
そして小さく「HIPHOPマガジン」という文字。
飛びついて貪るように読みました。

97年にJ-WAVEで放送開始したラジオ番組、
「HIPHOP JOURNEY DA CYPHER」についても、
Woofin’で知り得た貴重な情報の一つでした。

土曜の深夜3時という放送時間のため、
毎週土曜は漁師並みの起床時間。
90分テープをデッキにセットして、
番組開始と同時に録音。

レギュラーのDJはMUROさんや、
“Memory Lane”をプロデュースしてくれたWATARAIさん等々。
番組内でのDJ MIXでかけた曲のリストが、
毎週抽選で当たるんだけれど、
今みたいにShazamのようなアプリは当然ないし、
田舎暮らしの高校生はとにかく曲が知りたい。
リストが欲しくて毎週FAXを送ってました。
それこそFAX番号なんて自然と暗記してしまうほど。
何年も送り続けて、リストが当選したのは2回だけ。

また、DJによるMIXというものを耳にしたのは、
このラジオ番組が初めてで、
そのときかかってたKRS-ONEの”Step Into A World”という曲が、
他の曲とスムースに繋がっていくことや、
2枚使いされていることに衝撃を受けました。

 

It’s the T,T,O,O,K,K,Y,Y,O
胸高鳴る 初めての宇田川町
ハンズ辺りまで響くマンハッタンの爆音
CISCO 吉牛 脳裡に鮮明 今も尚
戦闘力をチェックするように
すれ違うB-Boy 睨まれるfreshman
レコード漁るの遅いと隣の列からプレッシャー
何でも良かった
何でも良かった それがHIPHOPならば
手を伸ばした片っ端から
ウィンドミル出来なくて諦めたBreakin’
ヴァンダルする根性ねえし
それでも想いは加速 Go crazy
半ば無理矢理 サマパの余興で掴まされたマイクロフォン
そんな始まりだったのに
いまだ手放せないまま

 

 

渋谷宇田川町はレコード屋の聖地、
高校生にとってはHIPHOPの聖地くらいに思ってました。
当時のマンハッタンレコードは、今みたいな自動ドアじゃなく、
開けっ放しの店舗から本当に東急ハンズ辺りまで、
HIPHOPが爆音で響いていたことに驚きました。
これが”店”のBGMの音量なのか!と。

閉店してしまったCISCO、
マンハッタンの隣は吉野家でした。

当時の宇田川町界隈は、
とにかくレコード袋を提げたB-BOYたちが溢れていて、
すれ違うたびに足元から頭の先まで、
ジロジロとチェックされ、
どんだけB-BOYなのか品定めされている感覚、
街を歩くのにメンタル武装を必要とされた。

中古レコード屋に行ったときは、
慣れない手付きでレコ箱を見てると、
熟練のディガーたちが物凄いスピード・手捌きでレコードを漁り、
隣の列からプレッシャーをかけられる。

大学で入ったサークルの行事、サマーパーティーこと”サマパ”では、
新入生が半強制的にラップの余興をさせられる習慣があり、
それがキッカケでラッパーになりました。

 

Let me take a trip down memory lane
あの日の六本木にはまだヒルズもねえ
Nuts、Izm、Family、bed
Big shout out to MC HIT, DJ ZYK
誰も知らないDay One
Recされないままの名盤
すかすかの平日の小箱のステージでも
ここにいるぜって叫んだ
Big up to 390, Deji
ダメレコ、LOCKSTOCK
忘れねえ明け方の大和のデニーズ
増える仲間 強くなる気持ち
浮かぶ沢山のfaces
ゴールなんてのはもしかしたらないかも知れないけど
きっと面白いさ
ここから先のストーリー付き合ってくれよ

 

大学入学した2000年当時、
“サマパ”の余興以降、本格的に仲間とラップグループを組んで、
活動を開始、初めてレギュラーでライブさせてもらったのが、
六本木Nutsという老舗クラブ。
まだ建設中のヒルズの、六本木通り挟んだ向かいにあったけれども、
後々、ヒルズ建設に伴う風営法の取締強化の煽りで閉店しちゃうことに。

Nutsで出てたイベント名は”Memory Lane”で、
この曲のタイトルもそこからのオマージュも込められてます。
ちなみに、途中からKEN THE 390も同じイベントに参加しました。

“Izm”は新宿歌舞伎町さくら通りにあった”新宿Izm”というクラブで、
大学1年の秋頃から、大学の同級生仲間たちとで、
“Elementary School”というレギュラーイベントを始めました。
もちろん、KEN THE 390もDejiも出演してたし、
元KENの相方・志人も。

“Family”は渋谷Family、”bed”は池袋bed、
それぞれ2000年代中期にレギュラーイベントに出ていました。
Familyでは”Cycles”、bedでは”Play Ground”というイベント。

MC HIT、DJ ZYK。この2人の名前を知っている人は殆どいないでしょう。
大学の同級生で、最初にラップグループを組んだ2人。
“AQUAVID”という名前でした。

ダースレイダーが主宰のレーベル”Da.Me.RECORDS”
ソロとしてのファーストアルバムは勿論、
初めて全国流通の作品に参加したのもダメレコ。

“LOCKSTOCK”は、
現在もスパソニのマネージャーである、
HOTCHIが代表を務めた事務所。
同名のイベント主催からスタートし、
サイプレス上野とロベルト吉野、Romancrewも所属。
って書くと堅いけど、
とにかく仲間内で集まって事務所を構えた。

ここでは大和のデニーズを挙げたけど、
クラブ終わり、ライブ終わり、
酔っ払ってまだ帰りたくなくて、
ダラダラとファミレスやら牛丼屋やらファストフード店やら、
たむろして下らない話やたまに真面目な話したり、
みんな経験あると思います。
そんな疲れ切って半分シラフじゃない状態の会話の中にも、
未来に想いを馳せたり、
大事な決心なんかをしたりという瞬間もあると思います。

 

さて、予想通りメッチャ長いブログになってしまったが仕方がない。

長々とお付き合いいただきありがとうございます。

これでもまだ10年位前までのストーリーなので、

また何年か経って、気が向いたら続編を作るかもしれないし、

作らないかもしれませんが、

何にせよ、今後ともSUPER SONICSをよろしくどうぞ。

 

 

 

 

TARO SOUL

この記事だけ表示  ▲ページトップへ


2017.6.1 22:42:07

DJ 威蔵

Time Is Now

遅くなってしまいましたが、

 

SUPER SONICSの新作シングル「Time Is Now」がitunesで配信開始し、CDの方も500枚限定で人間交差点から発売となりました。

 

 

すでに何カ所かで物販しているので、購入してくれた方々ありがとうございます。

 

俺やTAROのSNSをフォローしてる人はとっくにご存知でしょうが、ジャケを俺が手刷り、リリックをTAROが手書きという、ミーティングで決まった時に想像してたのより数倍きついww作業をこなしました。

 

俺の手刷りに関しては全て終わっているが、初めてやった日はだいたい100枚で6時間ほどかかっています。

とにかく、なるべくミス少なくなるように何時間も同じ作業を集中するというのは子供のとき依頼か。

専門の職人ってすごいすね。

 

 

なんちゃって職人気取りな俺の写真をいくらか載せておきます。

 

 

 

 

 

 

今回作業したのは、ジャケデザインも頼んだGAIM GRAPHICSの事務所にて。

 

やはり苦労の分売れると嬉しいし、これを見たアーティストの人は今度手刷り&手書きをやってみると良いですよ。

500枚と言わず1000、2000枚とね。

 

なんか悟りが開けるかもしれないですよ!w

 

 

ちなみにリリック手書きはもっときついそうです。

 

izoh

 

 

 

 

この記事だけ表示  ▲ページトップへ


PROFILE

サンプル写真

SUPER SONICS(スーパー・ソニックス) 2012年結成。ソウルフル・ラッパー「TARO SOUL」とワールドフェイマス・ターンテーブリスト「DJ 威蔵」からなるヒップホップ・グループ。09年よりライブ・パートナーとして、革新的な音楽像を模索し続けた二人がグループを結成。作品をクリエイトする。

TARO SOUL
05年の「太郎 & KEN THE 390」としてのインディーズ・デビュー以降、ソウルフルなラップを武器に、数多くの人気メジャー・アーティスト作品に参加。08年にはソロ・アーティストとしてメジャー・デビューを果たした。

DJ 威蔵 (DJ IZOH)
ヒップホップ・スタイルにこだわるターンテーブリスト。世界大会入賞歴多数。2012年世界最大のDJバトルイベント『DMC World Final 2012』で優勝。第28代世界チャンピオンに輝く。

このブログを購読

RECENT POST

CATEGORY

ARCHIVES

 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930