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Player’s Delight, Good Vibes, サ上とロ吉
2016.6.13 16:29:39
気付いてみれば、先週の後半、やたら濃厚でした。
木曜、Motion Blue Yokohama。
竹内朋康先輩が仕掛ける、ラッパーとミュージシャンの交流の場、
“Player’s Delight”の特別編がありました。
その日は6月9日、ロックの日ということで、
Motion Blue側からロックな選曲の要望があったそうで、
中々レアな内容になりました。
Jimi Hendrixの”Fire”のカバーに、”Sonic Boom”のラップをちょろっと挟み、
Lenny Kravitsの”It Ain’t Over Till It’s Over”のカバーにはタロケンの”Lego”バースを足し、
Aerosmithの”Walk This Way”は、バース部分だけ”Hip Hop Hooray”に差し替え、
Funkadelicの”I’ll Stay”の演奏の上で、タロケンの”アポシナ”を歌い、
Princeの”Purple Rain”では、これまたバース部分を”Soul Dreamer”に差し替え。
唯一のオリジナル、カズタケさんとALI-KICKとの曲、
“KONOBA”もリリース後のフルバンド初披露となりました。
会場の雰囲気も、演奏も、
いつもと全然別モノで、刺激的であっという間のライブでした。
毎度のことながら、
あんなにも素晴らしいミュージシャンたちと実験的で遊び心に満ちたライブを、
一緒に作れるなんて、改めて最高過ぎます。
アンコールで歌った”Purple Rain”の最後に出てくるギターリフが、
ライブ後しばらくメンバーみんなの頭から離れず、みんな気付くと鼻歌歌ってて、
改めてこんなにも刷り込まれるか、と、Princeの偉大さを再確認した夜でもありました。
金曜、Good Vibes。
隔月でいつも出演させてもらっている、Good Vibes@渋谷VUENOS、
ここでは、毎回なるべく違う内容のライブを心掛けてます。
ちょうど一週間前に俺の1stソロアルバムが10周年というタイミングでもあったので、
“Soul Spits”、”現場でSee Ya”という2曲を歌わせてもらった。
やっぱり、1stの頃の曲を歌うというのが、
一時期ちょっと照れくさくて避けていたという面はありましたが、
10年も経ってみると逆に新鮮にも感じるし、変わっていない部分も感じるし、
初心という意味では、引き締まる思いもするな、という再発見も。
また歌います!他の曲も!
あとは、”この瞬間が続きますように”を、
Princeの”Do Me, Baby”をIZOHの2枚使い上でやった。
この日のGood Vibesは、6月ということで、MJトリビュートスペシャルでもあったし、
MJに限らず、最近、自分が影響受けた偉大なアーティストの訃報が続いていたので、
追悼曲というわけではないけれど、
いつまでも音楽を鳴らし続けようという気持ちを込めて歌わせてもらった。
昨年に引き続いてのMJ Tributeはやはり最高だった。
俺はSweepとの”Black Or White”で、ラップパートぶちかましました。
この日は、リハと本番の間、
博多から遊びに来てたレイ君と原宿をぶらぶらしてたら、
AKLOとKLOOZにばったり遭遇、そのままお茶をして、
彼らのナイスガイ具合に、本当に気持ち良いヤツだなーって話してたら、
今度はD.D.Sとも会って、D.D.S.はそのまま一緒にライブまで遊びに来てくれて、
ここでもまたナイスガイにやられてました。
ちょうど、大学時代の仲間が、
転勤先から出張で都内に帰ってきていたので、
Good Vibes後に合流し、深い時間まで飲んで、
この日も本当に楽しかった。
土曜、横浜Bay Hall。
サイプレス上野とロベルト吉野、ファン感謝祭。
リリックにも「いいことある気がすんだろ?」ってあるけど、
正に何か面白いことが起きそうな、常にそんな予感をさせるこの2人に、
仲間も同業者もファンもみんな惹きつけられ続けてる。
プロレスラー、アイドル、ラッパーに高校の同級生まで一つのステージに上がって、
一貫したショウを作り上げられるヤツなんて、絶対に上千代とよっさんしかいない。
MACCHO君を呼び込んで、”Vili Vili”からの”ヨコハマシカ”は圧巻、
最後の最後に”ヨコハマジョーカー”持ってくるなんて、完璧過ぎる。
あっという間の3時間20分。
俺は”Love Song”、”Get Up And Dance”、”2 The Max”の3曲に参加しました。
“Get Up And Dance”は難しすぎるケンとの掛け合い、
リハはズルズルで酷いもんでしたが、
思えば謎に火曜日から5日連続で会っているという腐れ縁ともなると本番はバッチリでした。
在日ファンクのハマケン君から、16小節も1人で踊るの持たないから、
絡んで一緒にダンスしてくれって言われたんだけど、
大した動き出来なかったのが心残り。
あと、楽しみ過ぎて、写真一枚も撮ってない。
最COREとしか言いようがない。
Shout Out:
竹内朋康、タケウチカズタケ、白根佳尚、TOMOHIKO a.k.a. HEAVY LOOPER、
KEN THE 390、ALI-KICK、Motion Blue Yokohama、レイ君、
Sweep、About、當山みれい、Kyte、青野紗穂、KO-TANG、Sun、Lydia、
トックン、カッキー、Vuenos、AKLO、Klooz、Privilege、D.D.S、1finger、
Deji、あっちゃん、シモちゃん、ヨネ、サイプレス上野、ロベルト吉野、ANI、
遠藤舞、サイトウジュン、The Grass Hopperset、Smokin’ In The Boys Room、
ZEN LA ROCK、SEX山口、ZZ PRODUCTION、DOLLARBILL、DJ SN-Z、
DJ BUNTA、田我流、DREAM RAPS、中江友梨、七尾旅人、NORIKIYO、
浜野謙太、ポチョムキン、MACCHO、万寿、やけのはら、Y.A.S、YURIKA、
RYUZO、LEON a.k.a. 獅子、、、
TARO SOUL
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SOUL SPITS
2016.6.3 18:53:38
10年前の今日、6月3日は、
俺のファーストアルバム「SOUL SPITS」がリリースされた日でした。
この「SOUL SPITS」の前にタロケンで「JAAAM!!!」を出してたりするけど、
やはり正真正銘、ソロデビューアルバム、
いよいよか!というワクワク感は、ハンパじゃなかった。
世に撃って出るぞ!という気持ちより、
脈々と幾多の名作・名盤が実っている、HIPHOPという巨木に、
自分も実を付けるぞ!自分もその一部になるぞ!という感覚。
なので、当時、自分が好きな海外のラッパーたちのファーストアルバムを、
ファーストアルバムってどういうんだろう、という意識で聴き直したりしてました。
当時24歳、
俺の大好きなラッパー、The Notorious B.I.G.ことBiggieが亡くなった歳と同じ年齢を迎えた。
アルバム制作期間中、
ああ、このままいくとBiggieより歳上になっちゃうんだな、と、ふと思ったりしてた。
彼のファーストアルバムは「Ready To Die」と言うんですが、
直訳すると「死ぬ準備」、意訳して「決死の覚悟」くらいでしょうか。
で、俺は全然Ready To Die出来てないな、
今、絶対に死にたくない、とか、すごく思ってたのを覚えてます。
実際、「SOUL SPITS」のリリックでもそう書いてました。
10周年て改めて考えると、感慨深いけれど、
どちらかと言うと、あっという間の10年でした。
この「SOUL SPITS」というアルバムは、
超特大セールスを記録したわけでもなければ、
NasのILLMATICのような誰もが認めるクラシックではないかも知れないけど、
自分にとっては、
この10年間での、色んな出会いや、素晴らしい経験の数々も、
「SOUL SPITS」からの流れの延長にあるんだなと思うし、
紛れも無くとても大切なアルバムです。
今日、改めて「SOUL SPITS」を聴き直してみましたが、、
若い。荒い。熱い。
呆れるくらいHIPHOPのことしか歌ってない笑。
でも、
このアルバムを制作してた当時の気持ちは、
今も全然変わらないものもあるし、
SOULをSPITさせる感覚は俺の基礎なんだな、と改めて実感。
まだまだ10年、
まだまだReady To Dieなんて出来てないし、
更に先を夢見て音楽を作っていきます。
今年は、SUPER SONICSのライブでも、
ちょいちょい折を見て「SOUL SPITS」の楽曲を歌っていきたいなと思ってますので、
そこら辺もよろしくどうぞ。
最後に、「SOUL SPITS」の制作に携わってくれた方々に、改めて。
Shout Out:
DARTHREIDER、COMA-CHI、サイプレス上野、GOUKI、太華、タカツキ、Chi3Chee、
ALI-KICK、DJ大自然、DJ JUCO、DJ KAZZ-K、カトウケイタ、DJ TAMA、奥田さん、
神保さん、ULTRA-VYBE、Da. Me. Records、LOCKSTOCK、西澤さん、下城さん、
WETs-T、KURO、Rimippy’s
TARO SOUL
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宮古島ミュージックコンベンション
2016.6.1 18:50:13
日本の音楽界を代表するドラマー、江川ゲンタ氏が、
「ミュージシャンが本気で宮古島で遊ぶイベント」というコンセプトのもともう何年も開催されている、
宮古島ミュージックコンベンションに出演してきました。
山崎まさよし氏やBEGIN、更には大竹しのぶさんや石塚英彦氏などの超有名どころから、
地元の民謡の歌い手の方々などに紛れ、
竹内朋康率いる、Magic Numberで呼んでいただいたわけなんですが、
Magic Numberって、実際このメンバーで音源出してたりするわけでもないし、
元住吉で毎月やっているイベントごと呼んでもらえるなんて、
その時点でこのミュージックコンベンションの、
懐の深さと、いわゆる多くある野外音楽フェスとの違いみたいなものを感じました。
2日間の昼の部、
そして3日間の夜の部は、
町中のライブハウスやバーで何が飛び出すかわからないセッションが繰り広げられ、
ただでさえ濃厚な音楽体験なのに、
そこに宮古島の情緒、空気も相俟って、
もう、完全に楽園でした。
宮古島到着、そのままコンベンション会場に直行、
さかいゆう君のステージに、竹さん、タイガー、トモヒコさん、栗さんが急遽参戦、
ゆう君も次にやる曲のコード進行を、ピアノ弾き語りで歌い上げて伝えてて、
もう、その手作り感、音楽ってこういう遊びだよな、と思わざるを得ない瞬間に、
このコンベンションが最高のものになるな、と感じました。
普段中々生で観る機会のない、色んな方々のライブを思いっ切り堪能出来たし、
南国でのPUSHIMさんやSpinna B-Illさんも最高過ぎたし、
BEGINでは勝手に自分も宮古島が故郷なんじゃないかと錯覚して泣きそうになったし、
お腹いっぱい。
我々Magic Numberも2日目昼の部のトップバッターでぶちかましましたが、
めちゃ最高でした!
短い時間だったけど、気絶しそうになりました笑!
早い時間から集まってくれた皆さん、ありがとうございます。
夜の部では、
たっぷり普段のMagic Numberくらいの長さでライブさせてもらって、
途中、Spinna B-ILL君ともラバダブ的なセッションも。
でもやはり、コンベンションでの色んな音楽や、
美味しい食べ物、空気、海なんかの宮古島の魅力を吸収しまくった後のライブは、
いつもとはまた全然違うgrooveになってた気がします。
ダメレコ時代をともにした、宮古島が地元のチャカパーンにも会えたり、
かつて渋谷Familyで一緒にCYCLESというイベントを一緒にやってた、
同じ歳のマイメン、今は宮古島在住、元PUZZLEのリンリンにも、
12,3年振りに再会出来たりしたのも本当に嬉しかった。
少しの時間だったけど、
新城海岸でシュノーケリング出来たのも最高でした。
山を下ると、白浜の海が広がって、水も見たことないくらいキレイで、
足の着く深さで珊瑚が広がり、魚が群がっている光景。
もう他の海じゃ物足りなくなってしまうことは間違いないです。。
そして、
かっこいいミュージシャンの先輩たちであり、仲間でもある、
Magic Numberのみんなとワイワイ一緒に行動してた2泊3日は、
ひたすら楽しすぎました。
本当に財産になる経験をありがとうございました!!!
絶対また行くぞー!宮古島!!!
Shout out:
竹内朋康、タケウチカズタケ、栗原健、四方田直人、岡野Tiger諭、
宮本仁、TOMOHIKO a.k.a. HEAVY LOOPER、白根佳尚、
Chan-Mika、椎名純平、ナオキさん、さかいゆう、Spinna B-ILL、
PUSHIM、HOME GROWN、モミーFUNK、岡田さん、田辺、
リンリン、チャカパーン、江川ゲンタさん、コンベンションスタッフの皆さん
TARO SOUL
profile
このBLOGについて
スーパーソニックスメンバー、スタッフが書き込み、スタープレイヤーズ社が管理しております。
SUPER SONICS(スーパー・ソニックス)
2012年結成。ソウルフル・ラッパー「TARO SOUL」とワールドフェイマス・ターンテーブリスト「DJ 威蔵」からなるヒップホップ・グループ。09年よりライブ・パートナーとして、革新的な音楽像を模索し続けた二人がグループを結成。作品をクリエイトする。
TARO SOUL
05年の「太郎 & KEN THE 390」としてのインディーズ・デビュー以降、ソウルフルなラップを武器に、数多くの人気メジャー・アーティスト作品に参加。08年にはソロ・アーティストとしてメジャー・デビューを果たした。
DJ 威蔵 (DJ IZOH)
ヒップホップ・スタイルにこだわるターンテーブリスト。世界大会入賞歴多数。2012年世界最大のDJバトルイベント『DMC World Final 2012』で優勝。第28代世界チャンピオンに輝く。
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