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• “SCRATCH YOUR WORLD”収録曲解説 by TARO SOUL⑧

  2014.6.5　09:45:39

  TARO SOUL

  アルバム収録曲解説、IZOHの視点によるものもアップされはじめてます。

  そちらも是非熟読お願い致します！

   

   

  引き続き、俺の方ではリリック解説していきたいと思います！

   

   

  ということで、第8回の今日は、、、

   

   

   

   

   

   

   

  “Sonic Boom”

   

   

   

   

   

   

   

  SUPER SONICSと名乗っている以上、

  いつかはこのタイトルの曲を作るんだろうなと、漠然と思っていた。

   

   

  が、

   

   

  出し惜しみするもんでもないし、

  ファーストでバシっと作ってしまおうということで生まれました。

   

   

   

  スーパーファミコンで超人気のゲーム、「ストリートファイターⅡ」の中に出てくる、

  ガイルというキャラクターの必殺技が”ソニックブーム”というので、ご存知の方も多いと思いますが、

  ストⅡオマージュのゲーム讃歌とかではないです。

   

   

   

   

  そもそも、”Sonic”とは”音速”の意味。

  それに”Super”が付くと、”超音速”。

   

   

  戦闘機や、隕石など、飛行速度が音速を超えた場合、衝撃波が生じるそうです。

   

   

   

  そして、それを指す言葉が”sonic boom”というのです。

   

   

   

  つまり、音速超えのグループSUPER SONICS、

  その表現は必然的の衝撃波を起こす。＝Sonic Boom

  というわけです。

   

  この曲のリリック、宇宙から来た的な比喩が多いです。

   

   

   

   

   

   

  （※MVはありませんがライブ動画をどうぞ！）

   

   

   

  -hook-

  彼方から迫り来る

  　　※ウルトラマンタロウのテーマ曲から引用。

  It’s a…

  Sonic Boom  Sonic Boom  Sonic Boom

  お呼びじゃない？　知ったこっちゃねえぜ

  It’s a…

  Sonic Boom  Sonic Boom  Sonic Boom

   

   

  君の殻やぶりに来た　時に北風　時に太陽

  　　※イソップ童話の北風と太陽。時にハードに時にソフトに攻める。

  変幻自在のマイクをpick up

  ヘッズには朗報　棚からぼた餅　しかも中身カスタード

  ヘイターには拷問　食らわす鼻からつぶ入りマスタード

  　　※RomancrewのALI-KICKは鼻から醤油と言ってました。ご冗談でしょ！？

  鳴かぬなら　まず俺が鳴こう　ホトトギス

  　　※信長、秀吉、家康、それぞれを例えた句がありますが、俺ならば、こう。

  　　　この場合の鳴くは、歌うの喩え。

  このボイス　呼び起こす共鳴

  (太郎かませ！太郎かませ！太郎かませ！)　OK

  Dutchで巻かない　真っ赤な眼じゃない

  　　※この辺はラップではお馴染みの比喩ですが、

  　　　敢えて無駄に、No Smoke自慢。

  ラップじゃ負けない　バックに侍

  タッグでパじゃない　全く間違い　ないないない

  同意しないとかマジない　

  よくなくなくなくなくなくなくななくない？

  　　※当然これはブギーバックへのオマージュですね。

  何回言ったか　どっちがどうだか

  こんがらがって　わからない

  バカが見るブタのケツ

  HIP HOPバカ　下らんビーフには興味がない

  クッチャクッチャstop

  　　※「クッチャクッチャ」ガムを噛む音でもあるし、

  　　　無駄口のことも指してる。

  お前の噛んでるガムならもう味ない

  3,2,1, wake up　覚醒させる集団おまじない

   

  -hook-

   

  音速で俺らが行く場所は　どこでもチェリャビンスク

  　　※2013年にロシアのチェリャビンスクに落ちた隕石は”衝撃波”が特に話題になった。

  落とすメテオはまるでダイヤモンドのような品質

  　　※隕石は英語でmeteor。

  　　　マイメンのMETEOR(メテオ)というラッパーがいるが、

  　　　ヤツのアルバム「DIAMOND」は名盤です。

  シーンにクレーター開けちゃうクリエイターin the place now

  後世の研究対象　誰も彼も見たがるデッサン

  あなたもCatch the fire

  はじめチョロチョロ　中パッパ

  じゃなく　ぶっ通しで　ラパパンパン

  　　※ラパパンパンは、銃声ですね。

  　　　レゲエなんかでは盛り上がったときに、ガンフィンガー上げますが、そんな喩えです。

  詰め込み過ぎで腹パンパン？

  ならsweetなメロディーはどう？　別腹のドルチェ

  極上のサービス精神ならば　ほら　ステージ上に

  でも　お互いメリットないぜ　上辺だけの人気取り

  悪いが誰にもこのdream　託したりしない

  相手がマイケルだろうがポールだろうが

  勝ち獲るぜ　the girl is mine

  　　※この場合のthe girlは、音楽、HIPHOPを喩えたものですが、

  　　　Michael JacksonとPaul McCartneyが一人の女性を奪い合う、

  　　　”The Girl Is Mine“という名曲があります。

  　　　2人の巨人にも負けないように、音楽に向き合うという気持ちも込めてます。

  この曲名が奥義　君の元に

  R師匠ばりに　I hear you calling…

  　　※R師匠はR. Kellyのこと。

  　　　I hear you calling〜という歌詞から始まる名曲がございます。

   

   

   

   

   

   

   

   

   

  

   

   

   

  TARO SOUL

   

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