homesupersonics blog20140704
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“SCRATCH YOUR WORLD”収録曲解説 by TARO SOUL⑫
2014.7.4 21:23:10
またまた少し間が空いてしまいましたが、
アルバム収録曲解説、アップしたいと思います。
さてさて、今回は、、
“Promise”
この曲も正直、リリックがストレート過ぎて、
引用とか、ダブルミーニング的なものは一切ありません。
解説しづらいことこの上ないんですが、
語らせていただきましょう。
アルバム収録曲の中でも一番古い曲でして、
実を言うと、スパソニ結成前に作った曲なんです。
ま、威蔵とは組んで活動してましたが。
すごい長い間温めてた曲で、ライブなんかではたまに披露してて、
それを聴いたことがある人からは、また歌って欲しいとリクエストされることも多かった。
自分にとってもすごく大事な曲です。
壁に打ち当たって、それを何とかブレイクするーする、
その手前の気持ち。
より強いポジティヴを獲得するために、
“何とかなる””大丈夫だ”そういう言葉を撥ね除けて、
とことん向き合う。そういう瞬間を切り取ることを目指しました。
夢を持って生きろとかそういう言葉が多く語られる世の中で、
夢を持つことの大切さも素晴らしさも、向き合うことの辛さも、
それでも夢のために生きたいと思ってるし、何度もループしてる。
夢があって羨ましいって言われることもあるし、
何を夢見て良いかもわからないってことも良く聞く。
夢をは何か。
どうなりたいか、どういう自分でありたいか。
そういう自分自身との約束だと言い換えることも出来るなと。
そして、こういう曲が生まれました。
全ては、歌詞をじっくり読んで頂けたらと思いますが、
折角なので、制作中のエピソードを。
この曲のプロデュースはBACHLOGIC。
最初、メロディーとかも2人で一緒に作ろうと話してた。
で、BL君から、直感を大事にして欲しいから、
スタジオに来て、ボーカルブース入るそのときまで、
一切ビートは聴かせないと言われていた。
ブースに入って、ヘッドホンから流れ始めたトラックに、
瞬発的に即興でメロディーを乗せていく。
一曲分、まるまるメロディー録り終えたら、
BL君がこことここいいねえ、とか
ここのメロ、後半に持って来ようとか言いながら、
ガンガン編集してく。
そして、ちょっとこういうの歌ってみて、とか指示出されたのも、
俺もガンガン歌う。
それも最初に俺が即興で歌ったのと絶妙に組み合わされたりしながら、
どんどん変化、進化していく。
そうしてメロディーが出来上がって、
じゃあ、後は、歌詞書いて来てね、と。
そして、歌詞も書き終えて本番のレコーディングのときも、
歌入れしながら、その場でまたBL君がメロディーをさらにアレンジし始める。
これは、面白い、操り人形になってやろうと。
やはり、自分のメロディー作るときの手癖みたいなものを逸脱出来たし、
新鮮でめちゃくちゃ刺激的な制作になりました。
さて、それでは、歌詞の方をどうぞ。
こんなもんだろうって頷き 振る舞ってみせる 気楽に
明日には風向き 変わるって 納得したフリ
時に覗かせる甘やかし 否 励まし
どうしようって頭抱えたり 一体どっちの方がマシ
こうしてる間にも アイツはまた一歩
関係ねえ 大切なのは自分なりの
ペース保つことさ 大丈夫 Keep on
繰り返し唱える まるでマジナイ
もっともらしく聞こえるけど
こんなもんじゃねえだろ?-hook-
何とかなる 違う もうどうにでもなれ
違う違う わかるだろ?
開き直りならばNo No No
あの日の自分が許すはずない
そうだろ? それならばこれしかないんだってまた 無闇やたら声に出すと
やけに空しさに 襲われ空回り
本当にこれしかないの? 逆に迷子
そう思いたいだけじゃねえの?
すがり付くのなんてダセーぞ
眩し過ぎて目も開けられない回想シーン
脳裡にチラつく限界の二文字
気付かないフリもコイツで最後に
自分との約束だって?
けど これしかないなら何故痛むの?
もういいじゃん 否 なワケねえだろ?-hook-
Hey, It’s my promise, hey
もし 戻れたら別の生き方
選べるかなんて 疑問さ甚だ
だけど なるようになるって苦笑いのまま
終われるワケねえだろ咲かないのかこのツボミは
なら水も要らない No No No
わかるだろ?
蒔いた種が間違いなの? No No No
咲かす前から枯れやしない そうだろ?
-hook-TARO SOUL
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このBLOGについて
スーパーソニックスメンバー、スタッフが書き込み、スタープレイヤーズ社が管理しております。
SUPER SONICS(スーパー・ソニックス)
2012年結成。ソウルフル・ラッパー「TARO SOUL」とワールドフェイマス・ターンテーブリスト「DJ 威蔵」からなるヒップホップ・グループ。09年よりライブ・パートナーとして、革新的な音楽像を模索し続けた二人がグループを結成。作品をクリエイトする。
TARO SOUL
05年の「太郎 & KEN THE 390」としてのインディーズ・デビュー以降、ソウルフルなラップを武器に、数多くの人気メジャー・アーティスト作品に参加。08年にはソロ・アーティストとしてメジャー・デビューを果たした。
DJ 威蔵 (DJ IZOH)
ヒップホップ・スタイルにこだわるターンテーブリスト。世界大会入賞歴多数。2012年世界最大のDJバトルイベント『DMC World Final 2012』で優勝。第28代世界チャンピオンに輝く。
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@supersonics2012
TARO SOUL official twitter
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DJ IZOH staff twitter
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