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PIONEER DJ M-S9
2016.5.2 14:46:08
今日は機材の話です。
まあDJが使う機材なんてDJ見てるお客さんにとってはあんまどうでもいいことかもしれませんが、常に練習でも現場でも使ってる俺らからしたら、いわば体の一部として超重要なもの。
いろんな機材があってそれぞれ特徴があり、使い勝手も全然違うものから自分のベストを今現在使っているのです。
去年発売されたPIONEERのDJ M-S9というミキサー。
4月からPIONEERさまからお借りしてて現場でも使わせてもらっているNEWミキサーです。
俺がそれまで使ってたのはRANEの69というミキサー。
これはDMC優勝の時に最大の賞品だった自分のDJ人生の中でも特にお気に入りだった機種。もちろん今でもオキニだけど。
PIONEERのS9は機能的にはそれの上位ミキサーと言える。
いろんなDJたちもおすすめしてるポイントを俺も書いておくと、
まずクロスフェーダーです。
フェーダーの重さを自由に変えることができるのがポイント。
これの意味を説明しておくと、
スクラッチの時は、フェーダーの重さは軽いほうが一般的にベストです。
でもミックスやビートジャグリングの場合は、勢いよくフェーダーを操作した時に軽すぎると跳ね返りが起こって右にフェーダーを切った時でも左の音が漏れてしまうという現象が起きます。
つまり、雑音が聞こえてしまうんですね。
フェーダーの軽さを変えれるということは、状況に応じてスクラッチの時は軽くし、ミックスやジャグの時は重くし、という調整ができるのです。
さらにフェーダーを、例えば左に切った時の右の音が出ない無音部分の幅もミリ単位で調整できるのはとくにやばい機能。
これってターンテーブリストからするとその無音部分が超大事。
スクラッチの時に、無音部分が狭いとフェーダーを狭い幅で動かしても音が切れるということ。
逆に無音部分が広いとフェーダーを大きく動かさないと音が出ないし切れないということ。
これはスクラッチの個性に合わせて調整するものだと思います。
このフェーダー、実にやばいです。
そして、俺みたいなアグレッシブというかフィジカル系のテーブリストが一番気になるところなんですが、
それは、フェーダーの耐久力。
フェーダーってクラブDJ,ターンテーブリストにかかわらず一番よく使う部分なんですね。
つまり一番消耗する部分でもあります。
フェーダーが消耗するってどういうことか。
それは、フェーダー本来の機能をしなくなるということであります。
よくあるのが、音漏れ。
音漏れなんかしちゃったら現場でも家でもDJなんかできるわけないすよね。
どれほど使ったら消耗してその状態になるのか。
実はそこはまだ未知数です。
こないだPIONEERのS9を作った技術者という方に現場でお会いするレアな機会があって、耐久力について聞いてみました。
RANE69を上回るようには作ってあると言っておられました。
自分はRANE69のフェーダーは3回も壊している。そのたびに買い換えているんで今後俺みたいなDJが使用してってどのくらいの耐久力なのかは徐々にわかってくるでしょう。
まあ正直永久的に壊れないのが一番いいんですが、おそらくそれは不可能な話。
いつかこのブログで、「最高のフェーダーがついに消耗してしまった」
的書き込みがあるのかな?
でも今んとこ何の問題もなく毎日遊べています。
とにかく壊れないことを期待しています。
他の機能のことなんだけど、長くなったからまだ今度書きます。
PADとかエフェクトとかやばい機能もたくさん紹介したいので。
長々と失礼、それではまた!
izoh
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AWA CM
2016.4.22 19:51:24
音楽配信アプリAWAのCMの音を作らせてもらいました。
まずはみてください。
今回、ANARCHYの過去音源の声を使ってスクラッチでパンチラインをつなげて欲しいと最初から要望がありました。
マイナスから勝ち上がっていくというテーマの希望通りに上手く出来たと思います。
トラックは基本をNAO THE LAIZA先輩に頼み、そこから俺のワードチョイスやスクラッチに合わせて二人でアレンジしていくという作業。
前にDOBERMAN INFINITYの曲のアレンジした時や、スパソニの曲でもやったような、要するにスクラッチ中心で楽曲を構成するというやり方。
こういう作業は自分的にすげえ楽しいですね。
もっとこんな感じのスクラッチ音源を追求していきたいとやるたびに思います。
目指すはC2Cとかだよね。
それにしても、映像がまた素晴らしいですね。
さすがプロの仕事です。
こっちもターンテーブリストのプロとして恥じぬ仕事が見せれたかなと思います。
またこういうのやりたい。
いや、やります。
乞うご期待!
izoh
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スパソニLIVE
2016.4.20 22:42:08
先週末は金曜日夕方にVUENOSにてGOOD VIBES、
土曜日夜にGLADにてTHE STAGE 春の陣
でスパソニLIVEでした。
GOOD VIBESはSWEEPが仕掛けるR&BLIVE中心のイベントでHIPHOPながらいつも出させてもらっています。
今回もスクリーンに手元移してもらって、俺専用特設DJブースにしてもらったりと、本当いつも最高のセッティングでありがたい限りです。
ただ、微妙なミスとグルーブ感の崩れでイマイチのLIVEだったかも。
その上手くいってない感がお客さんにも伝わってしまって、乗せきれず申し訳ない。
俺のPIONEERミキサーの使い慣れないところが悪循環を生んでしまったと個人的に反省してます。
リベンジがすぐ次の夜にできたのはこっちとしては少し幸い。
GLADの方では、やり慣れたセットでLIVEを攻めた。
もちろん家では慣れないミキサーを早く自分の一部にするべくちゃんと練習していった。
こちらのLIVEはいい感じの空気で終わることができました。
DJでもLIVEでも自分の持ってるGROOVE感というのはすごい大事。
それが出ていれば、知らないお客さんでも自然と引き込めることは過去の経験でわかっている。
まだまだ修行だね。
GLADの方では地元の友達なんかも急に遊びにきてくれて、酔っ払いすぎてしまいました。
前にNOBOSEやった時もだけど、GLADだといつも記憶なくすなー。
気をつけなければw
⇧THE STAGEのオーガナイザーNOTTくんはRAP初めてまだ4年くらいとか。
今回イベントがFINALってことでゲストとして呼んでくれて感謝!
これからも頑張ってほしいですね!
以上
izou
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このBLOGについて
スーパーソニックスメンバー、スタッフが書き込み、スタープレイヤーズ社が管理しております。
SUPER SONICS(スーパー・ソニックス)
2012年結成。ソウルフル・ラッパー「TARO SOUL」とワールドフェイマス・ターンテーブリスト「DJ 威蔵」からなるヒップホップ・グループ。09年よりライブ・パートナーとして、革新的な音楽像を模索し続けた二人がグループを結成。作品をクリエイトする。
TARO SOUL
05年の「太郎 & KEN THE 390」としてのインディーズ・デビュー以降、ソウルフルなラップを武器に、数多くの人気メジャー・アーティスト作品に参加。08年にはソロ・アーティストとしてメジャー・デビューを果たした。
DJ 威蔵 (DJ IZOH)
ヒップホップ・スタイルにこだわるターンテーブリスト。世界大会入賞歴多数。2012年世界最大のDJバトルイベント『DMC World Final 2012』で優勝。第28代世界チャンピオンに輝く。
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official twitter
@supersonics2012
TARO SOUL official twitter
@TAROSOUL
DJ IZOH staff twitter
@DJ_IZOH
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