homesupersonics blog20130702
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2012 DMC WINNING SET 解説
2013.7.2 16:35:32
最近、
俺の記事が当たり障りの無いキャッチーなことばっかりで
なんかダサイなと思って、このタイミングでWINNING SETの詳しい解説します。
てことで、もうある程度の人たちは生で見たでしょう。
まだyoutubeやDVDだけの人はまだまだいろんなとこ行くから是非!
ヘイター達も見に来いや!!
まず、最初は
MEEK MILL/Im a boss
この曲はイントロに最適でしょう!
「俺がbossだ」と聴かせ高速ボディトリックでさくっとイントロにした。
ただ、2個目の動画ではSALU/STAND HARDにIm a bossをコスリで乗せてる。
これはもともとDMCでもやるつもりが、6分に収まらなくて省いた部分で結構気に入っている。
そしてCritical pointルーティン!
日本代表で世界を戦うDJとして日本語RAPを使うのはレペゼンする意味で大事。
もちろんSUPER SONICSもレペゼンで。
この曲は主にTAROバースのトラック部分がたくさんEDITされててジャグリングしやすかった。
ノーフェーダーのところは、2011にやったCRANK THATのハイパーノーフェーダーをいじって、「俺のこと覚えてるか?」というフレーズで入った。
「STOP&GO!」のところはBUSTA RHYMESのBreak ya neckのSTOPを魅せ方のアイデアとしてサンプリング。
このルーティンは既になんどもショーケースで使ってた自信作だったし、DMCでも余裕を持ってPLAYできた。
そしてこの後からが俺のNEXT LEVELの部分。
まず、いきなりDRUM&BASSのSMOOTH/CYBER FUNKを使ったルーティン。
この曲は3連のDRUM&BASSだからそもそも普通じゃない。
3連を45回転にして手でビートを止めながら普通にストレートのDRUM&BASSを送りドラミングで作り上げる。
途中から33に落としてビートダウン。これも3連を使ってるからこそスウィングじゃないビートダウンになる。
自分としては斬新と思ってるお気に入りルーティン!
ここからタンテ2台ともトーンを使ったルーティンだが、入り方は俺のひらめき。
自分でも結構クリエイティブだと思ってる。
左右両方ともトーンを使ったのはTONY VEGASやKENTAROもやってたんだけど、
ジャグリングしてるかのような見え方にして新鮮さを出した。
ターンテーブリズム知らない人には是非このピッチコントローラーと回転数切り替えスイッチを使った芸術を見てほしい。
サンプラーでビートを乗せてからは、
思いっきり首振って聴いてほしいところだね。
そして間髪入れずにBONFIREの送りジャグリング。
またビートのピッチを徐々に上げてSKRILLEX/KYOTOのルーティンへ。
KYOTOのシンセを一番綺麗に乗っけられるDRUM& BASSをトラックにチョイスしてのコスリを、DMCの会場で爆音でやった時は凄い気持ちよかった。
俺のルーティンの特徴は高音、つまりメロディをかっこ良く聴かすところにある。
それは2011のDIPSETルーティンや2005のENCOREでも同じだと。
そこは他の世界チャンピオンと比べてみてほしい。
ドラマチックで壮大でかつ哀愁もあるメロディで最後を閉める。
こういうDJ他にはあまりいないはず。
ちなみに最後の8分の1ずらしでスネア連発のあたりはDMCでは失敗してるので2個目の動画が成功パターンです。
BASS MUSIC入ってからここまでの流れは是非1曲として聴いていただきたいですね!
こんなWINNING SETですが、
今まで拒否ってきたBASS MUSICを思いっきり使ったのはなぜか。
CRAZEやKENTAROが10年以上も前からやり始めたDRUM&BASSやハウスを使うスタイル。
いろんなDJ達がそのスタイルをやり出したのを見てて、正直に思ったことがある。
「みんな似てる」 「CRAZEやKENTAROやKIREEKっぽい」
俺はオリジナリティを一番重視するDJ。
誰かっぽいってのはダサイとずーーーっと思ってきた。
俺はそのフォロアーには絶対なるまいとHIPHOPだけ使ってきた。
そういうDJ達を見ながら、「だせえな、俺ならこうするんだけどな」
って思ったりしてた。
その、俺ならこうするっていうところを思い切って出した。
EDITしまくったことも、
最初は凄い葛藤があったけど、
BASS MUSIC使ったとしてもEDITルーティンにしたとしても、誰のフォロワーにもならず俺っぽいルーティンが作れるでしょ、ってひたすら自分に言い聞かせてつくり上げた。
そこがこのWINNING SETの最大のこだわりと特徴。
ここには是非とも気づいてほしいね!
いろんな人が言ってるけど、自分のひらめきを自分が信じなければダメっしょ。
新しいアイデアなんて最初みんな反対してくるのはわかりきったこと。
アーティストはそういうもんだし、ターンテーブリストはターンテーブルアーティストだからそうあるべきと思う。
てことで何度も見に来てね!
最後に、
いまDMCやターンテーブリズムの世界は衰退しているかもしれない。
クラブシーンからあまり必要とされてないかもしれない。
ここからターンテーブリストがバトル以外の現場でどうやって生きて行くかはシーンへの見せ所。
もっと
マニアだけでなくいろんな人にターンテーブリズムを楽しんでもらいたいですね。
長々とありがとうございました!
izoh
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2013.7.20.SAT / Groovin 4th Anniversary @ 千葉STARNITE
2013.7.2 14:40:06
7/20(Sat)
Groovin 4th Anniversary @ STARNITE CHIBA
OPEN: 23:00 DOOR:¥2500/1d
w/f:¥2000/1d ADV:¥1500/1d
SPECIAL GUEST DJ: DJ IZOH (2012 DMC WORLD CHAMPION)
DJ: Ken3, KAZUKI, AKIYOSHI, KOSAKA, YUICHI, KATE
LIVE:TOLAETH, M-TWO-R, U-Ta☆, Baby clown
SCRATCH SHOW : SUUMEN
DANCE : coca, benjanin , Pim
HOST MC:IK
先着でレギュラーDJによる2枚組SPECIAL MIX CDをプレゼント!!
千葉STARNITEで開催される奇数月第三土曜日のご機嫌party、
『Groovin』もおかげさまで4周年を迎えることができました♪
4周年の記念となる今回はSPECIAL GUEST DJにDMC2012 WORLD CHAMPIONの
DJ IZOHを迎え、世界レベルのプレイを体感して頂く正にスペシャルな一夜となる
こと間違いなし!!アニバーサリー恒例のレギュラーDJ達による豪華2枚組の
SPECIAL MIX CD配布ももちろんあり!先着ですので皆様お早めにご来場ください!
Groovin、4歳の誕生日。アットホームなレギュラー陣一同、新旧織り交ぜた
GOOD MUSICとGOOD VIBESでお待ちしております♪
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このBLOGについて
スーパーソニックスメンバー、スタッフが書き込み、スタープレイヤーズ社が管理しております。
SUPER SONICS(スーパー・ソニックス)
2012年結成。ソウルフル・ラッパー「TARO SOUL」とワールドフェイマス・ターンテーブリスト「DJ 威蔵」からなるヒップホップ・グループ。09年よりライブ・パートナーとして、革新的な音楽像を模索し続けた二人がグループを結成。作品をクリエイトする。
TARO SOUL
05年の「太郎 & KEN THE 390」としてのインディーズ・デビュー以降、ソウルフルなラップを武器に、数多くの人気メジャー・アーティスト作品に参加。08年にはソロ・アーティストとしてメジャー・デビューを果たした。
DJ 威蔵 (DJ IZOH)
ヒップホップ・スタイルにこだわるターンテーブリスト。世界大会入賞歴多数。2012年世界最大のDJバトルイベント『DMC World Final 2012』で優勝。第28代世界チャンピオンに輝く。
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official twitter
@supersonics2012
TARO SOUL official twitter
@TAROSOUL
DJ IZOH staff twitter
@DJ_IZOH
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