homesupersonics blog2014063
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“SCRATCH YOUR WORLD”収録曲解説 by TARO SOUL⑩
2014.6.20 12:58:18
ちょっと間が空いてしまいましたが、
引き続き、リリック解説やっていきたいと思います。
今回は、、、
“この瞬間が続きますように”
この曲は、
クラブでのピークタイムを過ぎてから明け方にかけての時間を意識しました。
この曲においての俺は、ラッパーTARO SOULというよりは、
いちクラブ好き、HIPHOPヘッズとしての俺です。
楽し過ぎる時間、
本当に終わって欲しくない瞬間てありますよね。
それをフロア全体で感じるときとか、あると思うんですよ。
爆発的に盛り上がってる一体感ていうよりは、
めっちゃ踊ってる人もいれば、乾杯しまくってる人もいれば、
熱く語ってる人、ナンパしてる人。。。
もう、全然バラバラで、それぞれ勝手に超楽しんでる。
それでも一つのgrooveが流れてる感覚。
そういうのってクラブの醍醐味だと思うんですよね。
で、正直、
他の曲のように、
ラインごとに細かく解説付けるような箇所は全然なくてですね。。。
何せめちゃくちゃストレートなものですから。。。
まあ、せっかくなので、こぼれ話を一つ。
この曲、元々、ラップというよりは、歌寄りのフローのアプローチをしてました。
verse部分もちゃんとメロディーがあってという感じですね。
ですが、レコーディングの時に、一回ブースに入って歌い終えた後、
この曲のプロデューサーALI-KICKがですね、
「たろちゃん、試しにメロディ全部なしで、歌詞そのままでラップにしてみてくれない?」と。
メロディーの付いてた歌詞をそのままラップに直すとどうなるか。
伸ばしたりする部分がなくなるので、ものすごくスカスカになるんですね。
ラップを前提としていない符割りだったから、どうだろうなーと思いつつも、
とりあえずやってみようと言うことで、ラップしてみました。
そうしたらALI-KICKは、
「今の歌い慣れてない感じめっちゃいい。
何回か歌って上手くなってくると今の雰囲気損なわれちゃうから、次のテイクで決めちゃおう。」と。
すごいこと言うなこの人は、と思った次第です。
ちなみにこの曲が一番最後に録った曲で、
それまでの曲は、レコーディング中もSHIMIによる厳しいディレクションで、
何度も歌い直しさせられたりということが基本だったから、
色々と新鮮でした。
曲作り、歌うこと。面白く、やはり奥が深いなーと。
さて、それではじっくり歌詞を読んでみていただけたらと思います。
夕方5時のチャイム まだ鳴らないでくれよな
下らないことで腹抱え笑い転げてる時にふと我に返る
いいとこなんだ今 まだまだ全然遊び足りない
子供の頃と変わりゃしない 時間が半日ずれただけだしな
放課後のドッジボールからバー前のサイファー
なけなしの小遣いで買った駄菓子が
テキーラのグラスに化けただけ
さあ もう一杯いこうぜ マイメン
あの子こっちを見てたかも
ただの気のせい? だとしても
甘酸っぱい勘違いが絶妙なEQ
けど同じgroove 包まれるme & you-hook-
どうかこの瞬間が続きますように
相も変わらずバカばっかり
これに関しちゃ全く進歩なし
どうかこの瞬間が続きますように
このメンツこのやり方
この曲でロックし続けるのさ週末になれば会えるどうせ
けどいつの間にか疎遠になってたfriends
久々の再会 肩たたき合って
スピーカーからタイムラグ吹っ飛ぶ anthem
何かを忘れたくてここに
何もすることなくてここに
毎晩人それぞれのストーリー
祝福しよう新たなmorning
ブースに齧りつき曲を知った
酒と涙の味を知った
友が増える喜びを知った
いまだにあいつの名字も知らない
重たい扉開けたときから
音の洪水 溺れたまま
泳ぎ着く岸は 見えなくてもいいぜ
まだまだロックしてくれよDJTARO SOUL
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DMC
2014.6.19 14:53:25
の季節です。
普段からDJのことしか考えてない俺ですがこの時期は、さらにDJ、特にターンテーブリズムのこと中心の頭になってきています。
今年も既にDMC地方予選はじまってるのでちょっとターンテーブリズムの話。
なんか最近はパーティーロックのDJコンテストが増えてて若いDJたちもそこを目指したいという人ばかりになってきているが、
やはりDJバトルの元祖はDMCでしょ。
今はターンテーブリズムというジャンルに分けられてしまってるが、本当のバトルはDMCだと思ってる。
俺が今も昔も変わらずターンテーブリストとして現場でいろんなプレイをしてるのは、この文化をいろんな人に知ってもらいたいから。
スパソニLIVEだろうが、ディスコのようなパーティーだろうが、HIPHOPイベントだろうが、BASSMUSICイベントだろうが全部同じスタンスであり、どんな現場でもDJというよりはターンテーブリストとしてプレイしてるつもり。
ターンテーブリズムを絶やさないために不可欠なのがまさにDMCなんだから、是非DMCを見に来て応援してください。
とりあえず久々なんでヤバいターンテーブリストたちの動画を載せておきます。
いきなりですが俺↑
なかなか無いロングプレ動画なんでみといてくれ。
https://youtu.be/_cv88Y9OPgI
日本最高峰のスクラッチャー対決↑
KEN ONEさんは有名だけど、LUNCHくんという人もスーパーヤバいスクラッチャーです。
またレアな動画上げてる人いたよ↑
二人目のJAY SLIMというDJが良いね。
https://youtu.be/duaqaWjWQTs
特に説明いらんでしょ↑
今年もENJOY DMC!!
威蔵
-
2014.6.17 14:53:45
ケンザツーマン、無事に終えてきました。
東京では初となった1時間LIVEを見に来てくれた人達、ありがとうございます。
さらに、俺のMIXCDまで買ってってくれたお客さんもいたみたいで、
嬉しい限り!
MIXCDって要するにDJプレイが入ってる音源なんで知らない方はこれがDJなんだ!と理解してもらえたら幸いです。
アルバム発売からここまでいろんなLIVEをこなし、曲もそのまま披露から少しづつ魅せ方を改良させようやくここまで持って来たという感じ。
まだまだ新しいやり方があると思うし、俺の理想の1mc&1djライブとなるまでまだちょっと遠いので今後の進化を期待しててほしいですね。
ここからがおそらく、俺のDJのスキルの見せ所かなと思います。
とりあえず、今回のLIVEでの飛び道具は、ONE MICルーティン×うまくなりてえの組み合わせだった。
スパソニの特徴であるストイックな部分を強調したセクションを作ってみました。
ああいう直球なHIPHOPの良さもわかってくれたら嬉しいですね!
最近のいろいろな写真も少し載せておきます。
with DJ REN(Thre3Style japan CHAMP) & DJ TARO!
13日の金曜日の俺。akaホラー好き。
INTER FMでの収録にて。
さて、World CupシーズンからのDMCシーズンなんで毎日楽しみですね。
ごきげんよう!
威蔵
profile
このBLOGについて
スーパーソニックスメンバー、スタッフが書き込み、スタープレイヤーズ社が管理しております。
SUPER SONICS(スーパー・ソニックス)
2012年結成。ソウルフル・ラッパー「TARO SOUL」とワールドフェイマス・ターンテーブリスト「DJ 威蔵」からなるヒップホップ・グループ。09年よりライブ・パートナーとして、革新的な音楽像を模索し続けた二人がグループを結成。作品をクリエイトする。
TARO SOUL
05年の「太郎 & KEN THE 390」としてのインディーズ・デビュー以降、ソウルフルなラップを武器に、数多くの人気メジャー・アーティスト作品に参加。08年にはソロ・アーティストとしてメジャー・デビューを果たした。
DJ 威蔵 (DJ IZOH)
ヒップホップ・スタイルにこだわるターンテーブリスト。世界大会入賞歴多数。2012年世界最大のDJバトルイベント『DMC World Final 2012』で優勝。第28代世界チャンピオンに輝く。
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official twitter
@supersonics2012
TARO SOUL official twitter
@TAROSOUL
DJ IZOH staff twitter
@DJ_IZOH
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