homesupersonics blogdjizoh102
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威蔵的解説其の八
2012.5.12 15:20:01
Vol. 1の解説行きます。
俺の方はもうそろそろ終盤です。
MIX終盤の俺のプレイはかなり手数MAXですね。
その終盤ラスト3曲の一個目。
38. It Takes Two (beat jack) / SUPER SONICS
これはオールドスクールクラシック中のクラシック。
このボロいジャケとラベルとマーキング。
このレコードは俺が初めて2枚買った80sHIPHOP。
日本もUSもHIPHOPDJの先輩たちはみんなこの曲で2枚使いやスクラッチをしてきました。
ターンテーブリスト達ももちろんルーティンにした人は多いですね。
2010のBlu、コスリネタでNETIK、AV8のパーティートラックスで諭吉等。。
俺もさんざん2枚使いの練習したため場所によっては溝がすり減ってます。
てことで自分もジャグリングしてみました。
その前にTAROがBeatjackしていますが、俺はあえて元のラップでやってみた。
それはそれで面白いんじゃないかとね。
このジャグルではスローダウン(ブレイクダウン)という技術を使ってます。
その名の通り曲が遅くなるように手でレコードを止めたりしながらのジャグルで、
DMCなどでも古くから使われてる、言わば技術的にもオールドスクールな崩し。90年代まではこの技が定番でした。USではクラブDJでも出来る人が多いです。
スローダウンとはまさに過去のレジェンドDJ達が生んだ2枚使い特有のグルーブ。
これを聴いて首振れるようになったら、
それはターンテーブリズムの楽しさの神髄を理解してきたと言えるでしょう!
このDUMMY先生を見てみて↓
エンターテイナーでしょ!
威蔵
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NEW MIX
2012.5.9 22:06:01
昨夜からアップロードされとります、
SUPERSONICS THE MIXTAPE Vol.2
の試聴版FREE DLしていただいた方ありがとうございます!
まだしてない方は是非とも聴いてみてくだされ!
firestoragesoundcloud新曲YOUTUBE
前作からまだ時間があまり経ってないですが、今回もいろいろと満載にしとります。音楽などの作品というのは、1作目と2作目では2作目の方が評価がさがることが少なくないですね。実際おれの過去のMIXCDシリーズでもそうだった。絶対にそう言われないよう俺らは今回のvol. 2を仕上げたつもり。同じ位だと思われれば、それは前の方が良い評価ということに結果なります。いろんな意味で変化を加えた今回のFullも是非聴いてみてほしいですね。最後に、これは俺の一個人のDJとして、今回の作品つくる上で時間との闘いでもあったけど、クラブDJが今まで曲のチェックやMIX作りや現場の練習に費やして来た時間の半分以上を俺らターンテーブリストはスクラッチとジャグリング等の練習とROUTINE作りに費やして来てる。バトルに出るならほぼそれだけの時期も絶対あったはず。そう考えると、ターンテーブリストとクラブDJの両立で成功したいなら、他のDJ達の何倍も練習しなきゃならない。やることが増えてるんだし、1日24時間じゃ全然足らないし1年365日でも足らないわ。競争相手も倍くらい増えるし。
俺が理想とする両立で成功してるDJなんて未だ見たことないし自分もまだまだなんだけど、そこ目指してDJやっていく覚悟であります。以上、威蔵 -
Beatjuggling研究室
2012.5.7 22:37:10
今日は超絶激烈マニアックなこと書くので閲覧注意でお願いしますww
こないだのUSTみてくださった方、ありがとうございます!
大阪からDJFUMMYが来るということで配信しましたが、
気付いたらこのメンツ。
DJYOSUKE, DJKATO-P, DJANONIMOUS, DJ松永
に加え、急遽参戦のDJ諭吉まで登場。
かなりハイレベルなターンテーブルストリームとなりました。
とりあえずこの二人を振り返ってみる。
YOSUKEとFUMMY。
YOSUKEは昨年DMCシングルで4位、そしてFUMMYは3位。
点数は僅差だったそうな。
二人とも関東、関西を代表するのジャグリングの達人であるが、あきらかにスタイルが違う。
FUMMYのジャグリングは(玄人から見て)どういう崩しでどんな技なのかがわかり易い。
YOSUKEの方は一回目ではどういう崩しなのか俺らでもわからない程、とてもマニアックな崩し方が多い。
だが両者ともグルーブはとてもかっこ良い。
映像で見てみましょ
研究者的観点から言って、この2人の違いが実に面白いね。
これはまさに関東のDJと関西のDJの違いと言えるなと思った。
関東のジャグラーの方がマニアック思考が強い人が多いと言える。
FUMMYの方は本当にわかり易い崩し。ある程度のレベルの人なら誰でも出来るスキルで
メイクミュージック。だが現場で最も重要な人に伝える能力が年齢のわりに超高いね。
それはつまり構成力が高いとも言えます。
ターンテーブリズムとパーティーロックという、 相反する二つを融合できる数少ない若手だ。
YOSUKEの崩しは、なんかもうジャグルマニアとしては鳥肌もんの展開。
これでもかというほどの量、ビートパターンを聴かせてくる。パターンの数で言えば世界でもトップクラスでしょう。ブレンドやノーフェーダー送りなど、まさにビートジャグリング職人だね。
曲、というかレコードの選び方も違いが出ている。
FUMMYは曲で選び、YOSUKEは打ち込みで選ぶと言ったところ。
かっこ良いあるいは有名な曲を選ぶのか、凄い崩しが出来そうな曲を選ぶのかっていう違い。
正直どっちも大事。
かっこ良い曲でなおかつ良いルーティンに出来そうな曲を選ぶ。
それが、ルーティン作りでも選曲が大事って言われる理由だね。
俺はこの二人が日本のターンテーブリズムの次世代の中心と思ふ。
諭吉とかはけっこうベテランの域に来てるので次世代とは思わないが。
こう見てみると最近の世界のタンテブリストはほんとエンターテインメントも出来てなければ 、崩しも選曲も単調だな。
ドイツやフランスとかいろいろ言われるけど、俺的には日本のジャグリング技術が圧倒的に優れてるし聴いてて心地よいわ!
スクラッチはEUROはマジキチガイだけどね。。
長くなりそうなのでこのへんで。
次は地元越谷のジャグルマスター、DJ諭吉のジャグリングをまた近日研究してみよう。
twitterで告知されましたが、
明日は試聴FREE Downlordよろしくです!
20時からね。
とりあえず不眠はもう解消されてるぜ。
威蔵
profile
このBLOGについて
スーパーソニックスメンバー、スタッフが書き込み、スタープレイヤーズ社が管理しております。
SUPER SONICS(スーパー・ソニックス)
2012年結成。ソウルフル・ラッパー「TARO SOUL」とワールドフェイマス・ターンテーブリスト「DJ 威蔵」からなるヒップホップ・グループ。09年よりライブ・パートナーとして、革新的な音楽像を模索し続けた二人がグループを結成。作品をクリエイトする。
TARO SOUL
05年の「太郎 & KEN THE 390」としてのインディーズ・デビュー以降、ソウルフルなラップを武器に、数多くの人気メジャー・アーティスト作品に参加。08年にはソロ・アーティストとしてメジャー・デビューを果たした。
DJ 威蔵 (DJ IZOH)
ヒップホップ・スタイルにこだわるターンテーブリスト。世界大会入賞歴多数。2012年世界最大のDJバトルイベント『DMC World Final 2012』で優勝。第28代世界チャンピオンに輝く。
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official twitter
@supersonics2012
TARO SOUL official twitter
@TAROSOUL
DJ IZOH staff twitter
@DJ_IZOH
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