homesupersonics blog20120322post
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威蔵的解説其の二
2012.3.22 16:55:58
神奈川祭
出演者主催者にお客さんにお疲れさまでした。
CDの方買ってくれた方も予想より多く、
ありがたい限りす。
前にmixの俺的解説で、ジャグリングの解説はあえて細かくしなかったので、
今回は少しだけそのマニアックさを文にしてみます。
ジャグリングを音楽として理解し楽しんでもらえた上での話で
少し掘り下げてみます。
3曲目のI Really mean itのジャグリング。
これは8分の1拍ずらしという高難易度技術を使ってます。
DJなら分かるでしょう、半拍ずらし。
それをもっともっと細かく、8分の1まで狭めたずらしをバース入る直前でやってる。
この技術は人間の出来る限界の技である。
きっとDJを少しでも理解してる方なら音聴いても生で見ても笑っちゃうはず。
考えついた時、自分でやってみて笑っちゃった!
「こいつホントバカだ!」みたいな感じで笑ってやってください。
ただこのジャグル、家やリハなどのシラフでは高確率で成功するんだけど、
酒も入った本番での成功率は40パーセントくらいです。
成功するかしないかっていう俺ん中のゲームなんですよ。
次に7曲目の Luchini (A.K.A. This Is It) / Camp Lo
これはジャグリングしやすいドラムだった。
ジャグリングしやすいドラムってどういうことかっていうと、
まずウェット(柔らかい)なドラムがやりにくく、乾いた(固い)ドラムがやりやすい。
解りにくいと思うんで例えると、
最近のメインストリームHIPHOPのドラムはやりにくく、DUBSTEPやDRUM&BASSはやりやすい。ってこと。HIPHOPのターンテーブリスト的には今は厳しい時代でしょ。
でもこのLuchiniは90年代の曲で、その時代はまだみんな固かった。
そんな良い曲(ドラム)を途中から倍速にする崩しは、聴いてて気持ちよかったんじゃないですか?俺はやってて気持ち良いですね。
まあ解りにくかったと思うんで、
どっかで生で見に来てください!
んじゃ、日曜日は超ライブで待ってますわ。
DJ威蔵
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このBLOGについて
スーパーソニックスメンバー、スタッフが書き込み、スタープレイヤーズ社が管理しております。
SUPER SONICS(スーパー・ソニックス)
2012年結成。ソウルフル・ラッパー「TARO SOUL」とワールドフェイマス・ターンテーブリスト「DJ 威蔵」からなるヒップホップ・グループ。09年よりライブ・パートナーとして、革新的な音楽像を模索し続けた二人がグループを結成。作品をクリエイトする。
TARO SOUL
05年の「太郎 & KEN THE 390」としてのインディーズ・デビュー以降、ソウルフルなラップを武器に、数多くの人気メジャー・アーティスト作品に参加。08年にはソロ・アーティストとしてメジャー・デビューを果たした。
DJ 威蔵 (DJ IZOH)
ヒップホップ・スタイルにこだわるターンテーブリスト。世界大会入賞歴多数。2012年世界最大のDJバトルイベント『DMC World Final 2012』で優勝。第28代世界チャンピオンに輝く。
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