homerhymester blogmaboroshi56
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スランプとのつきあいかた
2007.7.4 06:03:00
(ここ10年ほどの歌詞の詰まったノート達)
(「Hardcore Hip Hop Star pt.2」下書きの部分)
先週末から、ちょっとスタジオからは遠のいております。
その間にやってたことと言えば、
そろそろアルバムの全体像を捉えなおすこと、
(たとえば、「なんかアッパーチューン足んねえかなー」とか
「バランスどうかなー」そういうことね)
それから、今週末の『湘南音祭り』にむけたリハなど。
3連休ももらったのに、歌詞あんま進まなかったなー(トホホ)。
せくしーも音楽の神が降りてこなかったらしい。
こりゃ7月はタイヘンな事になりそうだ。
なので、前に言ってた「スランプ」の話でもしようかな。
スランプと言えば、6月前半に相当悩まされましたな。
ちょうどブログとかサボりまくってる辺り。
三日三晩悩み抜いて、ノート真っ白みたいな。
なんか何もしていなかった気になってくるのだ。
オレみたいな自宅が仕事場をかねているタイプの職業のばやい、
煮詰まろうと思えば延々煮詰まってられるんだよね。
で、大切なのは「気分転換」だと思うんだけど、
みんなそこらへんどうしてるのかな?
作業効率のいい人って気分転換うまいよね。
ちなみにせくしーは行く宛てもなく、好きな音楽を聴きながら
ドライブに行くらしいけど…(なんかかっけー)。
で、おれのばやい結論から言うと、
「自ら徹底的に煮詰まりにいく!」
これしかないみたいです。
作詞作曲モード中はなにをしていても
曲のことが頭から離れず、結局抜け殻状態。
ヒドいときには「バース(平うた)」と「フック(サビ)」の夢を
一晩のうちに別々に見るなんてこともありました(泣)。
かわいそうなおれ。
なので、「オレの才能ももう枯渇したか…」ってところまで
ひたすらハマり続けます。
マゾなのかなあ。
でもその先に何か見えてきた時、
宿便が出たかのような快感(なったことないけど)
が待っているのだった!
宿便で思い出したけど、
トイレに立ったときになにか浮かぶことも多いので
歌詞書いてる時やたらトイレ行くなぁ。
気付くとなんも出ないのにパンツおろして
便座に座ってる時あるもんね。
「ヒネリ出そう」という意識の現れか?
あとは客演ものの歌詞を書いてみたり…
…って結局作詞かい!
こりゃダメだな。参考になんねーわ。
まあ、正直そんなに深刻な症状に陥ったことないんですけど。
だっておれやっぱうた作んの大好きだもんねー。
大丈夫、みんなもがんばってね(無責任)。
今日はオフ(という名の自宅作業日)、明日は久々のスタジオ。
せくしーのベースが修理から戻ってきたので
その録音の様子は明後日ころアップする予定。
じゃあの。 -
2007/6/28(木)
2007.6.30 00:05:00
『超ジェラ』c/w『Hip Hop Star pt.2』
発売されましたなー!
感無量。
みなさん満足いただけたでしょうか。
オレとせくしーは大満足、
入魂、渾身の2曲だからね!
くぅ〜、やっぱカッケー!オレら天才!
夏のライブやフェスに向けて
みなさん練習してきて頂けると
とても助かります。
さあ、アルバムに向けレコーディングレコーディング。
とはいいつつも、
最近の日記見てるとなんか全然進んでる感じしませんね。
こりゃまずいぞ。ペースを上げるのだ。
この日は次のシングル候補曲(?まだわからん)のピアノ録り。
内容はまだ詳しく言えませんが、ガラにもなく胸キュン曲です。
あ、ちがうかもしれません。
マボロシにしてはってとこか。
わかんないけどまたまたモノスゴいモノが産まれようとしています。
写真はマボロシバンドのキーボード、YOSHIくん。
岡山出身、バークレー音楽大を経ていろいろあって、
『KAT-TUN』とかにも楽曲提供しているというのに、
マボロシもサポートしているとってもへんなひと。
オレに言わせると、
「テクニック」と「センス」、プラス「ちょっとした狂気」が
同居している希有な人だ。
この日も、
「あのー、ヨシくん、もうちょっと不器用に弾いてくんないかなあ」
みたいな無茶なリクエストにも見事に応えてくれました。
あんたはえらい。
おかげで楽曲の胸キュン度50%アップ!
せくしーも喜んでいた。
音楽業界の皆様、お仕事お待ちしております。
http://www.g-ape.com/artist/yoshi.html
その後TOKYO FM『ラジアンリミテッド』に流れて、
山田くんとくだらないひとときを。
『マボ』いっぱいかけてくれた。ありがと。
そして駐車場に向かうと、
せくしーの愛車がまたちっちゃくなっていた。 -
2007/6/25(月)曇り
2007.6.27 04:02:00
「FUNKY大百科」も無事終了、スタジオに帰ってきた。
Back to work、遅れを取り戻さねば。
この日はENDLICHERI☆ENDLICHERIのライブで竹内くんお休み。
細々としたエディット作業と、
童子-T兄さんのためのトラックプログラミングなどを一人で黙々と。
その時(23:00頃)、
「ちぇい〜!今からそっち行くからさ〜!!」
泥酔した男達が平和なスタジオに乱入してきたのだった。
ジブラとDJ-HASEBE、プラス数名、
もっとも待っていなかった男達だ。
スフィアは生ガキにあたったらしくどこかに吐きに行った。
う、うるさい…。
かれこれ数時間飲んでいたらしく、
テンションに全くついて行けない。
なにやらこれからクラブに流れるらしく、
時間つぶしのためにオレのスタジオを利用しているようだ。
「トラック聴かしてくんね〜!」
「バッチリバッチリ〜!」
「もう出来てんじゃ〜ん!」
「もう今日は仕事になんないよ〜!Dも行こうよ〜!」
か、帰ってほしい…。
お互いのパンツを見せ合うジブとハセベ。
頼む、オレのスタジオでギャランドゥを出さないでくれ!
「とりあえず仮ウタ録らしてくんね〜!」
ヒトのトラック(for 童子兄さん)の上で
延々フリースタイルを始めるジブ。
悪夢だ。
「My man, Mummy-D! オマエもぶちかませ!」
ぶちかまさねーよ!!
あー、早く帰ってくんないかなぁ(泣)。
明けてAM1:00頃、
親愛なるマイメン達はやっと池袋『BED』に流れてくれた。
残されたビール缶とツマミ達。
完全にレイプされた気分だ。
はぁ…。
そのビールをヤケ気味にあおりながら残りの作業をこなす。
終了時間AM5:30。
つ、疲れた…。
その約12時間後、
『音知連』収録のためスペシャでジブと再会を果たす。
「ちぇいちぇい〜!」
まだ酔っているようだ。
がっくし。
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このBLOGについて
【管理:スタープレイヤーズ】ライムスターメンバー、スタッフが書き込みます。
2018年10月に旧ライムスターブログ、11月にマボロシブログ『マボロシ 坂間大介 Rec日記』を統合し、全ての時代のライムスターブログがここに集まりました。
RHYMESTER(ライムスター)
1989年結成。宇多丸(ラッパー)、Mummy-D(ラッパー/プロデューサー/またグループのトータルディレクションを担う *作編曲家としての名義はMr. Drunk)、DJ JIN(DJ/プロデューサー)からなるヒップホップ・グループ。自他共に認める「キング・オブ・ステージ」。フィジカルとエモーションに訴えかけるパフォーマンスと、当意即妙なトークによって繰り広げられるライブに定評がある。1980年代後半、まだヒップホップが広く一般に認知されるはるか前より「日本語でラップをすること」の可能性と方法論を模索。並行して精力的なライブ活動を展開することによってジャパニーズヒップホップシーンを開拓/牽引してきた。近年はグループとしての活動に加え、各メンバーがラジオパーソナリティーや役者など活躍の場を拡大。結成30周年を迎えた2019年にはアニバーサリー企画としてグループ史上最大規模の47都道府県48公演に及ぶ全国ツアーを敢行、成功へと導いた。
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