homerhymester blog
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KOS#15@松本Alecx
2024.3.9 03:59:09
長野
松本
あずさ
新宿発
ということでこの日のモーニングは
小田急沿線民にはお馴染みの
『箱根そば』(通称ハコそば)の本店
『箱根そば本陣』にてかき揚げそばを。
生そばを使用した
一般のハコそばよりちょっとリッチな味わいが魅力で
朝から通勤前の「違いのわかる」
おじさんたち(オレ含む)でいっぱいなのであった
いざ、出陣じゃ。法螺貝を吹けええええ!!!
2023/11/26(日)の話でございます。
ちょっとした手違いで
限りなく各駅停車に近い便に乗ってしまった
ハイパヨ別働隊含む我らライムス軍本隊
松本に到着するまでなんと3時間半掛かりました
あれー?いつももうちょっと
近かった気がするんだけどなあ…
それでも松本駅に降り立つと
標高差からか特有の澄んだ空気が。。。
(かつ若干のニンニク臭が…後述)
ま、新宿から来たら
どこでも爽やかに感じますかね?(笑)
『Alecx』は今回のツアー全会場中
最も駅近と言っても過言ではない立地のため
(厳密に言うと高松『Monster』が最も駅近か)
ハイパヨ隊も本隊も大名行列よろしく
てくてく歩いて会場に向かいました。
会場が近づくと、徐々に蘇るあのコロナ前、
47都道府県ツアーの思ひ出。。。
過ぎ去った月日を思うと
またこの地をSOLD OUTで訪問出来てること
甲信のファンの皆様に
改めて感謝せざるを得ませぬ(涙)。
会場前で入り待ちしてくれてた
カワイイカワイイ信州ちびっこファンのお二人
お姉ちゃんと妹ちゃんかな?
なんでも僕らのHMVのポスターを意識して
コーディネイトして来てくれたんだそうな
↓
いやー、なんてカワイイのだ!
(おじさんたちじゃなくて上のちびちゃんたちねw)
今度みんなでデニム着て記念写真撮りたいくらい!
本当にありがとね!
おじさんたちまだまだ頑張るから
年頃になってもまたLIVE遊びに来てねー!
ライブ会場日帰りの地は特に
スタッフが色々考えてその土地土地の名物など
用意してくれます
じゃないとどこでライブしたか
旅情もクソもないもんね
これはニューカマーのスタッフ
ショウゴがいっぱい下調べして用意してくれた
「山賊焼き」と呼ばれる松本のグルメ
そうかあこれだな
松本駅改札で高原のそよ風の向こうに感じた
強烈なニンニク臭は!!!w
なもんでオレはライブ前は食べれんで
(ブレスのたびにぶり返すw)
今回はスルーしてしまったが
みんな美味しい美味しいと食べていた
写真で見ても迫力すごいね
草鞋(わらじ)のようですw
打って変わってさっぱりな
こちら若増伊平寿司さんのそば寿司と笹寿司ちゃんです
こちら安定のカワイさの
ちゃんちゃらさんとユカリンさんです。
カメラを向けるといつもとびきりの笑顔を返してくれます
楽屋にこんなんいると和みます
LIVE前はいつも無言おじさんしかいないもので…
すげえぞ松本!
開始早々ちょっとキャパに不釣り合いなくらいの
割れんばかりの大歓声
宇多さんの第一声「うるさい」だったからね(笑)
コロナを越えて4年ぶりに帰ってきた松本
信濃っ子たちから口々に
「おかえりー!」の声で迎えられました。
前もこんなんだったかなあ?
一曲目からちょっと危険な温度湿度に会場なってしまい
オレは何気に焦っていたんだけど
この後エアコン全開でなんとかなりました
アルバム『Open The Window』に関して
「名盤!」とか
「ラップアルバムの『Abby Road』!」
なんていうありがたきお褒めの言葉も頂いて
アツくも和やかな雰囲気で
ショウはスタートいたしました。
ファーストブロック、セカンドブロック終え
その頃直後であったと思われる
岡村ちゃん、ユーミンさんとの会食の話なんかもしつつ
例の旧曲コーナーへ。
『秋の三種盛り』
もうバラしちゃっていいか
一品目『ナイスミドル』
二品目『POP LIFE』
三品目『グラキャビ』
この三種詰め合わせでございました。
やっぱ秋ということでセンチメンタリズム
叙情あふれる選曲だったのだなあと
今更ながら。
この日で秋の選曲はラストで
翌週の大阪公演から冬の三種になったのでした。
リピーターの方々も
毎度新鮮に見ていただければいいなあと
趣向を凝らしておるのだった。
後半アタマのJINさんトークコーナーは
速報!「長野の風がびゅうびゅう吹いている!」
と題して、長野に移住した音楽仲間の話を。
これが、信じられないのだが
歴代JINさんコーナーでおそらく一番ってくらい
…おもしろかった。
圧巻だったのが、移住組を三人ほど紹介したのち
J「そんな長野の仲間から今回コメントを寄せてもらいました」
D「何でだよ!なんで寄せてもらうんだよ!おかしいだろ!」
客「わはははは!!!(爆笑)」
小県に移住のJazzy Sport主宰、
Masaya Fantasistaさんには
Q「長野のいいところ教えてください」
A「まずはスーパー『ツルヤ』ですかね」
ケンミン「おおおおお!!!(大盛り上がり)」
富士見に移住のレコーディングエンジニア、
塚田耕司さんには
Q「長野について教えてください」
A「諏訪大社エリアと善光寺エリアの対抗意識がヤバい」
ケンミン「ああー…(あるある的な)」
これちょっとD的に捕捉すると
要するに「松本 vs 長野」の構図
明治期の廃藩置県後、信濃の国は
筑摩(松本)県と長野県に分裂したことがあり
どちらも大っきな街なだけに
対抗意識バチバチなのであった
お客様方も黙ってられなくなったか
めっちゃステージ上に何か訴えてくる
「松本が…!」
「長野が…!」
知らんわ!笑
そんなこんなでお客様方もステージ上も
いやあ、笑った笑った!
最後は
J「そんな感じで信州の風びゅうびゅう吹いてますんで
最後まで楽しんでくだっさいぃぁりがとおぉぉぉ!!」
みたいな感じで声が大きくなっていって終わった。
割れんばかりの大歓声であった。
ハイパヨちゃんたちはここ、信州でも
バッチリ受け容れられているのであった。
彼女らによると
長野は初めてではないということだったが
松本は初めて、つまり
唯一行ったことあるのは因縁の長野市ということで
少々言いずらそうにしておった(笑)
気にし過ぎ気にし過ぎ!
ユカリンはおばあちゃまが佐久の出身だかで
ここでも長野の風がびゅうびゅう吹いていた。
ハイパヨちゃんたちは
ライムス唯一の「弟子」であるとの宇多さんのMC
天国のPちゃんは聞いてくれてたであろうか
武道館公演を終えた今現在(2024/3/8)
もうこのセットはやらないと思うのでネタバレ
ハイパヨちゃんたちとのセッションは
こんなリストでした
1. 『なめんなよ1989』
2.『Wannabe RHYMESTER (remix)』
3.『B-BOYイズム w/hy4_4yh』
コール&レスポンスは
宇「信州!」
客「信州!」
宇「ナンバーワン!」
客「ナンバーワン!」
早速先ほどの教訓が生かされているのであった(笑)
しっかしキャパに対して恐ろしいほどの
歓声のdB(デシベル=音量)。
これが今回の松本公演の全てを物語っている感じ。
その後三人に戻って
『Open The Window』前のちょっと真面目なMCへ。
元々ロシアによるウクライナ侵攻に
ショックを受け作った曲ではあるけど
さらにハマスによるイスラエルへのテロ
イスラエルによるパレスチナ、ガザへの報復
世界はさらに分断の方向に進んでいる気がして
MCするのもとても難しいです
でも宇多さんが真摯に僕らなりの
楽曲に込めた思いを伝えようとしてくれています。
さっきまでツアーいちくだらない話してた
信濃松本の決して大きくはないライブハウスだけど
なだけに
みんなにそれが
十分過ぎるほど届いたと思う。
STOP THE WAR! NO MORE WAR!
打って変わって『Forever Young』
ANIくんverseのわたくしめによるモノマネは
同録聴いて自分でも笑ってしまうくらい
完成度が高くなって来ていますw。
ハッピーなムードに包まれた
会場のイキフンを感じます。
いやあ、ステキな公演だったんだろうなあ。。。
(↑オマエがやってる)
この後アンコール、物販の話10分弱
終始爆笑だったから良かったものの相変わらず
話長い。
まあ、みんなそれも楽しみで来てくれてたらいいな。
でも数ヶ月ぶりに同録聴き直しても
この日の熱気と会場にあふれる幸せなヴァイブスは
ちょっと他では味わえないものだったんじゃないかなあ
とも思うくらいです。
アンコール選曲
En 1『And You Don’t Stop』
En 2『ラストヴァース』
今回のツアーどこでもやってない『ラストヴァース』
ここ信州でやれたのは必然だったかなあと思う。
みんなありがとねー!
信濃の風
びゅうびゅう吹いてました
今回のツアー
自分にとっても忘れられない一夜になりました。
帰りの電車の時間が近づいていたため
出待ち対応はできないと言うことで
ステージよりDカメです
長野のみんなありがとねー!
近県のみんなも首都圏のみんなも!
終演後そそくさとお片付け
おそらく日本唯一の
青黒市松模様のフロアともしばしのお別れ
また早めに帰って来たいなあ
そんな機材車組はグラキャビならぬハイエースで帰京
途中で何か美味しいものでも食べってて欲しいのだが
眠くなってしまうので基本食べないんだそうな
ご苦労様でした&いつもありがとう
道中気をつけてなー!
演者サイドはそのまま歩いて松本駅へ
今回は余裕なくて松本城とか
行ってる暇なかったんだけど
ま、松本城は前に行ったしいいとして
今回は国宝の旧開智学校校舎ってのを
見に行きたかったんだけど
そもそも耐震工事のため休館中であった
だからと言うわけでもないんだけども
これは松本駅で見つけた
なんともクラシカルな佇まいなのだが
実は戦後(昭和23年)に掲げられた旧松本駅表札
明治期かと思ったわー。
そんな僕らは慌てて『あずさ』に飛び乗って東京へ…
と思ってたらとんでもない!
なんと『しなの』で長野へ向かったのであった!
え?
真逆じゃん!!!
しかしスタッフ曰く、その方が終電が遅いとのこと
そ、そうか…そうなのね???
なんかとっても見晴らしがいい席に乗ったけど
夜なんで何も見晴らせず笑
安曇野や川中島
見晴らしたかったわー涙
そんでそんで
長野に着いたじょー。
ここにも旧駅の揮毫が。。。
僕らこれだけ全国津々浦々回ってて
実は県庁所在地長野県長野市で
一度もライブしたことないの!
ってか長野の長野に降り立ったことすらない
実質これが初めての
Nagano Of Naganoなのでした。
しかし残酷にも上り長野新幹線の
発車のベルは鳴り響くのであった。。。
おかえり弁当としてスタッフが用意してくれた
これがあんまし期待していなかったのだが
激ウマであった!!!
『峠の釜めし』に匹敵するくらい
美味しかったです。。。
もしかしたら
この手の素朴な味に舌が合ってきた
要するに歳をとっただけかも知んないすけど。。。w
そんなこんなでウチにつきました
素朴な味といえば
どなたか昔ブログで紹介したのを覚えてくれていたのか
お土産におやきを持たせてくれた方あり
ここのやつ美味しいんだよね!
遠かったろうに並んだろうに
そんな気ー使ってくれなくていいのに
ありがとうございました涙
全国各地でいろいろもらっちゃうのだが
ほんとお客様方、お土産持ってってもらいたいのは
こっちなんですから
誠に恐縮です。
というわけで
日帰りだったけど食が充実
ライブ大盛り上がりで
おなかいっぱいの松本公演であった。
(D)
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KOS@Blue Note TOKYO 2023
2024.2.20 23:54:48
2023年11月11日(土)と12日(日)のおはなし。
あえて去年のポストと同じ趣向で始める。
色んな意味でBlue Note公演これからも
毎年恒例にしていきたいからね!
さて、いつも以上に余所行きな装いの我ら
この写真だけでも十分にカッコいいのだが
これをHIP HOP戦場カメラマン、
Cherry Chill Will.(ジュンくん)が撮ると
今回もこんなんなるのであった
か、かっこええ…(同じライティングで撮ってます!)
相当下駄履かせてもらってるのがお分かりかと思う。
ジュンくんいつもかっこいい写真をありがとう
そんではだいぶ時間経っちゃいましたがざっくりと
あの楽しかった2023年のBlue Note TOKYO公演を
振り返ってみたいと思う。
セットリストはこんな感じでございました。
M1. 午前零時 (intro)
M2. Once Again
M3. Future Is Born
– MC –
M4. ライムスターイズインザハウス (Roy Ayers ver.)
M5. ちょうどいい
– MC –
M6. We Love Hip Hop (“Saturdays” ver.)
M7. Pop Life
– MC –
M8. The Choice Is Yours(1公演目)
or
待ってろ今から本気出す(2公演目)
M9. ゆめのしま
– MC –
M10. サイレント・ナイト
(Encore)
M11. B-Boyイズム (“Super Strut” ver.)
わりと去年のセトリに近いっつーか
それに『MTV Unplugged』感を加味した感じっすよね
アルバム『Open The Window』ツアー中なんで
選曲被らないよう
敢えてそこら辺外して作ったセトリでしたが
皆様楽しんでいただけたでしょうか
リハは10月に2回、公演前日の計3回だけだったけど
それでも持て余しちゃうくらい
メンバーみんなきっちり体に染み込ませてきてたし
以前までの貯金も貯まってるしで
ほんとスムーズであった。優秀。
2回目のリハがちょうど12時スタートだったので
『笑っていいとも!』のテーマソング
「ウキウキWATCHING」をやったりしたなあ
みんなその場でテキトーに出来ちゃうんだから
すごいことだよね(笑)
今回のオリジナルカクテル『Future Is Born』は
テキーラベースの本気で危険なヤツでございました(笑)
2日目にスタッフの方から告げられたのですが
今までのBlue Note TOKYO、35年の全公演の中で
最も売上が大きかったのがこの公演だったらしいのだ(!)
わはははは……
誰が記録作れって言った!
なんか嬉しいような恥ずかしいような…
いやー、僕らのお客様方の飲みっぷり上がりっぷり
やっぱハンパないっす
お客様方の熱量やレスポンスも
「こんなの見たことないです」って
スタッフさんおっしゃられていた。
えー、さて
本公演は1日2公演の2 Days
合計4公演あるため全てのレポートはしてられないので
(一応全部同録聴いたけどね!)
いつものツアーブログとは趣向を変えて
セットリストに込めた意味と
バンドアレンジの狙いなんかについて
語っていってみようかなと思う
なもんで写真と曲は必ずしもリンクしないし
ちょっとどの公演の写真かも判別できないので
順番など前後しているかもなのですが
ご了承くだされ。
M1. 『午前零時』
これは言わばLIVE全体のイントロダクションっすね。
僕らの入場曲でもあります。
2022年公演では一曲目が『After 6』であったため
そのコード進行の一部を使ってイントロを作りましたが
今回は『Once Again』のため、『MTV Unplugged』を踏襲
アルバム『マニフェスト』のオープニングを
まんま生で置き換えたアレンジです。
今回は生のストリングス隊はいないため
バンマス、カズタケのシンセストリングスで。
「…来る?…来そう!…来たぁぁぁ!!!」
みたいな感じで『Once Again』のコード進行を使った
匂わせイントロを。
今となってはもう14年も前の話になっちゃうけど
『マニフェスト』を作るときに
その時既にリードシングルとしてバズりまくっていた
アルバムオープニング曲であるその曲が
さらにカッコよく聴こえるよう
プロデューサーであるBachlogic氏に
アルバムイントロをお願いしたのが元になっています。
写真は洋邦を問わず全てのアーティストが
入場の時に最初に見る会場全体の景色。
M2. 『Once Again』
この曲は実はバンドアレンジが結構難しい曲
なぜ難しいかというと、オリジナルヴァージョン、
ドラムがシンプルで深いリバーブがポイント
生のドラマーにそのパターンのまま叩いてもらっても
独特のうねりが再現出来ないからなのであった。
今まで様々なパターンでリアレンジしてきたのだが
カズタケバンドとのそれ
よーするに店主オススメの味変は
MTV Unpluggedの時に
オレが閃いて提案したのだが
ヴァース部分のドラムパターンに
『ボレロ』的なスネアロールを採用することであった
これでなんつーかちょっと厳か(おごそか)な
これから何かが始まりそうなイキフンが出せて
晴れて採用となったと思われる。
我ながらナイスアイデアだったと思う。
M3. 『Future Is Born』
これもファーストアレンジはUnpluggedの時。
オリジナルはmabanua(山ちゃん)による
80’s Synth Boogie
シンベをエレベどころかウッドで
再現しなければならなかった
アキラくん(Ba. 柳原旭)は相当大変だったろうなあと
今更ながら思う次第。
途中D’s verse、カズタケによる(柴田)恭兵が出てきて
「♪ Future is born!」
そこで毎回笑ってしまうのだが
2日目の1公演目だったかな?
宇多さんが声を被せて
恭兵渾身の見せ場を奪ってしまったのが
またオツといえばオツであった(笑)
がんばれカズタケ!
M4. 『ライムスターイズインザハウス』
これは前回のBlue Note公演の時に作ったルーティーンで
ターンテーブル、アナログレコード2枚使いから
生バンドの演奏に移行するという演出
モチーフになってるのはBlue Noteの常連であり重鎮
ジャズ・ファンクの巨匠にして
孤高のヴィブラフォン(≒鉄琴)プレイヤー
Roy Ayers様の
『Love Will Bring Us Back Together』
なんですけども
ターンテーブルのみで演奏している前半
手持ち無沙汰の我がバンドメンバーに
「当て振り」の演出を提案したら
これがヒドイ(笑)
もう楽器に触ってすらいないからね
コミックバンドかよ!
Blue Note出禁覚悟の演出だったのですが
後半バンド演奏に切り替わる瞬間のカタルシス!
これがめちゃくちゃカッコよくて
今のところ出禁を免れています。
オレも公演中一二を争う好きな瞬間。
まだの方は次回是非体感しに来てください
ウケますw。
M5. 『ちょうどいい』
僕らの「チル曲」の定番
いつ歌っても自分も気持ちいい
『ちょうどいい』なんですけども
そして
バンド映え、Blue Note映えするのは間違いない
DJ Mitsu the Beatsによる
Jazzy & Mellowなクラシックなのですが
今回のアレンジで一番気に入ってるのは
Gr. 藤山周くんによる解釈
オクターブ奏法によるオブリかなあ?
何言ってるか全然わかんないですよね(笑)
オブリってサビのフレーズに
カウンター的に入って来たりする
サブフレーズなんですけど
何の指示もしなくても
こんなん仕上がって来たりするのよね
センスの良いプレイヤーがバンドにいると
ホント助かります(涙)
あ、でもスコア書いたのは「恭兵」かもしれん。
M6. 『We Love Hip Hop (“Staturdays” ver.)』
これに関しては前回のブログに詳しく書いたかな
この曲をやるためにBlue Note公演を
やっていると言っても過言ではないほど
僕らのバンドのグルーヴを体現している名アレンジかなと
手前味噌ながら感じる次第。
『We Love..』はトラックを選ばないリリックのため
今までブレイクビーツ
“Big Beat”二枚使いでゴリゴリ演ったり
RUN DMCの“Walk This Way”の上で歌ったりして
逆にオリジナルヴァージョンでは
ほとんど演ってないという
ちょっと変わった曲なのであった。
ということは
今年もしまたBlue Note公演があるとしたら
全然違うアレンジになっていることも
考えられなくもない。
かなり複雑な構成にも関わらず
ウチの傭兵たち優秀だから全然間違えない
間違ったらJBとかプリンスみたいに
罰金制採用しようかと思ってたのに
チッ、つまんねー…(笑)
ここらあたりで
会場のテンションも最高潮と言ったとこでしょうか。
Ba.アキラくんの面目躍如、独壇場!
次回は是非
ベースに注目(注耳?)して聴いてみてください。
Grooveしてまっせー!
ここらでも一度
バンドメンバー紹介します
左より
Ba. 柳原旭(アキラくん)
Perc. 高橋結子(ケッちゃん)
Dr. 脇山広介(コーちゃん)
Key. タケウチカズタケ(恭兵)
G. 藤山周(シュウくん)
この写真には写ってないけど
バイザー 永野雄一郎 (ナッポ)
我が愛するバンドメンバーたちなのであった。
2021年の『MTV Unplugged』
収録の時からそうなのだが
僕ら忙しすぎちゃって一度もみんなで
打ち上げ、乾杯出来てなかったので
岸シャチョーとBlue Note TOKYO様の
粋な計らいにより
な、な、なんと!
初日の公演後お客様方にお帰りいただいた
まさにその客席で
3年越しの打ち上げが出来たのであった。
しかも!
おつまみ、ピンチョスも圧倒的な
Blue Noteクオリティー!!!!
これは幸せの極みであったのだが
話題は主に
「カズタケバンドの名前をどうするか」
であった。もう二公演終わっていると言うのにw。
色々アイデア出て紛糾したが結局決まらず
オレ的にはもう
『カズタケバンド』でいいと思うんだけどね
ダサいけど(笑)
脱線ついでに
楽屋ごはんなんかも紹介しちゃおうかなあ
初日の賄いは
こんなんでした
ハイグレード過ぎて
写真を見てもなんであったか思い出せませんw
二日目は
こんなんでした
オレはライブ前ごはん食べないんで
終演後に頂きましたが当たり前ですけど
どれも大変美味しゅうございました涙。
板(ステージ)の上に乗る人間だけに許された特権。
これを楽しみにしているアーティスト、プレイヤーも
多いと思われます。
以上楽屋より
そんで
M7. 『Pop Life』
みんな大好きPop Lifeです。
この曲の密かなキモは
ワタさん(DJ Watarai)の作った
イントロから本編に入る瞬間のテンポチェンジ
若干BPMが上がるの。15くらい。
それによってちょっとした
高揚感が生まれてるんだと思う
転調みたいな感じ
カズタケそこに命かけてたなあ
最初にサポートオファーしたおそらく
『New Acoustic Camp 2018』の頃から。
Band ver.ではヴァースは抑えめ、サビは分厚く
メリハリをつけたアレンジを目指しています。
M8.(一部)『The Choice Is Yours』
この曲の元ネタはMark Capanniさんの
“I Believe In Miracles”なのであるが
Jackson Sistersのカヴァーの方が有名だったりして
少々ややこしい。
なのでそのややこしさを逆手にとって
両方のフレーズを盛り込んだ
全部乗っけ状態でお送りしてるのが
カズタケバンドversion。
Soil & “Pimp” Sessionと演る時は思いっきしSwingしたり
スキマスイッチのLIVEで演ったレアなversionでは
(大橋)卓弥パイセンに
英詞でオリジナル歌ってもらったりもしました。
とにかく生アレンジ映えする曲ではあります。
しっかし僕らのBlue Note公演はホントに
元ネタの匂わせとか文脈とかオマージュとか
そんなんてんこ盛り
いかにもソウルミュージック研究会出身ぽくて
ちょっと恥ずかしい(笑)
ま、いっか。
お客様方もその辺知ってから聴いてもらえると
さらに楽しめることと思います。
M8.(二部)『待ってろ今から本気出す』
この曲はやっぱケッちゃんよね。
オリジナルのブレイクビーツ、オレの大好きな
The Bar-Kaysの“Holy Ghost”の上で
ラップしたいがためだけに作られたこの曲
特徴的なのはティンバレスというパーカッション
サルサなんかでよく使われる甲高い音色が特徴的な
太鼓なのですが
それがシンコペーションして暴れまくってて
とにかくカッコいいのだ。
ということでパーカッション担当のケッちゃんの
一番の見せ場、当然ソロも長く取ってもらいました。
全演目中一番粘り気の強いディープファンク
オリジナルでは左右二本のティンバレスが鳴っていて
それのシンコペ具合、ズレやうねりがまた
痺れるほどかっこいいので
いつかツインティンバレスで再現してみたい。
M9. 『ゆめのしま』
これも『MTV Unplugged』の遺産っすね
ポイントはとにかく「ギリギリ」であること(笑)
ラストのゆったりした大団円を迎える
あの瞬間のために
ラップも演奏も
成り立つギリギリの超高速で
駆け抜けなければならないのであった。
Dリリックで
「時代はBPM143で進むぜ このOne Way」
と言ってますけども
LIVE ver.は実際には150超えてると思うのだが
ウチのドラマーはクールで抑制効いてるので
勢いに任せてリズムがよれたり
フィル(・イン=オカズ)で走ったりしないのであった
脇山広介、侮れぬ男よ。
『MTV Unplugged』『Blue Note TOKYO』含め
僕らのバンドセットの一番カッコいいところは
誰もクリックを聴いていないところ
一切の同期音源が並走していないところ
無化調、無解凍、要するに
「完全生」である点です。
いつものインスト音源に生演奏を添わした所謂
「半生」ではないのであった。
「半生」には実は無限の可能性があるんだけども
内外様々なHip Hopアクト見てると
成功者のステイタスとして、バンド背負いたい
見た目重視で音楽性なんて二の次、みたいな
バンドセットが多くてちょっと残念
もっと面白いこといっぱいできるのに!
もっと音を楽しんだ方がいいのになあ
なんて思うことしばしば。
ストリングス隊がとってもバエる楽曲なので
いつか『Unplugged』編成で生で皆様にお届けしたい。
M.10 『サイレント・ナイト』
本編ラストナンバー。
カズタケバンドアレンジにて完成したとも言える
P様(PUNPEE)によるメロウチューン。
バンドアレンジでは原曲より実は若干テンポを落として
より「沁みる」アレンジが施されています。
今ではこっちじゃないとしっくり来ないほど。
サンプリング由来の
非常にメンドくさいフレーズを弾き続けている
G. シュウくんにも感服なのだが
原曲の隠れたキモであるカスタネットなど
大事なスパイスを丁寧に再現してくれる
Perc.ケッちゃんにまた感服です。
この曲のアウトロで僕らはアンコールに向けて
一度退場するのだけども
その際のズルい「込み上げ」展開
涙腺を刺激するコード解釈
(おそらく一瞬だけマイナー入れ込んでる?)
あれ来るわー。カズタケ見事。
もはやこれでないとBlue Note終われない気すらします。
Encore 『B-Boyイズム(Super Strut ver.)』
B-Boyイズムのバンドアレンジは
大抵James Brownのそれに寄せることが多くて
実際Blue Noteでも一年目はそれだったのですが
今回は新規軸を打ち出すべく
考えて思いついて提案して
そしたらみんな「いーんじゃない?」なんて
乗ってきてくれたのがこのヴァージョンなのでした。
元ネタのエウミール・デオダート氏はブラジルの音楽家で
その独特のサウダージなコード感で世界的に有名
Hip Hopのサンプリングソースとしても
めっちゃめちゃ愛されRespectされている
リヴィング・レジェンドなのであった。
DJ JINもクラブで掛けまくってる“Super Strut”
これでB-Boyイズム演ったら
初見でもめっちゃ盛り上がっちゃうんじゃないか
なんつって採用したら
やっぱしタイヘンなことになってしまったのであった
若き日のオレは明るいような切ないような
この手の楽曲のコードの色合い
7th, 9th, 13th,
要するにテンションと呼ばれるそれに
熱烈な憧れがあったものでした
これもオリジナルより10以上テンポ上がってるはず
溜めて溜めて我慢して
「約束の土地へ!」でやっと、たった一回
Bメロに行くところがカタルシス。
ケッちゃんと一緒にパーカッションを叩くような気分で
全音節が弾丸になるようなイメージでサビを歌っています
歌っててグルーヴと一体化する感じが並じゃないです。
B-Boyイズムのオケを変えちゃうのは
ホントは禁じ手なのかもなんだけど
初見の人も納得のグルーヴ感だったことと思います。
そんな感じで大団円。
ご来場の選ばれしお客様方
誠にありがとうございました。。。
チコ(カリート)と(イーライ)ワン
なんと決してお安くないチケット自費で買って
観にきてくれました!
なんて出来た後輩達なんだ…(涙)
飲めないお酒飲んだかワン顔真っ赤w
ユカリンも観にきてくれましただー。
ちなみにユカリンのフリースタイルバトル
指南してるのがワンなのであった
ホント頭下がる。
他にもいっぱい関係者見にきてくれてたのだが
一番笑ったのが
退場の時にウェイウェイ騒いでる酔客(女性)が
しきりとこちらにアピールしていたので
あんまし見ないようにして足早に通り過ぎて行ったら
日比ちゃんと宇垣総裁であったことが
終演後の楽屋挨拶で判明した。
「なんで私たちに気づいてくれないのー!?」
うーん、酔ってる…うるさい…
やっぱしスルーしておいて正解であった。
いやー、しかしやっぱBlue Note公演、
バンド背負ってのLIVEは楽しい!!!
きっとお客様方もそうだったのではと思われる。
おそらく今年もやるんじゃないかなあと
思ってるんだけど、どうだろ?
今回即完だったんで、次回は3 Days
合計6公演なんて出来たら
一部二部でさらにセトリ変えたりなんかしちゃって
張り切っちゃうんだけどなあ!
いずれにせよ
まためっちゃ素晴らしい音楽体験
皆様にお届けします。
関西、九州でもやりたいなあ。。。
熱いラブコール、事務所の方まで
お待ちしております。
(D)
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謹賀新年 2024
2024.1.1 06:00:10
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【管理:スタープレイヤーズ】ライムスターメンバー、スタッフが書き込みます。
2018年10月に旧ライムスターブログ、11月にマボロシブログ『マボロシ 坂間大介 Rec日記』を統合し、全ての時代のライムスターブログがここに集まりました。
RHYMESTER(ライムスター)
1989年結成。宇多丸(ラッパー)、Mummy-D(ラッパー/プロデューサー/またグループのトータルディレクションを担う *作編曲家としての名義はMr. Drunk)、DJ JIN(DJ/プロデューサー)からなるヒップホップ・グループ。自他共に認める「キング・オブ・ステージ」。フィジカルとエモーションに訴えかけるパフォーマンスと、当意即妙なトークによって繰り広げられるライブに定評がある。1980年代後半、まだヒップホップが広く一般に認知されるはるか前より「日本語でラップをすること」の可能性と方法論を模索。並行して精力的なライブ活動を展開することによってジャパニーズヒップホップシーンを開拓/牽引してきた。近年はグループとしての活動に加え、各メンバーがラジオパーソナリティーや役者など活躍の場を拡大。結成30周年を迎えた2019年にはアニバーサリー企画としてグループ史上最大規模の47都道府県48公演に及ぶ全国ツアーを敢行、成功へと導いた。
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RHYMESTER Official Site
www.rhymester.jp
RHYMESTER Official Twitter
@_RHYMESTER_
RHYMESTER Official Instagram
@rhymester_official
DJ JIN Official Twitter
@_DJ_JIN_
アフター6ジャンクション|TBSラジオ
www.tbsradio.jp/a6j
BUBKA WEB(ブブカ・ウェブ)
www.bubkaweb.com
F30プロジェクト〜リーダーとして働く女性へ〜 by女子部JAPAN
joshibujapan.com
バラいろダンディ | TOKYO MX
s.mxtv.jp/barairo
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