homerhymester blog20090413
-
最近のわたくしa.k.a.近況
2009.4.8 07:59:00
ちょいとご無沙汰してました。
ここしばらくの間、何してたかっつーと
あのヒトとあのヒトのための作曲や、
あのヒトのための作詞、
あのヒトとの初コラボのためのミーティングなど。
どれも相当ビッグプロジェクトで
かなり気合い入れておりました。
その他あのヒトやあのヒトのLIVEへの客演、
上野動物園や後楽園遊園地(と今は言わないらしい)
(おもちゃ王国にて。地元のバスだったもんで)
新宿御苑で花見など家族サーヴィス。
(うーん、新宿とは思えん)
あー、ちかれた。
そんなこんなでついに始まりました
ツアーに向けてのリハーサルがっ!!
新曲がどっちゃり増えちゃったので
バンドアレンジに追われており、
しかも今回から機材まわりも相当複雑になって
まだまだ全然ステージング固まってない感じ。
うーん不安だ。間に合うのか!?
なぜなら、
SHINJUKU LOFT 10TH ANNIVERSARY
TOKYO FM × SHINJUKU LOFT「90×90」
こいつが目前に控えているからなのである。
これはがんばらねば!
こればっかりは『なんとかなんのさ』ってわけには
いかんのだ。『ナーヴァス』なのだ。
新曲いっぱい、ライブも一時間以上間近でやるでよー。
ぜひ遊びにきてください。
そういえば、
このポスターをTFMではじめて見た時、
「なんて書いてあんだこれ?…マボロシじゃん!
ゲッ!かぶってんじゃん!だれのポスターよ!?メタル系?
Bo…no…bos?…ってボノボじゃん!
次のアルバムタイトル『マボロシ』かよ!
マジかよ!しかもカタカナかよ!
えーっ?気ー使えよなーっ!
…ん?
なーんだ、これ今度の対バンLIVEのポスターじゃん!」
(以上約2秒)
みたいなことを心の中でつぶやいてしまった
大ボケなオレ。
老化が進んでいるようだ。
BBSへのたくさんの書き込みありがとうございます。
えへへー!うれしいです!
努力が報われた気がして、ホッと胸を撫で下ろす私達。
ツアーチケットの売れ行きもムチャクチャ好調のようで
なんか残りわずかみたいっす。
もらったものは倍以上にして返すに決まっている。
急げー! -
「時間がないときに限って……」
2009.4.8 04:54:00
橋本Pふるきゃんと「草枕」待ち合わせという
準カレー部スタイルで、
せのちんさん脚本の『メモリーズ4』を観劇させていただく。
http://www.kdash.jp/butai/info/memorys4.html
(2009年4月7日18時55分)
若い演者さんたちの資質まで的確に計算してある間口の広い作り、
それでいて『マッスル』ばりの「スローモーション」使いとか、
やっぱりちゃんと無茶苦茶クダラなくて(褒めてます)、
良かった!
その後、私のみ次回分『シネマハスラー』課題作品、
映画版『ウォッチメン』二回目。
(同日22時08分)
……うん、おおむね言うべきことは見えてきた気が。
中身の話はもちろん土曜夜『タマフル』で!
http://www.tbsradio.jp/utamaru/index.htmlあと、
(例の『Lost and Damned』
https://starplayers.jp/rhymester-blog/2009/03/19/
だってまだ全然遊び終わってないのに……)
GTA初のDSソフト!ということで話題沸騰
『Chinatown Wars』
http://www.rockstargames.com/chinatownwars/
をやるためだけに(ウソ。『脳トレ』とかも嫌いじゃないけど)、
DS買い直しました。
ちなみに「i」からはリージョン機能が追加されたせいで、
輸入モノはプレイできなくなっちゃったそうです……ってさ……
アホみたいな話だよなぁ、やっぱり。
ちなみにこんなノベルティ・グッズも。
お箸型タッチペン。
可愛い!んだけど、本体には入らない太さでやや残念〜。
ともあれヤナタケちゃん、いつもありがとーっ!今日は『小島慶子キラ☆キラ』水曜日二回目、
http://www.tbsradio.jp/kirakira/index.html
メッセージテーマは
「時間がないときに限って、ついついやっちゃう」だそうで、
まさに今のオレだオレ!
メールもお待ちしておりまっす。(宇多丸)
-
「ダンス」
2009.4.7 02:52:00
みなさまお元気でしょうか
Dでございます。
最近はマボロシのツアーリハなどやっとります。
ちょっとご無沙汰過ぎちゃったんで
書いてから数ヶ月寝かしてた
少々濃いいトークなど。
ヤングな同業者限定
かつ
字ばっかりで済みませぬが
お付き合いくだされ。
「ダンス」
以前「ライミング」に関して思うことを
マボロシのBlogのほうに
なんか書いちゃったりしたのですが
http://playlog.jp/maboroshistaff/blog/2008-10-25
今回は「ダンス」に関して思ってることを。
まあ、例によってMC予備軍向けなのですが
ライムスのほうに
書いちゃったりなんかして。
昨年とある音楽専門学校のパーレイに
ゲストとしておよばれしたときに話したのですが
そこは明日のスターを夢見る若者たちが
熱心に歌や踊りや作曲の練習を重ねる場であったのですが
講師はライムスPVやライブをはじめ
ビッグアーティストたちのバックダンサーを務める
オリジナルB-Boy、KATSUくんだったのですが
(オレと同い年。彼もダンサーでありながらラップにも果敢に挑戦し
やっぱしセンスムチャクチャいいのですが)
彼との対談形式でトークは進んで行ったのですが
そこでわたしは言いました。
「ラッパーを志すものはダンスをやれ」と。
正確に言うと、「一度はかじれ」ということなんだけども。
これまたビミョーな話で
MCたちは今すぐダンススクールへ通いなさいということでは全くなく
いまだヤングであるならグルーヴ感をつかむのに
見よう見まねもとっても近道かもよ。くらいのことで
カンのいいアーティストであれば
自然と出来ちゃってることなんだけどね。
そしてそういうことが全く必要ない
もしくは逆効果なタイプのスタイルも確かに存在するのですが。
どういうことかというと
そこにはその種のフィーリングを育てるヒントがいっぱい転がってる
ということです。
たとえば、
それは拍の取り方から始まります。
オレらミュージシャンは基本4拍、つまり一小節を基本にしますが
彼らは基本8拍(=2小節)の倍でカウントします。
ツー・エイトとかフォー・エイトみたいに。
これって絶対小節感を育てるのに有効かも。
なんでかっていうと、
この手の音楽だと、ふつう楽曲構成単位は偶数小節で
奇数小節は「ハンパ感」を出すときしか使われないからです。
ライムスのMCたちも、
ノートに歌詞を書くときは常になんとなく
2小節で改行しているようです。
絶対小節感ってのは造語だけれども
なんとなく今4小節進んだなとか、
16行ったっしょみたいな感覚。
これって実はすごく重要で、
そのなんとなく8とかなんとなく16とかってのをつかんどくのが
特にライブ中、力を発揮します。
たとえばイントロの把握や、
コールアンドレスポンスなどのアドリブからの復帰
歌詞や針が飛んだ(今時ないか!)ときのリカバリー能力に
影響してきますです。
まあ、これはMCやDJをやってれば自然とついてくるもんだけどね。
無視するのもまたとってもHIP HOPではある。
それから、
大っきい拍の中のちっちゃい拍
つまり「ウラ」を感じることが自然と身に付くからです。
とくにクロい系ダンスのばやいこれが出来ないと致命傷。
その中にスタッカートなキメや、
スラーなタメが入ってきます。
要は身体制御能力、抑制能力といってもいいかも。
静と動
OFFとON
音符と休符
弛緩と緊張
収縮と解放
このメリハリは、カッコいー人たちはみんな自然にやってます。
とくにB-Boying(いわゆるブレイクダンス)は
部分的に拍の縛りから逸脱したりして
しかも要所ではフリーズ決めたりなんかしちゃって
なんつーかもうJAZZです。
まー、高度ですが
これもタイトにビートがとれてるから出来ることであって
ラップの場合だとやっぱし一時的にビートはずして遊んだりとか
レイドバックしたまま(微妙にもたったまま)キープなんてことが
近いのかもしれません。
このへんは若手のほうが上手い。
音楽的逸脱ってのはHIP HOPに重要な要素とおもいます。
それから、
与えられたブロックの中でドラマを完結させるってのも
同じかな。
それからそれから、
こことっても重要なとこですが、
ライブやPVなど、見てくれがくっつくとき特にですが
ラップみたいに動いてないとダメです。
これじゃ意味わかんないか
要するに、
自分のフロウ、デリバリーをヴィジュアルで
体現できてないとダメで、
っていうかもったいなくて、
それが出来てるひとはようするに
自分の「ダンス」が踊れてるひとだと思うからです。
これを確信したのはかれこれ数年前
ハンちゃん(Hunger / GAGLE)のライブを見てたときで
おれにとってはそんな昔ではないのですが
彼は時に非常にトリッキーなフロウをかましますが
その時彼の手足が完璧にそのフロウを体現しているのを
見てしまったからです。
それからは、パフォーマンスがすばらしいMCは
みんなそれをやってることに気付きましたが、
これが出来るとステージ上でとっても大っきいひとに見えます。
ジャンルは違いますが
PUSHIMもA.I.ちゃんもデッカく見えるっしょ?
最近見たQ-Tipもそうでした。もともとデカいけど。
ようするに、アピール度が劇的に変わります。
それをやることによって、
フロウも相互作用的に大っきくなるんだと思いました。
ということは歌ってるときの動きのチェックなど
したほうがよいのか!?
DJ JINは鏡の前でDJ-Ing時のフィジカルパフォーマンス
日々磨いていると言います。
「兄貴ー!」
「キレてる!キレてる!」
「デカい!デカい!」
などと声援を送ってあげてください。
えー、
まー、わーっとるわい!的なことばかりだったと思いますが
オレは中1のときにブレイクダンスに出会って
そこからこの道に入ったってのもありますが
ダンスなんていうのはやろうとしてやるというか
たとえばそういう国のそういうコミュニティーに育てば
子供の頃から身に染み付いている訳で
南米におけるサッカーみたいに
最近子供の成長見てると
音楽が鳴ると当たり前のように体を動かすのが
何歳くらいからおれらはそういうの躊躇し出すのかなー
なんて思ったりしたりして
かつ
いいラッパー、シンガーは
みんなその手のフィーリング持ってるなあ
とか思ったりして
書いてみました。
この前アムロちゃんのLIVEを観に行ったからかもしれません。
んで結論
MCは「オノレの踊りを踊れ」なくてはならぬ。
コヤマシュウも言ってます。
その上で
踊っちゃダメよ!
いわゆる「DANCE」披露すると
MCは途端に軽く見えるから要注意!
以上無用のことながら。
(D)
profile
このBLOGについて
【管理:スタープレイヤーズ】ライムスターメンバー、スタッフが書き込みます。
2018年10月に旧ライムスターブログ、11月にマボロシブログ『マボロシ 坂間大介 Rec日記』を統合し、全ての時代のライムスターブログがここに集まりました。
RHYMESTER(ライムスター)
1989年結成。宇多丸(ラッパー)、Mummy-D(ラッパー/プロデューサー/またグループのトータルディレクションを担う *作編曲家としての名義はMr. Drunk)、DJ JIN(DJ/プロデューサー)からなるヒップホップ・グループ。自他共に認める「キング・オブ・ステージ」。フィジカルとエモーションに訴えかけるパフォーマンスと、当意即妙なトークによって繰り広げられるライブに定評がある。1980年代後半、まだヒップホップが広く一般に認知されるはるか前より「日本語でラップをすること」の可能性と方法論を模索。並行して精力的なライブ活動を展開することによってジャパニーズヒップホップシーンを開拓/牽引してきた。近年はグループとしての活動に加え、各メンバーがラジオパーソナリティーや役者など活躍の場を拡大。結成30周年を迎えた2019年にはアニバーサリー企画としてグループ史上最大規模の47都道府県48公演に及ぶ全国ツアーを敢行、成功へと導いた。
links
RHYMESTER Official Site
www.rhymester.jp
RHYMESTER Official Twitter
@_RHYMESTER_
RHYMESTER Official Instagram
@rhymester_official
DJ JIN Official Twitter
@_DJ_JIN_
アフター6ジャンクション|TBSラジオ
www.tbsradio.jp/a6j
BUBKA WEB(ブブカ・ウェブ)
www.bubkaweb.com
F30プロジェクト〜リーダーとして働く女性へ〜 by女子部JAPAN
joshibujapan.com
バラいろダンディ | TOKYO MX
s.mxtv.jp/barairo
recent posts
categories
archives
- 2024年3月
- 2024年2月
- 2024年1月
- 2023年12月
- 2023年11月
- 2023年10月
- 2023年2月
- 2023年1月
- 2022年12月
- 2022年9月
- 2022年8月
- 2022年7月
- 2022年6月
- 2022年5月
- 2022年4月
- 2022年3月
- 2022年2月
- 2022年1月
- 2021年12月
- 2021年11月
- 2021年10月
- 2021年8月
- 2021年7月
- 2021年5月
- 2021年4月
- 2021年3月
- 2021年2月
- 2021年1月
- 2020年12月
- 2020年11月
- 2020年10月
- 2020年9月
- 2020年8月
- 2020年7月
- 2020年6月
- 2020年5月
- 2020年4月
- 2020年3月
- 2020年2月
- 2020年1月
- 2019年12月
- 2019年11月
- 2019年10月
- 2019年9月
- 2019年8月
- 2019年7月
- 2019年6月
- 2019年5月
- 2019年4月
- 2019年3月
- 2019年2月
- 2019年1月
- 2018年12月
- 2018年11月
- 2018年10月
- 2018年9月
- 2018年8月
- 2018年7月
- 2018年6月
- 2018年5月
- 2018年4月
- 2018年3月
- 2018年2月
- 2018年1月
- 2017年12月
- 2017年11月
- 2017年10月
- 2017年9月
- 2017年8月
- 2017年6月
- 2017年5月
- 2017年4月
- 2017年3月
- 2017年2月
- 2017年1月
- 2016年12月
- 2016年11月
- 2016年10月
- 2016年9月
- 2016年8月
- 2016年7月
- 2016年6月
- 2016年5月
- 2016年4月
- 2016年3月
- 2016年2月
- 2016年1月
- 2015年12月
- 2015年11月
- 2015年10月
- 2015年9月
- 2015年8月
- 2015年7月
- 2015年6月
- 2015年5月
- 2015年4月
- 2015年3月
- 2015年2月
- 2015年1月
- 2014年12月
- 2014年11月
- 2014年10月
- 2014年9月
- 2014年8月
- 2014年7月
- 2014年6月
- 2014年5月
- 2014年4月
- 2014年3月
- 2014年2月
- 2014年1月
- 2013年12月
- 2013年11月
- 2013年10月
- 2013年9月
- 2013年8月
- 2013年7月
- 2013年6月
- 2013年5月
- 2013年4月
- 2013年3月
- 2013年2月
- 2013年1月
- 2012年12月
- 2012年11月
- 2012年10月
- 2012年9月
- 2012年8月
- 2012年7月
- 2012年6月
- 2012年5月
- 2012年4月
- 2012年3月
- 2012年2月
- 2012年1月
- 2011年12月
- 2011年11月
- 2011年10月
- 2011年9月
- 2011年8月
- 2011年7月
- 2011年6月
- 2011年5月
- 2011年4月
- 2011年3月
- 2011年2月
- 2011年1月
- 2010年12月
- 2010年11月
- 2010年10月
- 2010年9月
- 2010年8月
- 2010年7月
- 2010年6月
- 2010年5月
- 2010年4月
- 2010年3月
- 2010年2月
- 2010年1月
- 2009年12月
- 2009年11月
- 2009年10月
- 2009年9月
- 2009年8月
- 2009年7月
- 2009年6月
- 2009年5月
- 2009年4月
- 2009年3月
- 2009年2月
- 2009年1月
- 2008年12月
- 2008年11月
- 2008年10月
- 2008年9月
- 2008年8月
- 2008年7月
- 2008年6月
- 2008年5月
- 2008年4月
- 2008年3月
- 2008年2月
- 2008年1月
- 2007年12月
- 2007年11月
- 2007年10月
- 2007年9月
- 2007年8月
- 2007年7月
- 2007年6月
- 2007年5月
- 2007年4月
- 2007年3月
- 2007年2月
- 2007年1月
- 2006年12月
- 2006年11月
- 2006年10月
- 2006年9月
- 2006年8月
- 2006年7月
- 2006年6月
- 2006年5月
- 2006年4月
- 2006年3月