homerhymester blog20190731
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47TOUR#23@佐賀
2019.7.31 11:15:04
2019/7/27(土)、23発目20年ぶり(!)の佐賀公演。
便数の都合からか、福岡空港から陸路で佐賀へ。
途中長崎自動車道から見る吉野ヶ里方面の景色は
梅雨明けで天気も良くてサイコー!
これは住むわー。住む住む古代人。
会場に着くなり入り待ちしてくれてた
長年ご愛顧賜るお客様より
そのまさしく前回の時のフライヤーを見せてもらう。
1999年(20世紀です)9月25日(土)。
赤インクの退色が過ぎ去った時間を感じさせます。
懐かしいなあ。翌日が酸欠の福岡OD公演だったんすねー。
オレ沖縄でやらかして、禁酒してる真っ最中っすねー(笑)
のっけからどうでもいい話ですけども。
ありがとねー、マーチン。
土曜公演の常なのだが、
例によってこのまま鹿児島へと直行のため
しかも空港も駅も経由してないため
このままでは佐賀感ゼロで終わってしまうと思い
リハまでの時間でダッシュで佐賀駅へ。
なんか銅像とかあるだろうと期待していたら
あったのは幕末佐賀鍋島藩が誇った
「反射炉」の銅像であった(笑)
これはちょっとした珍像かもしれん。好き好きー。
梅雨明け快晴摂氏31℃。
空の青と緑から感じていただけるかと。
左拡大してもらえばわかると思うんだけど
ここ、映画『悪人』のロケ地だったんだってさー。
ネットで検索すると
ムッチャ宇多さんの批評がヒットする(笑)
ちなみに出演の満島ひかり氏は
以前ラジオ番組に呼んで頂いた時オフで
「宇多丸さんは多分わたしのこと好きだと思います」
と仰っておった。あ、モチお芝居及び女優としての話ね!
よっぽど絶賛したのでありましょう。
この話まだ宇多さんにも言った事なかった。
すんげー脱線。ライブレポまで急がねば。
佐賀駅はねー、しょーじき地味よね!(笑)
なんかもっとシンボリックなモニュメントとか
ゆるキャラがいたりとかするのかなあと思っていたのだが
全然ない。
でも「顔出しパネル」だけはやたら充実していた。
一人だとただ顔を出しているだけ(写真を撮る人がいない)
になってしまうので、遠慮しといたわー。
でも本来それが一番ピュアな、
顔出しパネルの利用法なのかなあ?
見返りを求めない精神っつーか。
『葉隠』よね!(←ちげーよ!)
会場は駅の盛り上がってる方の反対側の
ライブハウスの『GEILS』さん。ガイルスと読むらしい。
アクセントは「イ」の位置に。
よーするに「ライムス」と一緒。
それなりのキャパ、さすがにこれだけ
全国のライブハウス回ってると
だんだん詳しくなってきちゃってるんだけども
壁など黒っぽくない会場は珍しいです。
ビートルズやジミヘンとか、
60’s、70″sのロックバンドのポスターが
そこかしこに飾られています。
んで何気に驚いたのが、ステージの大きさに対する
この照明の豊富さ!過剰さ!壮観!!!
後々LIVE写真見ればわかると思いますが
やっぱし照明すんげえキレイ&大迫力!
アキレス。
そんで始まってしまいました、20年ぶりの佐賀公演!
ほら見て、光量並みじゃないっしょ!?
だって『リスペクト』ツアー以来ですからね
本当にお客さん来てくれるのかどうか、
正直ムッチャ不安でしたが有難いことにご覧の有様!
あー、よかった。。。
この日は『夏びらき』なんかを挟んだりして
#22富山公演から3週間ほど間が空いたのもあって
勘が戻るまで2ブロックほど要したが、すこぶる快調。
いろんな意味で久々なんで、
セトリ的には極々オーソドックスに行こうと
リハ直前に楽屋で決めたのでした。
1stブロックを終え、MCは例によって
前回来た時の話なんかからスタート。
この中にまさかその20年前のライブに来てたって人…
いたよ!マジか!!!
なんつって、ステージ前方で盛り上がっていた彼はその場で
「生き証人」というあだ名がつけられたのだった(笑)
というわけで最初にフライヤーを持ってきてくれた
マーチンと生き証人、少なくとも二人が
20年越しでライブに来てくれたことになる。
有り難や有り難や。。。
その20年前のライブはねー、『Jack & Betty』っつー
佐賀のおそらく中心の商店街の
2階かなんかにあったお店で
ステージ真裏がミラー状になってて
そこが観音開きになって登場する
要するにクラブのようなバーのようなショーパブのような
そんな場所であったように記憶している。
そして終演後サタデーミッドナイトSAGA、
打ち上げようと街に繰り出すも、商店街は漆黒の闇
お店が一件も開いていなかった記憶が(笑)
まあ、オレ禁酒中だからね。素直にホテル戻ったのかも。
恒例JINさんコーナー、「私と佐賀の繋がり」的な議題。
「えー、実はわたくしDJ JIN、
この佐賀とは深いゆかりがありまして…」
来た来た来た来た♪───O(≧∇≦)O────♪
初めて見るはずの佐賀ピープルも
のっけから半笑いだった気がする(笑)
だってさあ、
この前青森で
その前は山形で
その前は仙台で
なんかどこでも「第二の故郷」的なこと
あのひと濫発してるような気がするんだけど
オレの気のせいかなあ?(笑)
んでやっぱし今回も
「実はわたくしDJ JIN、母方の祖父がここ佐賀の出身で…」
「幼い頃の記憶ではどこぞの学校でおじいちゃんと云々」
「唐津?なんかにも行きましてですね…」
うーん、細い。そして薄いぞ、その『ゆかり』!
わはははは!
でも、そんなところが味わい深いのだった。。。
逆にもう47都道府県、全てで『ゆかり』を語ってほしい。
ビバ、JINさんコーナー!
宇多さんは映画祭かなんかで何度か来られてるようで。
この日は佐賀で全国高校総合文化祭ってのがやってたらしく
ステージ上でその話をしておられたようだ。
どこもかしこもMATSURIだMATSURIだなのだ。
最近は過去曲をやる時その当時その当時、
どんなことを考えながら曲を作っていたか
みたいな話をするのが定番になってきているのですが
この日は割と落ち着いて振り返って話せた気がする。
1989結成で1999がリスペクトツアー(前回の佐賀公演)
2009が『ONCE AGAIN』で再始動で
2019が30周年および今回の47都道府県ツアーと
ライムスター的には9のつく年が重要なようである。
まあ、重要な年だからツアーやってるんだけどね♡
まあ、感慨ばかりに耽ってもいられん。
新旧取り混ぜてもっとも王道なクラシックたち
ぶちかましてやったぜー!
S!A!G!A! S!A!G!A!なんつって!(笑)
佐賀のみんなもガッチリついて来てくれて
なんつーか幸せな一夜であった。
近県の皆様、および遠方からはるばるお越しいただいた
お客様にも感謝でした。あざーしたっ!
m(_ _)m
おかげさまで僕ら的にも未踏の23公演目
(最長で『ダンサブル』ツアーの22公演)
サイコーに終えることができました。
あー、よかった(笑)
こちら佐賀県庁御一行様!
アンコールのMCでちょっと触れたのだが
オレの後ろの田中くん、佐賀出身のラッパー、
DEJIくんの同期でらして、プラスKEN the 390、
KOHEI JAPAN、K-DUB SHINEの4MCで
2018年の明治維新150年記念佐賀藩応援ユニット
『The SAGA Continues』の仕掛け人なのだった。
「日本は佐賀を見ていた 佐賀は世界を見ていた」
ううむ、これはリアルなパンチラインだ。
時間があれば佐賀のいろんなとこ
案内してくれるということだったのだが
行程の都合で残念ながら叶わなかったが
次回はぜひぜひお願いしたいですっ!
だってさあ、ケンだのコッちゃんだのが
歴史好きなんて話聞いたことないぞ!(笑)
ぜってーオレの方が詳しいもんね!
オレも佐賀応援団の一員に!…いやいや、
オレは今桑名びいきの人なのだった。
倒幕薩長土肥と佐幕一会桑とは水に油
あんまし仲良くしちゃいけないのだった…
なーんつって!
幕末佐賀の開明的名君、
鍋島閑叟(直正)ちゃんTシャツもらって大喜び!
これがまた閑叟ちゃん目が座っててキャッチーさゼロ!
わはははは!
オレ的には初代鍋島直茂公も好きなのだが、
キリがないのでこの辺で。
あ、でも僕らはみんな、佐賀の偉人
大隈重信公創立の学校の卒業生でしたね。
なんかどうしてもSAGAから逃げられないのであった。
23回目のDカメ。うーん、わちゃわちゃ過ぎる(笑)
外も暑かったよねー。九州完全梅雨明けしちゃって。
みんな20年後にまた会おう!
なーんちゃって(笑)
すぐ会おう、来年にでもまた!
そんで僕らは薩摩までの移動の前に
佐賀でご飯を食べていきました。
まあ、既に恒例の流れですよね!
しかも土曜の夜ごはんは深酒しないよう
サクッとライト目に、ということで
居酒屋は避けて定食屋さんや洋食屋さんなんかを
狙って行ってるのですが
最近ハンバーグもだいぶ掘ったし、
ここら辺で中華!ってのが
胃袋的にもウェルカムな感じでありました。
佐賀大そばの中華屋さん『龍房』さん。
はっきり言ってここの中華、
ちょっと変わってるけど確実に美味い!
これは胡麻の麻婆豆腐なんだけど、
辛そうに見えて実はそうでもないのですが
胡麻の風味とコクと甘みが相当効いてるヤバいやつで
オレのフェイバリット#1でした!
EBIちゃん塩炒め。
まあ、言葉はいらない系でありましょう。
ぷりっぷり!(涙)
これがまた凄かったわー!胡麻風味のちゃんぽん!
奥のヤツは限りなくクラムチャウダー的な
ミルキーちゃんぽん!
ね?だいーぶ独創的でしょ?
しかもそれが奇をてらった感じじゃなくて
全部文字通り「腑に落ちる」美味しさなんだよねー!
「あ、この店『料理人』いるわ…うん」っ
て感じの中華屋さん。しかも全部ウマイ!
どれどれ?
こ、これは!?
好吃 !
好吃!好吃!
調子に乗って最後花椒の効いた
痺れる麻婆豆腐も行ってしまった。
こちらも辛いだけじゃなくて深みのある味わい。
基本的に辛いの大好き!なんだけど、
本当に辛いの好きな人ほどは辛いの行けないので
(この辺辛いの好きな人でもそれぞれ基準が違う)
宇多さんほどは辛いの食べれない。
でも宇多さんも辛いの好きと言っても
カレーの辛さが好きなようであって
(『デリー』の激辛カシミールカレーペロッと行く。
信じられぬ!痛い痛い!オレはインドかコルマかなあ)
やっぱ人それぞれよねー。
ホットな唐辛子系、山椒痺れる系、
ワサビや大根おろしのような鋭角ツーン系、
辛いと言ってもいろいろだもんねー。
オレ的にはもう味がわかんないほど辛いのは
やっぱ無理っすねー。。。
佐賀、鹿児島はPAは神田くんではなく
カクちゃん(ジェームス・ギャドソン)なのであった。
もう目がイっている。機材車を運転する気まるでナシ。
諸々不安要素多いのだが
困ったことに音はいいんだよねー(笑)
ちゃんとやってよねー、鹿児島も!
お腹も満たされてほろ酔いで、
佐賀の思い出なんも無しってのもなんなので
スタッフにお願いして佐賀城の周りとメインストリート
グラキャビで通ってもらった。
佐賀城石垣など、ライトアップされている様子がなく
またしても漆黒(笑)。
奈良公園のあの時のことが思い出される。
ところがフラッシュ焚かないで撮ったら
佐賀城お堀この美しさ!
っつーかオレ全国いろいろお城見てきたけど
ここまで広いお堀見たことない!
もう大河にしか見えないでしょ?
楽勝で江戸城(皇居)お堀よりデカイ!!!
次回は是非くまなく佐賀市内、
史跡を訪ねてみたいなあ。
そしてあの幕末栄華を誇った佐賀藩が
どうしてはなわさんの地元自虐ソング
『佐賀県』につながるのか
その辺のヒミツに迫ってみたい(笑)
ちなみにオレ的には
「アリがでかい」ってとこが大好きであった。
そんなでかいアリは見なかったが
バスは3時間半かけて、九州自動車道を一路南、
薩摩鹿児島へ。
(D)
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このBLOGについて
【管理:スタープレイヤーズ】ライムスターメンバー、スタッフが書き込みます。
2018年10月に旧ライムスターブログ、11月にマボロシブログ『マボロシ 坂間大介 Rec日記』を統合し、全ての時代のライムスターブログがここに集まりました。
RHYMESTER(ライムスター)
1989年結成。宇多丸(ラッパー)、Mummy-D(ラッパー/プロデューサー/またグループのトータルディレクションを担う *作編曲家としての名義はMr. Drunk)、DJ JIN(DJ/プロデューサー)からなるヒップホップ・グループ。自他共に認める「キング・オブ・ステージ」。フィジカルとエモーションに訴えかけるパフォーマンスと、当意即妙なトークによって繰り広げられるライブに定評がある。1980年代後半、まだヒップホップが広く一般に認知されるはるか前より「日本語でラップをすること」の可能性と方法論を模索。並行して精力的なライブ活動を展開することによってジャパニーズヒップホップシーンを開拓/牽引してきた。近年はグループとしての活動に加え、各メンバーがラジオパーソナリティーや役者など活躍の場を拡大。結成30周年を迎えた2019年にはアニバーサリー企画としてグループ史上最大規模の47都道府県48公演に及ぶ全国ツアーを敢行、成功へと導いた。
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