homerhymester blog20199
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【集合写真掲載】47ツアー兵庫公演。日本音楽最高峰の系譜に皆で連なった夜
2019.11.10 13:06:46
2004年のクラブサーキット以来、15年ぶりの神戸ライブは、
日本の音楽人ならば一度は経験したい、
殿堂・神戸チキンジョージ。満員御礼の会場。
音楽好きの皆様、
常連の皆様、
妙齢の皆様、
大阪から駆けつけてくださる関係者、
親子連れ、
きっとお孫さんに付き合われたお年を召した方々……
皆様のお姿に感無量。
この日発動するセットリストの大転換による不慣れなライブ運びにも、
オーディエンスの熱気と呼応して、本当に素晴らしいライブになりました。
宇多丸も申していた「ヒップホップ・ライブはオーディエンスも演奏者」、
この夜、会場の皆で日本音楽最高峰の系譜に、理想的なあり方で連なることができました。
誇るべきことが増えましたね
2019年11月09日、KING OF STAGE VOL. 14 47都道府県TOUR 2019
at 神戸・THE LIVE HOUSE CHICKEN GEORGE
『KING OF STAGE VOL. 14 47都道府県TOUR 2019』特設サイト
https://www.rhymester.jp/king-of-stage-vol14/
岸/スタープレイヤーズ
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47TOUR#32@滋賀
2019.11.8 23:11:19
2019/10/27(日)、前日福井公演を終え、京都泊した私共。
9am、ひとり近江八幡市は安土城趾へのショートトリップ
意を決しホテルを後にし
烏丸御池から京都駅まで地下鉄で。
なんか東京メトロに乗ってるような都内感ヤバくて
「何をオレはがっついて観光しに行くんだろう?」
みたいなアホくさい気分にもなったのだが
気を取り直してJR琵琶湖線に乗り換えた。
途中ライブ会場の石山駅を通り越して
45分くらいだったかなあ?安土駅着きました。
むーん…なんにもない(笑)駅前なんにもない。
コンビニもない。レンタルサイクル屋さんだけ。
でもいいのだそんなことはわかっていたことなのだ。
駅の反対側に城郭資料館ってのがあるらしいので
まずはそこに行って気分を高めることにした。
安土城は織田信長の造った最後の城で、
本能寺の変で信長が明智光秀に討たれた後
混乱の中、創建たったの3年で焼失しちゃった
複雑怪奇なカタチをしたマボロシの城なのだ。
1576年に史上初めての天主を備えた、
地上6階地下1階、朱漆塗金箔押豪華絢爛のヤバいヤツ。
ご覧の模型を見てもらえれば分かるように
今現在こんなにすんげえお城は他にありませぬ。
正直自治体や寄付だけでは到底再建できない
中世としては世界的レベル、国家予算レベルの建造物。
これをまんま再現しようとしたら
滋賀県琵琶湖に沈没してしまうでしょう(笑)
この模型がすんごく良くできてて、見入ってしまった。
安土城は内部が教会のように吹き抜けになっていた
という説があってそれを元に再現しているらしいっす。
この頃の信長は「ワシ、神ってる」みたいに
もう神懸かっちゃってたので
天守でなく天主(安土城のみの表記)、
天主から見下ろす形で天皇の御幸の間を作るなど
やりたい放題っす。
これは当時の宣教師が描いた信長像で、
この絵が実物に一番似ているそうです。
伸びかけの月代(さかやき。頭頂の剃ってる部分)
なんかがリアル。なんとなく納得できる。
やっぱ写実って素晴らしい技術。
その後わたくしは駅前でチャリを借りて、
のどかな安土の街を爆走いたしました。
立ち漕ぎおじさん。
これはもう城下すぐ近くなんですが
レンタサイクル屋のおじさんによると、
この通りに楽市楽座が立っていたんだそうな。
「見たんかいぃぃぃ!」
ほおら、想像してみてください
活気に溢れる当時の人々の様子が見えてくるでしょう?
「見えねーよ!」(←食い気味に、小峠さんの声で)
出ました!来ました!幻の城、
安土城の大手道、メインストリートっす!
いやー、勾配のきついのなんの!
階段も現在の工法で作られてないんで、
ムッチャ登りにくいです。入り口で杖を貸し出してるわけだ。
うーん、なんだか古城にそぐわない、
人工的な色合いをしたコーンやブルーシートが
気になるっちゃ気になるのだが
今回のツアーでわかった。
史跡なんてのはしょっちゅう改修してるもので
そうでなければならんのだ。
この道の左右に、秀吉だの家康だの、
前田利家だのの邸宅が並んでいたんだそうな。
ここ、秀吉んち。
相当登ったが、まだまだ!
石段がデカくて、ムッチャ疲れる。
しかもブーツで来てしまった。
山城なのはわかっていたのだが、ここまでとは。。。
っていうかさあ、偉い人たちがさあこんなにキツイ場所で
政務をこなしてたこと自体がちょっと信じらんないよね。
そりゃお籠とかで登ってたんだろうけど、
それにしたって、ねえ。
本当にキツイんです(T ^ T)
皆様にこのキツさをわかっていただきたく
ひたすら階段の写真を乗っけております。
不規則なんよー若干。いや相当!
階段ってさあ、整地されてないとこんなにキツイもんかと
骨身にしみました。
途中石段に石仏が流用されてたりするところなんか
散々仏教勢力焼き討ちしてきた、
信長らしいっちゃ信長らしい。
おおお、ついに見えてまいりました天主台!
あ、足がぷるぷるして…。
おおお!広い!
安土城一階は不等辺8角形だったんだと。何で?
今も変わらず礎石の列が並んでおります。
ちなみに上の写真で礎石の並んでいる、
平面に見えている範囲は実はお城の地下一階部分で
本体はその周りの石垣部分込みで
ドンと乗っかっていたっつーんだから
どれほどデカイかお分かりであろう。
その上に、
こんなのが乗ってたんだぜーい!(地上5階部分)
どや!どやどや!(最上階部分)
信長は尾張出身だから「どや!」はないか(笑)
多分名古屋弁だったのでありましょう。
以上の写真は『安土城天主 信長の館』のもので
1992年にスペインの万博に出品したものだそうです。
すんごいよ。『信長の館』、他にもVRシアターがあって
当時の安土城下をCGで完全に再現してて、
コーフンものです。必見!
すんごかったんだろうなあ。見てみたかったなあ。
でもVR映像で、結構見た気になれたかも。
えー、現在の天主台は鬱蒼とした木々に囲まれちゃってて
登るの大変な割には
「絶景かな!」ってほどの報酬にはありつけません(笑)
な、なんだかなあ。
10月末だってのに汗だくっす。
そんで下りがこれまたキツイんだ。
完全足が笑っちゃってて、カクッと行きそう。
しょーじきもう来たくない(笑)
ってかLIVE前に絶対行っちゃダメなとこ。
マムシも出るって。んー、地獄?わはははは!
でも本当に、60代とかになる前に来といてよかった。
お年寄りには、ちょっと無理だと思うレベルかと。
青い空、白い雲、緑のあぜ道を、
真っ赤なチャリで疾走するラップおじさん。
ヒャッホーーーイ!!!
オレの夏はまだ終わっちゃいないんだぜーーっ!
あれが安土山かあ、あの山全体に広がってたんだなあ
…なんて。しばし疾走しチャリ返却して、
安土の街を後にした。
右上の雲が不死鳥(Phoenix)に見えるのはオレだけ?
石山駅に着きましたー。キミは誰かな?松尾くんかな?
松尾くんは随分と俳句がうまかったそうじゃないか。
おおそうか、この辺に住んでいたことがあるんか
そうかそうか。それにしても逆光じゃな。
忍者にしか見えんぞ。
松尾くんと別れて、わたくしは瀬田の唐橋に向かった。
今も現役なせいで交通量激しくて、ちょっと旅情がとか
そういう感じでもないんすけど、
旧東海道で京都への入り口、
合戦なんかもいっぱいあった場所で
オレ的には思い入れが深い場所なのだ
(が、地元の人には多分ただの橋、ただの国道w)
結局今日も晴れちゃって気分サイコー!
橋の欄干あたり、旧街道の趣の残る商家なんかが残ってて
もっとゆっくり見て行きたかったが
この辺でタイムリミット。
しょうがないので(←しょうがなくない)リハへ急ぐ。
本当は石山寺だって見たかったし、琵琶湖周辺はマジで
ぼくらサイドの人間(←どんなサイドだよ)にとっては
見所多過ぎで、時間がいくらあっても足りない。
会場のU☆STONEさんはとっても快適なハコであった。
入り待ちのお客様がたと軽く交流。
中でも夜勤で本番来れないからといらっしゃったお客様
安土の御出身らしく、安土話で盛り上がった。
今回は残念だったけど、また来てねー!
日本地図も、だいぶ埋まってきましたなあ。
割と広いっすよU☆STONE。
二階部分もあって、天井も高いのだ。
昨晩お蕎麦やさんで決めたセットリストをさらって
いざ本番。
おおおおお!いいじゃんいいじゃん!!!
大入り&大歓声!思わずニヤケちった。これはイケる。
なんつっても現場であんましこの話しなかったけど
滋賀に来るのこれまた相当久々で、
全くオーディエンスの様子が想像できなかったもんで。
前回はおそらく2002年とかそういうレベル。
おそらく大津のB-Flatってライブハウス。
あ、そうだ、そのあと『びわ湖バレイ』ってとこの
フェス出たなあ。2006年くらいだろか?
まーとにかくほとんどライムスターとしては
一度しかライブしたことないってこと。
幸先良くて、まずはホッとした。
この日も秋冬の装い、
通算6ポーズ目のコーディネート、初披露。
ワーク風でいてシック。
僕らのステージ衣装史上初の革靴導入。革靴っすよ!?
あ、この写真宇多さんがマイクスタンド持ってるから
『We Loveなんちゃら』の
Walk Thisなんちゃらヴァージョン
やってる時だな。スティーヴン・タイラー降臨中のやつ。
「え?来てんの?スティーヴン・タイラー来てんの?
滋賀にぃぃ???」
んー、何回やったかなあ、これ(笑)
いや、まだまだ何度だってやってやる。
まあ、やるのは宇多さんなんすけどネ♡
最前列のお客様、笑っておられる。そりゃそーだよね!
恒例、小ネタの嵐の例のあの曲。
確か出会いはカッコいい、安土城本丸天主台、
エクストラプレイは「鮒寿司プレイ」であった。
どんな出会いやねん!そして琵琶湖だから鮒寿司、
この短絡さが魅力ではある(笑)
のだが、リハの時には宇多さんの受けが
「くさっ、くさ!」
ぐらいでライト目だったはずが、本番では
「あれ?どっちの匂いだろう?」
とかいうディープなやつに変更されており
フロア中がはてなマークに包まれた。ヒドいっ!(笑)
放置プレイは全会場中最大の長さで、
20秒以上あったんじゃないかな?
その間もどんどん歓声が大きくなってっちゃって
いやいや滋賀のパリピの元気なこと元気なこと!
さらに恒例、JINさんコーナーは
ネタがないって困っていたようだが、何を閃いたか
「チューハイとサワーの境界線」
という謎のテーマを持ち出してきた。
もうこのブログでいちいち拾いたくもないのだが(笑)
あえて説明すると、
関西は「チューハイ」文化、関東は「サワー」文化で
ここ滋賀県にその境目があるというご高説。
まあ、例によって帰属意識問題の応用編よね?
近江の皆様は「え?…どっちもあるかも」みたいなご様子で
早くも大前提が崩れようとしていたのであるが(笑)
三重からのお客様の「サワー!」という鶴の一声で
勢いを増したか
ヤツはまたしてもコール&レスポンスを始めた。
結果滋賀県大津市内では「チューハイ」が100%という
ちょっとした同調圧力を感じる結果になり、ヤツは
「ほれ言わんことか!」
とばかりに満足気にコーナーを締めくくった。
あのさあジン、滋賀県内はぶっちゃけどっちもあるってよ!
オレ的には『糸魚川静岡構造線』によって
西の食文化と東の食文化は分かれるのだー
なんて話もしたんだけど、
調べてみたらちょっと違うっぽいなあ。
実際には笑っちゃうんだけど、
天下分け目の決戦場、岐阜県関ヶ原あたりに
丸餅(西)と角餅(東)、牛肉(西)と豚肉(東)の
食文化の境界線があるらしいのだ。
わははははは!出来過ぎっしょ!
その説から行くとやっぱ近江滋賀は完全近畿、
ウェッサイ文化ですよねー。
でもチューハイ、サワーは混在だって。
結論。んー、、、
どっちでもいいわ!
そーいえば、滋賀スペシャルとして
例の曲の「放置プレイ」部分、
みんなで斜めになろうとか計画してたのに
宇多丸のヤツが忘れやがった。チッ。イラつく。
ここ滋賀ではスティーヴン・タイラーも来てて
紛らわしいのだが、
ぼくら自身の『Walk This なんちゃら』も
「御手を拝借!」なんつってお披露目して
なんともおめでたい感じであった。
その後日曜公演恒例の『観光乞食』の話、
オレは前述の安土城の話をしたのだが
「どこ行ってきたの?」「安土城だよ」と言った瞬間
「え?なんでそんなとこ…」
「遠くない?何もないのに…」
みたいに地元民がざわつく音、引いていく音を、
その時オレははっきりと聴いた(笑)
これは全会場中初めての経験である。
だからオレは言ってやったのだ
思い上がった近江のホーミーズ、滋賀ケンミン達に。
「おまえらさあ、もし本能寺の変無くてあのまま
織田政権続いてたらどうなってると思ってんだよ?
大津も彦根も目じゃねえぞ
AZUCHIが日本の首都になってたかも知んないんだぞ!?
バカヤローーーッ!!!(号泣)」ってね…。
終盤の声出し(部活かよ!w)ものすごい声量であった。
音の壁ができて、鼓膜がビリつくくらい。
この写真は例によって
本気出してる時のジャンプ写真ですね。
んでもやっぱさあ、革靴はジャンプしにくいやね、
カカトがずれちゃって。
しかも安土城踏破という苦行を終えたおじさんの大腿部は
すでに悲鳴をあげていたのか
いつもより若干跳躍高度が低かったらしく
その点を終演後常連のお客様に指摘された。
勘弁してよ、まったく!(笑)
アンコールどうしよっか?なんつってたら
「ブギーバック!ブギーバック!」とか言ってくる
悪質なお客約一名。
あのさあ、もっとよく見てくださいよ、背格好も違うし
キャップもかぶってないでしょ?
3人ってとこだけでしょ共通してるの!まったく。
いや、でも嫌いではない(笑)
福井の「ウェカピポ!ウェカピポ!」も3人組、やはり
嫌いではなかった(笑)
『梯子なんちゃら』匂わしたが、
滋賀には特に突出したドリンク的なものがないのか
(日本酒はもちろん銘酒いっぱいあるんでしょうけども)
琵琶湖水ー、琵琶湖水ー、かなんかふざけただけで流れた。
また今度ね♡
琵琶湖水ー♫は京都でやればいっか。あてつけ気味に(笑)
ということで滋賀スペシャルは『ゆめのなんちゃら』
からの『ラストなんちゃら』でFin。
終始Happy Vibes & パリピ爆発の
サイコーな夜であった。
この日のわたくしめ絶好調!
ライムスター博物館の解説の中にも、
当時の自分たちの「つくるもの」としての気持ちなど
素直に落とし込めることができた気がするのだ。
その分それぞれの曲たち、
みんなの耳に染み込んでくれた気がするんだけど
どうかなあ?
兎にも角にも、滋賀のみんなありがとう!
京都からもきっとサポーターの皆様
いっぱい応援に駆けつけてくれてたに違いない。
「もし気に入ったら近いから京都公演観に来て欲しい」
なんて言ったけど、この時点で磔磔公演、
とっくにソールドアウトしてたのね(笑)
失礼いたしました。
また近いうち、必ず!
U☆STONEは快適な楽屋だったなー。ストレスゼロ!
会場の音も空調も良くて、文句なしっす。また来たい。
コマネチ!古い。ムッチャクチャ古い。
オレらも実際よく知らないほど古い。
みんなで写真撮って、ダッシュで京都駅八条口へ。
売店、どこもお弁当お惣菜が完売していたため
お腹ぐーぐー言わせながら東京に帰りました。
今回もサイコーの週末二日間の旅であった。
帰って思い出しつつメモリつつ、
ぐびぐびいいちこ飲みました。
(D)
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47TOUR#31@福井
2019.11.7 13:42:34
2019/10/26(土)、31公演目、in 福井。
北陸新幹線が加賀金沢までの距離を短くした今
越前福井までは相対的にとっても行きにくく感じちゃう。
この日わたくしはちょっと前乗りして福井の街を
『でぃー散歩』したかったため自ら乗車変更して朝便で。
福井へは米原から北陸本線、
石川県小松空港からの行き方もあるのだが
今回は京都から湖西を通って、特急サンダーバードで。
結果4時間以上かかりましたですかね。
お昼頃に福井駅に着くと、
駅前は超近代的に生まれ変わっており、
なんだかよくわかんないのだが
とにかく恐竜推しらしいのだった!
なんでも福井ではたくさん恐竜の化石が発見されたらしく
恐竜王国なんだそうな!知らなんだ。
ちなみにびっくりしたのだがこの恐竜像、
なんと動くのだった!
しかも咆哮なんかも轟いちゃったりなんかして
駅前なのに結構物騒(笑)
あー、びっくりした。
恐竜もキライじゃないのだが、わたくしめはやはりお城。
福井城は本丸に県庁と県警と議事堂
おっ建っちゃってるの知ってたのだが
それでも幕末四賢侯、
越前松平春嶽公を輩出した福井藩の中枢だもんで
どうしても見ておきたかったのだ。
いや、本当のことを言うと
一乗谷の朝倉氏居館跡を観に行きたかったのだが
恐ろしく電車の本数が少なく
泣く泣く諦めたってのもある(笑)
まあね、政治権力と警察権力ですからね
機能的にはそこにあっても
オカシかないっちゃオカシかないのだが
なんとか移転とかできないんですかねえ?
それでも前より整備されてる感じはしましたけど。
写真は平成29年復元の御廊下橋。
本丸と三の丸を往復する、藩主専用の橋だったんだそうな。
天守台隣にある「福の井」。
「福井」の語源になったって説もあるんだそうな。
深くて怖い。
本丸天守台より小天守台を望む。
1948年に起きた福井地震で
一部崩壊して歪んじゃってるのだー。
ちなみに福井城天守は1669年に焼失していて
以降再建されることはなかったんだそうな。
お金掛かって領民の負担増えまくりますからね。
江戸城と同じような理由からでしょう。
それにしても本来はこの福井城天守、
4層5階の、それはそれはビッグなやつだったんだそうな。
見てみたかったなあ。。。
そういえば首里城正殿、残念でしたね…。
オレも再建のためになんらかの力になりたいなあ。
それはそうとこの日の福井城址、って言うか県庁周辺、
休みだってのにやたらと人が多かった。
みんな下向いて歩きスマホ率ほぼ100%!
誰もお城なんて見ちゃあいない。このような場合だいたい
『ポケモンGO』の人たちであることが多い。
まあいいけどさあ、なんだかなあ(©︎阿藤快)。
オレしか城跡にロマン感じてないんだもんね。
最後の藩主松平茂昭が廃藩置県で東京に退出するとき
数千人の民衆が押し寄せて号泣しながら見送った
なんてエピソードもあるのにさあ
なんだかなあ。
そう、そんで『でぃー散歩』、綺麗になった街並みも
西武のある大通りもあるのに、
なぜかこう言う横丁に吸い込まれちゃうんだよね。
もうなくなっちゃってるかと思ったらまだ健在でした、
新栄商店街。いっちゃんの変なお店もこの辺にあったっけ。
レトロなんだけどミョーにおしゃれなお店なんかもあって
雑多な感じでなんかワクワクする。
どこも昭和の商店街は新陳代謝が進んで、
若者がおもろいお店を出したりなんかして
活性化させようとしてますね。
あ、こんとき実は重度の二日酔いで
ムッチャ調子悪かったっす(笑)
今思い出してもウプっと来ます。
えー、そのすぐそばに、柴田神社っつーのがあります。
ここは織田信長の重臣であり猛将、柴田勝家の居城、
北ノ庄城があった場所であり、彼の終焉の地でもある。
本能寺の変に端を発する羽柴秀吉との跡目争い
(賤ヶ岳の戦い)に敗れた勝家ちゃんはこの地で
信長の妹で奥方のお市の方と自刃するのであった。
うう…(涙)お市さんは元、浅井長政の妻で、
小谷城(滋賀県)で浅井氏の滅亡を
目の当たりにしているというのにまたしても…
今回は勝家ちゃんと運命を共にしたのであった。
その娘たちの浅井三姉妹(茶々、初、江)は保護されて
それぞれ豊臣秀吉、京極高次、徳川秀忠と結婚して
数奇な運命を歩んだのでした。
この辺の話は話し出すときりがないんだけど
女の人が歴史に興味を持つきっかけになりやすい
お話かも知んないので
興味がある人は調べてみてください。
足羽川のほとりをダラダラ歩いたりした。
何やってんだろうオレは(笑)
天気も晴れてきたし、ま、いっか♡
この後も昔LIVEした会場周辺(駅前や飲屋街)なんかを
ぷらぷらしていました。駅でメンバーと合流し、会場へ。
23年ぶり!!!懐かしの福井CHOP。
オレの記憶の中と全然変わんない外観。
なんつーんだろう、アーリーアメリカンっつーか
50’s調っていうのか、とにかくアメリカンな店内も
全然変わってなくてうれP。
謎に会場に対して横向きのステージも変わってない。
写真だとギリギリ切れちゃってるけど
ちょうど左端に金網があって
フロアが区切られているのでしたそうでしたそうでした!
イベンター様が色々と用意してくれた福井名物、
どれも喉を通らぬ。ウプッ(涙目)
亮君のツラがまた胸焼けを誘う(笑)
そー言えばソースカツ、福井もなんだよねー。
新潟のと食べ比べてみたかった。
あ、始まってしまったようです。
これがその金網サイドからの写真です。
この日から衣装は秋冬の装いで、
通算3回目、5パターン目の衣替え。
モノトーンでシック目に。
超満員とまではいかなかったけど、
この右端のスペースにゆとりあったりして
なかなか遊びやすい環境だったんじゃないかなあ?
登場するなりフロア中央に旧友の顔を発見し
ウケると同時にアガる。
もうキレッキレにやるっきゃねえ。スイッチ入った。
その右端のお客様方、フェンスに遮られているにも関わらず
ガンガン盛り上がってくれて嬉しかった。
最初のMCからタケちゃん
(マボロシ、竹内朋康。福井県鯖江市出身)の話に。
ここCHOPはタケちゃんお馴染みのハコだと
本人よく言っておった。
タケちゃんは子供、タケちゃんは貧乏ゆすりをするなど
軽くDISっておいた。その時話し忘れたが、
タケちゃんは地元の友達と電話で話し出すと
訛りがハンパない。っていうか福井弁、
超エゲツない(笑)
なんか東北っぽい感じもするから不思議。
そんなことはいい。もはや小ネタの嵐と化した
『肉体なんちゃら』の「出会い」は東尋坊の崖の上。
崖の下だとサスペンスドラマになってしまうからだ。
先ほど名前出したいっちゃん(1LOWくん。MC。旧友)は
「東尋坊の用心棒」とか言っていたらしいが
そんなとこに用心棒要るかいーーっ!と
心の中で突っ込んでおいた。
そんなことはいい。福井エクストラプレイは
「ズワイガニプレイ」。越前ガニというヤツだ。
「ズワイガニプレーイ!」「痛い!痛い!」だって。
わはははは!…ははっ…はぁ。。。
それにしても変わったアングルからの写真ではある。
三つ目のお部屋、そのタケちゃんと2003年に作り上げ
『マボロシ』の作風の母体ともなったBrand New Funk
『ザ・グレート・なんちゃらリズム』を
本人不在のままここ越前福井に里帰りさせ
同じくタケちゃんのギター入りの『逃走のなんちゃら』を。
『なんちゃらAGAIN』で親指立ててからの恒例コラム、
JINさんコーナー。
元気ですかーーーっ!!!
ワタクシDJ JIN、このLIVEの後
すぐにトイレに行きたいのですが
ここCHOPは客席と楽屋のトイレが共同のためにですね
皆様におかれましては速やかに退場いただき
ワタクシがトイレに行きやすい状況を、云々。。。
……マジか?
全会場中最大の中身の薄さ。いや、無さか?
福井全く関係ないし、とにかく狂ってる。
っていうか普通に、
怖い(笑)。
なるべく早く忘れたい。
しかしこれはこれでまた神回なのであろうか?
その判断は当日目の当たりにしたお客様方に
委ねるしかないのであろう。
後半はハード目の選曲であった。
いい感じに後ろのお客様からヤジなども飛んで
(ウェカピポ!わかってらっしゃる。相当な強者)
わはは&ボルテージ上昇!
ちなみに『スタイルなんちゃら』を
歌っている時のわたくしは常に滾っておる。
『ダンサブル』TOURの頃よりずっとずっと。
なんでだろ?前より今のが気に入っている。
実際この日のわたくし鬼気迫るものがあったらしいが
体調悪いの誤魔化すためもあったと思う。ゴメンネ♡
これは完全にラストチューン恒例の
ジャンプショットですね。
ちなみに前回福井に来たのは2012年。
駅前のクラブ、『Casa』であったとか。
2階の控え室でみんなでワイワイ飲んだの覚えてるなあ。
そこから富山『MAIRO』までの途上で、
オレは『グラキャビ』の
曲想を得たんだそうな(RINくん談)。
確かにそのコースは旅情を誘う(笑)
その前は2009年らしく、これは思い出モンスターのオレでも
あんましおぼえていない。丸岡城みんなで行って、
「人柱お静」伝説に打ち震えたのはこの時か?
その前はもう2002年頃、
『ウワサの真相』ツアーとかだもんね。
さらにその前は武生だか鯖江だかのディスコ的なところで。
1995年くらいだったかな?古っ!!!(笑)
なんとリップとメローと3組で。
お客全然いなかったけど
そこから伝説のヒップホップFM番組『ナイトフライト』
生中継したりしたっけなあ。。。
その後生まれてから倍近い時間が経ったというのに
わたくしはこうしてまた福井のステージに立って
お客様方の歓声に包まれているのだから
ラッパー冥利に尽きるというものか。
越前福井のみんな、本当にありがとう!
アンコールはちょっとイレギュラーに
福井ということで敦賀出身の社長(ソイルのね)に絡めて
『なんちゃら・カンヴァセイション』を。
生でなくオケで歌うのは実は初めて!
丈青のピアノソロの間はみんなで
「ヒューヒュー!」
「ホエ!ホエ!ホエ!ホエ!」
かなんか言って
チャラ目にやり過ごすことに決定。新しい!(笑)
常連のお客様方にも好評を得た感触。
社長は最近福井の音楽シーンの掘り起こしに精を出しており
フェスなどもここ福井でやっている御様子。
そこに呼ばれたりなんかして?みたいな匂わせ。
福井といえば池ちゃんも、藤田晋シャチョーも
そんな話もしたか(タケちゃん含めて三人とも鯖江出身)。
最後に、この福井CHOPでライブしたのは
おそらく23年ぶり(1996?)だと明かす。
わたくしはジブさんとのコンビで。
確かシャカゾンビもいたなあ。
『末期症状』をお互いビートボックスしながら披露とか
相当アクロバティックなことしてる
20代半ばのわたくしと鼻息の歴史的資料映像、
主催者であったDJ Yanatakeさんが秘蔵している模様。
Youtubeなんかにはアップされてなかったね。失敬失敬。
いつかイベントかなんかで特別公開したいんだと。
オレももうちょっと年取ってから見たいかも。
ま、当日大雪降っちゃって
お客さん全然いなかったんだけどね!
遠い思ひ出です。
それを当日生で目の当たりにしてた僕らの旧友、
富山のトオルくん。岐阜公演にも来てくれたのに
何故か富山公演には現われず。謎すぎる(笑)
遠いとこありがと。嬉しかった。
前回(前々回もかな?)福井に呼んでくれた
ササキくんとその御一行様。
誰かと思ったら盛んにヤジ飛ばしてたのあんたらか!(笑)
福井における失われた記憶など思い出させてもらい
ホッコリいたしました。また一緒にイベントもやりたいね!
7年も経ってるってのに遊びに来てくれてありがとう。
嬉しかった。
キャレックがまた遊びに来てくれた。
新譜もいただいた。頑張っておるのお。
サヨナラCHOP。サヨナラCOLOR。
店長ダニジュンさん、オーナーヤマモトさんと
タケちゃん話なんかして盛り上がる。
ちなみにSoil & Pimp Sessions、
来年1月にここでLIVEするらしいです。
社長にとっては凱旋公演か。
越前っ子たちは絶対観に行った方がいいぞーー!!!
みんなごめーん、今回のDカメ、
良かれと思ってネオンの前で撮ったら
みんなオバケだぞーになってしまった(笑)
ま、いっか!よくないか!ウェイ!
そのあと滋賀に向けてグラキャビは南下したのでありますが
(正確にいうと宿泊地、京都)
高速に乗る前にとある国道沿いの
ファミレス的なお蕎麦やさんに寄ったのですが
ここがサービス含めて最悪で、今回の食の部門、
目下ワーストを獲得いたしました!
ヒューヒュー!
越前おろしそば、楽しみにしてたのに(涙)
全然冷水で締めてもくれてないの。ふにゃふにゃのもそもそ。
写真はあえて載せません。食べ物に失礼だもんね。
そんな毎回美味しいものばっか食べてちゃダメだって。
バチ当たるわ。
ちなみにわたくしが本当に行きたかったのはここ
『見吉屋本店』さま。
前に地元の人に連れてってもらった時
ちょっとショックなほど激ウマであった。
これは『でぃー散歩』してる時に撮った写真なのだが
二日酔い時に食べるランチとして、これを上回るものを
オレはいまだに知らない。
なんでなんだろうと思っていたのだが、
汁物が欲しいタイミングな上にどうやら
大根おろしの成分が消化を助けてくれるから
ということなのだそうだ。やっぱ人間必要なものを
美味しいと思うようにできてるのだ!
ちなみにわたくしはお蕎麦に関しては
喉越しを最重要視しているため
自宅では新潟のへぎそば(つなぎが海草)に、
たっぷりの辛汁込みの大根おろしに
そばつゆ(にんべん『つゆの素』。甘め)を
原液のままちょろっと掛けた(水で薄めない)、
越前、越後マリアージュ状態でいただくのを
究極の悦びとしている。あ、刻み海苔もパラパラっとね。
蕎麦通の方からするとちょっと邪道なのかもしれんが
オレはこれが好きなのだ。
気になる方はぜひお試しあれ。
グラキャビは滋賀県を通り越して京は
烏丸御池に着きました。てっぺん超えてたかな?
ファンの方にいただいたこのクラフトビール、
すんごい美味しかった!
英気を養いつつ、翌日の観光のプランなど練りつつ
滋賀大津石山公演に臨んだのだった。
(D)
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このBLOGについて
【管理:スタープレイヤーズ】ライムスターメンバー、スタッフが書き込みます。
2018年10月に旧ライムスターブログ、11月にマボロシブログ『マボロシ 坂間大介 Rec日記』を統合し、全ての時代のライムスターブログがここに集まりました。
RHYMESTER(ライムスター)
1989年結成。宇多丸(ラッパー)、Mummy-D(ラッパー/プロデューサー/またグループのトータルディレクションを担う *作編曲家としての名義はMr. Drunk)、DJ JIN(DJ/プロデューサー)からなるヒップホップ・グループ。自他共に認める「キング・オブ・ステージ」。フィジカルとエモーションに訴えかけるパフォーマンスと、当意即妙なトークによって繰り広げられるライブに定評がある。1980年代後半、まだヒップホップが広く一般に認知されるはるか前より「日本語でラップをすること」の可能性と方法論を模索。並行して精力的なライブ活動を展開することによってジャパニーズヒップホップシーンを開拓/牽引してきた。近年はグループとしての活動に加え、各メンバーがラジオパーソナリティーや役者など活躍の場を拡大。結成30周年を迎えた2019年にはアニバーサリー企画としてグループ史上最大規模の47都道府県48公演に及ぶ全国ツアーを敢行、成功へと導いた。
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