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homerhymester blog20070207

• そしてウチのレコ棚は

  2007.2.7　18:35:00

  DJ JIN

  こうなっている。【DJ JIN】
  

  

  

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• 今日

  2007.2.7　04:14:00

  DJ JIN

  ウチに見所のある変な若者がきてレコードをチェックしていった。
  音楽好きな気持ちは伝わったぜ！
  【DJ JIN】
  

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• THE WORLD IS YOURS

  2007.2.7　03:09:00

  Utamaru

  引き続きロックスター社『BULLY』
  https://starplayers.jp/rhymester-blog/2007/02/05/
  についての覚え書き
  （なので興味のない人はスルー推奨）。

  実際にプレイを進めるほどに気づかされるのは、
  『GTA』系の
  「自由度の高い3D箱庭型アクション・ゲーム」という形式と、
  「青春物」というジャンル、
  この一見意外な組み合わせが、
  実は本質的に物凄く相性が良いのかも知れない、ということです。

  ティーンエイジャーとは、言ってみれば、
  「（親の絶対的な庇護を離れ）初めて独力で『世界』と対峙し、
  人生（という名のゲーム！）に参戦しなければならない者」、
  だとするならば、
  それはまさしく、
  右も左も分からない状態でフィールドに放り込まれ、
  とにもかくにもゲームを開始しなければならない、
  プレイヤーの立場そのものでもあると。

  で、最初は、
  何しろ自分の身体の動かし方すら満足に分かっていないのですから、
  元の位置から一歩踏み出すだけでも、勇気が要るほどだったりする。
  しかし、
  手探りで、少しずつ、
  もちろんある程度の痛い目などにも遭いながら、
  次第にその場所の全体像やルールが理解出来てきて、
  生き抜いてゆくための知恵や技術も身についてくると、
  初めは恐ろしくさえ見えた広大な「世界」が、
  そして、そのなかであまりにも無力に思えた自分が、
  その気になりさえすれば
  この手でコントロールし得るものだという、
  ワクワクするような実感が湧いてくる……

  そうなるともう、
  スケートしててすっ転ぶことも、
  
  女の子の気を引いて
  
  キスをゲットすることも、
  大人のずるさ、弱さを知ることも、
  
  遊園地の奥にある見世物小屋で
  
  とても変わった人たちを見ることも、
  朝起きて表に出てみたら一面雪が積もってたりすることも、
  いや、
  醜悪な人間関係と共に生きてゆかねばならぬことすらも、
  すべてが新鮮で、
  楽しい！
  「世界」は、俺を待っている遊び場だ！

  ……見事なほど綺麗事はなにひとつ描かれていない
  （どころか現実の悲惨な側面だけが誇張されていると言っていい）
  にもかかわらず、
  それでも『BULLY』には、
  この、人生に対する根本的な肯定感とでも言うべき楽天性、
  正しく「青春物」が伝えるべきものが、
  きちんと漲っているのです
  （しかも、テーマと手法が完全に一致している！　理想的）。
  教育上よろしくないだって？　
  とんでもない！
  明らかに、その逆でしょう。

  ロードの微妙なモタモタ感とか、
  小さな不満がないではないけども、
  これはやはり、本当に素晴らしい「作品」だと思います！
  日本版の発売は、
  正直もう期待すらしてないというのが、また情けない話。

  （宇多丸）

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