homerhymester blog2019082
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47TOUR#26@広島
2019.8.11 04:43:37
2019/8/4(日)、松山公演翌日。
広島には例によって深夜着、翌朝わたくしはついに
ケリをつけることにしたのだった。
世界遺産、宮島、厳島神社とである。
長年行きたい、一度は見ておきたいと思いつつ
この年になるまで行ったことがなかったのである。
それにしてもスマホは便利だ。特にGoogleマップ。
現在地から目的地へ、どんな移動手段があるのか
時刻は?所要時間は?
っつーかそもそも行って帰ってこれるのか
やっぱスマホなかったらここまで
大胆に行動できてなかったと思う。
というわけでその中から、平和記念公園から出発する
直行高速船を選んで、朝も早よから乗り込んだ。
AM9くらいの便だったかなあ。
所要時間約45分。あっという間に宮島着いたぞー!
船を降りて桟橋を歩いていると、
前を歩いていた親子が
「おとうさん、あれかなあ?」
「バカ、全然違うよ!」
とか会話していたので見てみたら
波打ち際にに小さな鳥居があった。
わはははは!違うっつーの!
でも紛らわしいっちゃ紛らわしいよね。
刻一刻と猛威を振るい出す真夏の太陽。
いやー、それにしてもまだ10amだってのに
ものすごい人出でちょっとビビる。
やっぱさあ、世界遺産は違うね!
だってさあ、オレの史跡巡りって大抵誰も行かないような
マニアックな城跡だったりするからさあ
前日の松山湯築城然り。
ファミリーやカップルや
おばさんの団体とかに揉まれてると
「なんだかなぁ」とか思ってしまいがち。
いやいや、そんなオレだって歴とした一観光客だもんね。
変な選民意識みたいのは捨てて謙虚な気持ちで参道をゆく。
すると
キターーーー!!!♪───O(≧∇≦)O────♪
これがかの有名な海中に浮かぶ……
ん?
んんん?
なんか様子おかしくないすか?
よく見ると(いや、一目瞭然なのだが)
例の大鳥居、改修中だったお♡
わはははははは!!!!
前日の道後温泉本館に続きまたまた改修中!
こうなるともう笑うしかない。
っていうかやっぱオレ、持ってる。
笑いの神ついてる。
まあね、しゃーないやね。
逆に貴重なタイミングで観れたからよかった
なーんつってポジティブに解釈し歩を進めると
出たーーーー!!!♪───O(≧∇≦)O────♪
これぞ世界文化遺産、日本三景、国宝、
厳島神社でござる。
しかも運がいいことにわたくしが行ったタイミングは
満潮に近く海に浮かぶお社の美しさの
真骨頂を味わうことができたのだった。
鳥居が工事中なんてなんのその
やっぱオレってついてる持ってる!
厳島神社は創建推古元年(593)だってさ。
わはははは!聖徳太子の時代だよ?笑うしかない。
その後平安末期栄華を誇った平家の氏の長者、
平清盛が現在の規模に造営したらしいです。
まあ、美しいよね。。。
海外の人が思い浮かべる「ジャポネスク」みたいの
すべて詰まってる景色だもんねー。
宮島、厳島神社はそこら中国宝だの
重文(国指定重要文化財)だの腐る程あるので
もうそんなこと全然アナウンスもしてくんないし
アピールもしません。さっぱりしたもんです(笑)
いやー、それにしても、うつくしー景色ですよねー。
日本人で良かった的な。まあ、京や西国の雅など解さない
関東の田舎侍がルーツっぽいですけどねー我が姓は。
ま、とにかくこの時点でわたくしは『厳島神社』と
ケリをつけ切ったのであった。
いやー、やっぱ素晴らしかった。
厳島神社拝観出口そばの大願寺。
ここの不動明王像が平成の再建にも関わらず
巨大で躍動的でムッチャ感動したんだけど
写真撮影不可だったんよねー、残念。
写真、空と松、発光する地面とのコントラストで
いかに暑かったか伝わるっしょー!?
その大願寺の奥書院、第二次長州征討の時
勝海舟と木戸孝允ほか長州藩藩士が講和会議をした
まさにその場所なんだって!
なんか最近の話にも感じられるのが不思議。
んでもやっぱホントは
改修中じゃない時が良かったなあ(しつこい)
ふーこーめーび。
千年前から変わらない風景であろうね。
水路で水遊びする子供達。
ってか大人でもしたくなるほど暑かった。
お昼を前に気温35℃超え!!!
この時点でもうTシャツぐしょぐしょ
ハンカチぐしょぐしょ。
こちら千畳閣(豊国神社)。
1587年に豊臣秀吉が安国寺恵瓊に命じて造営させたもので
その後秀吉が死んじゃったために
天井や内壁のない未完成な形のまま残されてるんだって。
すんげえ見たかったが実はもう時間がなくなってきてたので
泣く泣く外観だけ撮って桟橋へと急いだ。
見所多過ぎ。とても午前中だけでは周りきんないや。
まあ、それを承知で来たんすけども。
正午、完全満潮!
もう地面までひたひたに海水迫ってます。
よくこんなもん、平安時代から
千年近くも維持してるもんだよね!
もー一度言うけどあのさあ、
平成じゃないよ平安時代だからね!?(笑)
ま、とにかく、ついに宮島とのケリがついた、いや
少なくとも厳島神社とはケリがついた。
次来た時はもっと山の方とか、他の島内の神社仏閣も
コンプリートしたいものだ。
元来たルートを遡って、一路平和記念公園へ。
この日は広島の忘れてはならない日、8月6日の二日前。
公園内では来賓のテント設営など
記念式典の準備がいそいそと進められていた。
慰霊碑の前で手を合わせた。
会場は『SECOND CRUTCH』さん。
広島中心地のアーケード内にある。
初めてお世話になるLIVE HOUSE様です。
ご覧の通りの内観。
事前に結構タイトめ相当暑めですよと脅されていたのだが
割と快適そう。
空調に至っては後々わかるが至極優秀であった!
ここセカンドクラッチさんは、壁に貼ってある注意書きが
色々と細か過ぎでイルな感じがしてオモロイ。楽屋もネ!
きっと店長さんがオモロイ人なのだろうと思う。
ホームページのFAQもオモロイので、見てみてー!
スターート!
始まってしまいました。
この日は前述したように、前もって
相当過酷な状況になると脅されていたため
前日松山にて、涙を飲んで短めのセットを組んで
挑んだのでありました。。。のですが
結果としてトータルタイムがいつもより長いという(笑)
かなりミステリアスかつインクレディブルな
公演になったのでありました!
今回は結論から言っちゃう。
この通算26公演目広島公演、
意外と言っては失礼なのかもしれないが
もんのすんげえ盛り上がり!
もしかするともしかして
ナンバーワンだったかも。
いや、全会場で言ってますよ?
「♫どこどこー!ナンバーワン!」つってね。
それにキャパも違えば季節もお国柄も違うしね
しょーじき一律には比べらんないし
ナンバーワンはひとつじゃない。
(今思い出すだけでも、熊本、水戸、郡山、和歌山
などなど、どこもハンパなき盛り上がりであった)
んー、でも今回割と意外な土地が「激アガリ」な印象。
んでここ広島も、キャパの割にレスポンスハンパない、
確実に「ナンバーワン」のうちの一つだったのであった。
いや、その中でも特に……!
んでこういう神回には必ず『ソツの神』みたいのが
降りて来んの。ファーストブロックから。
怒涛のオープニング選曲の〆部分、
『リスなんちゃら』のイントロでMicrophone#1の彼、
「ヴァース1、Mummy-D、カモン!」
とか言うもんで、「え?オレ?違うっしょ?」
と思わず己を指差してうろたえてしまったのだが
その直後過ちに気づいたか何事もなかったように
「身体突き動かすアフリカンビート…」
などとシレッと己のヴァースをキックし始める
マイメン、宇多丸。。。
うーん、D・A・S・A・I♡
一部やりとり気づいたお客様がたが笑っておられたが
26公演目ともなるとこのくらいのソツがあったほうが
LIVE(生もの)として楽しい!
なもんでその後『ヒートなんちゃら』のイントロで
「カモン、宇多丸!」
「沸騰した熱湯のように沸き立つ日本列島…」
と返しておいた(笑)
ここまで来るとお互い揺さぶりを掛けていかないと
フレッシュなものは生まれないのであーる。
でもさあ、やっぱライブハウスはいいやね!
狭いし暑いし決してキレイではないんだけどさあ
今ROCK IN JAPAN Fes.2019から帰って来たばっかりで
ちょうどTOSHI-LOWとそんな話してきたから言うけど
やっぱ依存症になるような
麻薬的な多幸感があるよねーそこには。
特にこんな一体感のあるLIVEだと。
どんなにデカいアリーナやスタジアムでも
きっと味わえないだろう何かっつーか
そんなものが確実にあるのだ。
たまんねーす。
中盤『ワンスなんちゃら』は
74年後、見事に復興を果たした真夏の広島に
格別に響いた。
ような気がする。
いや、響いたはずだ。。。
恒例JINさんコーナーは今回は非常に長く
広島の好きなところ、その一から
なんとその七か八くらいまで披露していたか。
前日松山の「みかんの話」の雑っぷりとは大違い(笑)
広島カープレジェンド、
故、衣笠祥雄選手がソウルミュージックマニアな件など
自由に話しておられた。オモロかったが長かった(笑)
お客様の反応がいいとこっちも嬉しくなって
余計なこといっぱい話しちゃう。
オレももう今となっちゃなんだか忘れたけど、
数分割いて無駄話したような気がする。
おっと危ない忘れるとこだった
広島公演は、ここ数年は中国地方
岡山にシフトしていたため実は6年ぶりだったか。
その前回、出身地ということで
マキくん(Maki The Magic、キエるマキュウ)が
わざわざ東京から遊びに来てくれてステージ乱入、
そのまま打ち上げ行って梯子酒、
宇多さんと夜の広島の街に消えていったのだが
とにかくそれが、僕らとマキくんとの
最後の思い出になっちゃったのだった。
ということで広島スペシャルは『なんちゃら!!!!!!!!』
別に隠すこともないか(笑)
天才Maki The MagicプロデュースのRhymester Classic
『Come On!!!!!!!!』を。
アツく、アツく、空に向かって。
マキくん盛り上がったよー!見てたでしょ?
んでもあんまし美談っぽい雰囲気になるのは
なんか違和感あったから
「ホントにしょーもない人でした」なんつって
バランス取っといた(笑)
未だにマキくんのしょーもないエピソードの数々
みんなで話して笑ってる。
それがオレらのマキくんの弔い方だし
マキくんは全然オレらの中で生きているのだ。
会場にはその日たまたま宇多さんマキくんと合流し
一緒に飲んだ(!)カップルのお客様も来てくれていた。
な、なんと!(←マキくんの口癖)
これ多分本編終盤だと思うんだけど
この写真スゴくないすか!?
HOTCHIが奇跡の瞬間を捉えてくれた一枚なのだが
MC陣ジャンプ打点高過ぎ!!!!!
なんか上から吊られているような
トリック写真みたく見えるよね?
わはははは!でも正真正銘なんの加工もしてない
リアルな一枚!
おそらくラストナンバーで
『本気出』してる瞬間と思われ。
おじさんなのにムリしてそんな跳んでるから
腰やっちゃうんだよね!(笑)
(わたくし2019/8/11現在腰を痛めておりまする。
重篤ではないので何卒ご心配なく)
んでもこんなにキレイに
ジャンプの瞬間が揃ってるってことは要するに
ビートを同じタイミングで感じてる ってこと!
という意味で二重に美しい写真なのであーる!
HOTCHIでかした!
アンコール。
山本、佐々木コールはあったが坂間コールが無かったので
オレだけ後から登場した(笑)
いやー、しかしもんのすんごいレスポンス量、音量、
シンガロング量。
終演後メンバー共々
「なんでこんなに!?なんで広島で!?」つって
驚いたほど。
気づけば数曲分削ったはずなのにトータルタイムは
まさかの2H超え。
んでも会場様の誇る空調がとびきり優秀であったこともあり
全然長さを感じず、お客様がたも
最後まで活き活きとしておられた。
みんな本当にありがとう!
この26公演目は確実に
ナンバーワンだったと言って差し支えないと思う!
オレたちはやった
やったんだー!
美酒に酔う時が来たー!
ほら見て、空調が優秀なせいで
オレの衣装おケツおもらししてないっしょ?
久々に縦位置でDカメ。グラキャビをバックに。
この後機材車組は夜走りでまっすぐ東京へ。
ほんのこておやっとさー。
なんか中国、四国地方に毎回来てくれるみんなの顔も
少しだけ覚えてきたなー。ほんとありがとね!
打ち上げはやっぱ広島ということもあり
お好み焼き、鉄板焼きのお店行きました。
行くしかないもんね!
富士見町『八誠』さん。
ぼくらのLIVEのポスターも貼ってくださってる。
炭水化物の禁もツアー中特例解放して
(ばかりなんだけどね最近!反省)
お好み焼きもちょっと食べちゃいました(てへぺろ)
以下、白飯 or ビールを片手にご覧くだされ。
牛バラ
れんこんチーズ焼き
コウネ(広島では定番らしいです。新食感!)
ウニホーレン(これもね)
ネギ焼き
そば肉玉(ネギどっさり!)
山本
山本と坂間
山本と坂間と佐々木(ライムスター)
ああ美味しかった。
幸せすぎてもう一軒行った。
近くのお洒落なCAFE & BARにて。
夢番地タケタニちゃんとマネジャ小山内と。
宇多さん終始上機嫌。
JINさん娘息子の面白すぎる話で爆笑。
わたくしアクビが出始めて2am前に解散しました。
だって宮島行ったのと同じ日だもんね
そりゃ疲れるわ!
んー、
じゃあの。
(D)
-
47TOUR#25@愛媛
2019.8.6 18:13:14
2019/8/3(土)、快晴。
15年ぶり、2度目の愛媛県松山公演。
航空便の都合でお昼には会場についた私共一座は
早々にセットリストの調整を終え
リハまで約2時間半の自由時間に。
調べてみたら実は市街地からさほど遠くないということで
(もっと山奥かと思ってた)
商店街をぶらぶらと、路面電車に揺られて
道後温泉まで行ってみることにしました。
(松山城は前回行ったし2時間半じゃ見切らんからね!)
レトロで可愛い駅舎と『坊っちゃん列車』。
これバックにみんな写真撮ってるから
展示してあるだけかと思ったら
なんとお客乗せて運行してたよ!ビビった(笑)
駅前の『坊っちゃんカラクリ時計』。カワイイ。
カラクリ時計って
江戸時代の水時計みたいなやつなんかなあとか
ボンヤリ思ってたら、これ1時間おきに
せり上がったり窓開いたりして
夏目漱石『坊っちゃん』の登場人物たちの
フィギュアが出て来ちゃったりなんかして
すんごい仕掛けらしかったのだ。
早く言ってよ!
『横浜そごう』かよ!
(↑横浜駅東口シンボルだったそれ、
もうとっくに無いらしいっす涙)
野球好きだった正岡子規ちゃんの銅像も隣に。
まーとにかく、明治期の文化、浪漫溢れる
フォトジェニックな場所が市内そこかしこに。
ずりいなあ、松山。
活気ある商店街(土産物店ひしめきほとんど参道に近い)
抜けると、どどーんと例の建物、道後温泉本館が!
おおお、重厚だ。。。
これがあの『千と千尋の神隠し』の湯婆婆の住んでる
『油屋』のモデルになってるやつなのだった。
カッコいい!
しかも未だ現役で一般客もお風呂入れるんだからね!
お大尽さまのお成りだよー!なんつって
流石にわたくしは時間がなくて入れませんでしたが
次回は必ず。
んんん?
んでもなんか後ろに興醒めな囲いみたいのあるなあ
こんなんあったっけ?と思ったら
もろに改修中であった!
道後REBORNって!REBORN後がよかったなあ(笑)
手塚プロとの提携で『火の鳥』とのコラボなんかで
盛り上げてるとこは流石と思うけどね。
REBORN後がよかった。(←しつこい)
ここから本館全景見えたはずなのになあ。
ただいま足湯浸かり中。
外気温摂氏33℃!汗ダラダラ出るけど気持ちいい。
それにしても道後温泉、日本最古、歴史3000年だって。
わはははは!古すぎてコメントする気もせん。
街なかに水路が流れてて、子供たちが水遊びしてる。
写真では涼しげな光景なのだが
実際はクソ暑い!
ちょっと耐えきれんくなってマネジャ小山内オススメの
愛媛みかんジュースの専門店、10FACTORYさんにて
みかんスカッシュを。
店内にてアングルなど、若干「映え」を狙う。
ああ、狙うともよ!BAEをな!(キレ気味)
だっていい写真にしたいじゃねーか!
(↑誰も責めていない)
そんで困ったことに道後温泉はすぐ隣に
日本100名城にも選ばれている
中世伊予の領主、河野氏の居城『湯築城』も
あるのだった時間はないというのに!
今は『道後公園』として整備されていて
天守なんかはハナからない、
土塁とお堀と資料館が見どころの
まあ言っちゃ地味なやつなんだけども
オレ的にはコーフン。フガフガ。
時間ない中焦りながら城内散策したが
誰も本丸跡なんか来ないせいか、ガサガサッと
ケッコー大きめのトカゲなんかが現れたりして
ちょっとコワイ(笑)
そんでまた路面電車(伊予鉄)乗って帰りましたけど
松山の風景のフォトジェニックさに一番貢献してるのは
オレ、最新車両でも『坊っちゃん列車』でもなく
この旧型車両だと思う。
なんだろう、熟して身から皮が浮いた
あまーい蜜柑みたいな感じっつーか
街並みによく合ってる。
日本全国、路面電車の残ってる街はどこも好きですが
ここ松山はまた格別かと思う。
『土曜夜市』だかでお祭り騒ぎ
大盛り上がりの大街道商店街をひったすら真っ直ぐ、
鄙びた柳井町商店街まで抜けると
松山約束の土地、『SALONKITTY』様はありました。
そーかー、こういう立地だったのね。
入り待ちのお客様チラホラ。
この川沿いってのは、15年前の記憶にも
うっすら残ってるなあ。。。
ほんとはどうも地元では名物らしい
近くの鍋焼きうどん屋さんに行きたかったんだけども
時間がなかったので
お祭りの出店で売ってたタンドリーチキンを
なんとなく買って食べたんだけども
これが何気に激ウマであった!
オレそんなにインド料理通でもないけど
あったかい時は言わずもがな
冷えたから食べてもじんわりとやっぱ美味しかったので
ほんとに美味しいやつと思うよ。
『エベレストフード』っていうお店だったと思う。
楽屋は15年前とはだいぶ様子が変わっていたようで
そうそうここここ!みたいな感慨はなかったのだが
例の市松模様と赤いソファーが印象的かつ快適であった。
クーラーボックスに用意してあったので
蛇口からではなかったが一応ポンジュース飲んどいた。
「愛媛のぉ人は何飲むの?」
「ポンジュース♫ ポンジュース♫」
やりたかったなあ。。。提案したんですけどね^^;
ながらアキレス隠し撮り。
本番。楽屋からステージに階段で降りていく形。
ここだけは15年前の記憶のまま。
DJが出ていくと歓声すごい。
どさくさに紛れてオレもここ(二階部分)から
「やまもとー!やまもとー!」と声援を送る。
フロアにこだましていたはずだが
誰もオレだと気づいてくれなかった。
久々の会場ではとにかくとりあえず
お客さんに来てもらえたってだけでホッとするってのに
ここ松山、初っ端からムッチャノリよかったよー涙
まあ、初っ端の選曲が選曲ですからね!
スイッチ入りまくりです。
15年ぶり2度目にしてツアー25公演目ということは
後半戦皮切りとなる本公演、
マンネリになるどころか益々楽しくなってきてるので
なんかこの日MCの脱線ぶりがステキだった印象。
最初のMCから、いかに20代前半モテなかったか
みたいな話した気がする。
バブルの残り香の中、無謀な道のりを歩み始めた僕ら
「マニアック」とか「キモい」とか
イケてる大学生とかに「こいつらモテなそう」とか
いっぱい言われました。
絶対、わ・す・れ・な・い♡
当時(1990年代初頭)は
「マニアック」とか「個性的」って言葉は
今と違ってネガティブな意味だったのだ。
それがどーよ?30年後よ?はぁ?
目の前のお客さん見てみろ!バーカバーカ!
……闇が深すぎるので
今日のところはこんくらいにしといてやる(笑)
そんでその15年前の『グレイゾーンTOUR』2004年前後は
まだ僕ら全員未婚で、今考えると浮ついてたなーと思う笑
少なくともオレはね!多分タケちゃんもいたし。
『マボロシ』結成直前。
ここ松山にはおそらく今回の行程とは逆で
広島から春のしまなみ海道(最高!)を通って
グラキャビで来たはずなんだけども
白タンクトップでステージ出たり、
やたらと香水つけたりなんかしてね!うーん、若い!^^;
ちなみに『ブルガリ』のお茶の香りのヤツで
そのフレグランスはいまだに好きっちゃ好きだけど
服に移った匂いを後日嗅ぐのが嫌でやめた。
脱線し過ぎ全然LIVEの話ししてない(笑)
お客様がたは僕らのLIVE見るの初めてだって人
三分の一くらいだったですかね?
その15年前のSALONKITTY公演きてくれてたお客様も!
いい雰囲気の中諸々ヒッパレして
後半戦、山本店長こだわりのカフェにて
ホッと一息、コーヒーブレイク。
「愛媛松山元気ですかーーーー!!!」
今日はどんな話をしてくれるのかと息を飲んでいたら
「私DJ JIN……みかんが大好きです!」
予想の斜め上を行くベタ過ぎる話で、一同爆笑!!!
なんだよそれ!話すことないんかい!
「ナンバーワンフルーツ、それはみかん」
あのさあ、そこまでして無理くり
愛媛に絡めることないと思うんだよね?(笑)
「24個一気に食べて全身真っ黄色に
なったこともありましてですね」
そうなのね、うんうん。ってか話盛ってない?
「というわけでみかんが好きな私は愛媛が好き。
松山ありがとぉぉぉ!!!」
…ということらしかった。
そして今オレは思う。これはこれでJINさんコーナー、
全公演中記憶に残るクラシックだったのではないかと。
土曜公演にしては異例の「どこ行った?」話もしました。
宇多さんは県立美術館が夏休みということもあり
子供向け展示ばっかりでイマイチで
『伊丹十三記念館』に行ってきたら奥方であられる
なんと宮本信子さんとお話しできた(!)らしく
興奮気味に語っておられた。
さらにさらに前述の鍋焼きうどん屋さん
(『アサヒ』さんだったかな?)にも行ってきたそうで
甘めの味付けながら美味しかったと絶賛していた。
しかもお店の方LIVEに来てくれたのではなかったかな?
(この辺りスタッフ検証よろしく)
なんという行動力。
オレは湯築城の話から天守乳首理論などを披露。
なんのことやら。
そんなこんなで最後まで熱狂の渦の中
(かつ松山のお客さんは雑でなく調和取れてる感じ)
宇多さん曰く盛り上がりの「カツアゲ」は終了した。
オレとしては集客、熱量、スキルどれを取っても
あの日(34歳)の自分に勝てた気がして嬉しかった。
皆さんのおかげ。また来るでー松山、15年後に!
いやいや、またすぐね!
松山出身、Romancrew、DJ-TOKNOWが
可愛いチビちゃん連れて遊びきてくれた。
元気そうで何より。
また松山市内でイベントでもやりたいねー!なんつって。
そのほか愛媛県内のマイメン達多数。
媒体の方もいらしてくれていたようで
皆さんまっこてあいがとさげもした。
(↑鹿児島引きずり過ぎ)
もちろんお客様がたも。だんだん!
すっげー奥に宇多さんいるね(笑)
ご飯食べて広島へ。
本日は松山郷土料理のお店、『五志喜』さん。
オレと宇多さんが頼んだ、鯛ソーメン。
なんと眼に美しい仕上がり!
これで¥2,000とちょいだからね!安い!!!
ソーメンかなりのボリュームで半分しか食べれんかった。
みかんおいなりはHOTCHIのお腹の中に。
じゃこ天にこれまたみかん風味の小鉢も
どれもどれも本当に美味しかった。
JINさんはさらに豪華なお膳行っておった。
鯛のお刺身、甘い醤油ダレにつけて薬味を添えて
ご飯とともに行くと死ねます。一同昇天。
その「鯛めし」、松山のは昆布出汁で炊き込んだやつで
宇和島のはご覧の生の切り身のやつらしいです。
きっとどちらも甲乙つけ難いのでございましょう。
その後宇多さんは松山ご在住の
杉作J太郎さんのラジオ番組に出演するため
僕らと別行動。
松山泊で翌日広島に向けて高速船移動だって。
わたくしとDJはしまなみ海道を一路尾道へ。
車窓から見るオレが日本で一二を争うほど好きな景色!
のはずなんだけどなあ。。。
まあ夜だもんね。しゃーない。
ほんとは村上水軍のこととか思い浮かべながら
遠い目したかった。
瀬戸内海渡りきる前に寝ちった。
それはそうと各地参戦していただいてるお客様より
こんな立派な彫刻の入った焼酎をいただいてしまった!
こ、これは飲めない(笑)
事務所にしばらく飾っといて全公演終了後、
だるまに目を入れるときに飲もうと思う。
ありがとねー!!!
(D)
-
【遅くなりました】集合写真 in 佐賀、鹿児島
2019.8.5 14:45:52
遅くなりました。
KING OF STAGE VOL. 14 in 佐賀、鹿児島公演より
終演後の集合写真でございます。
20年ぶりの訪・佐賀公演にも多くのお客様がいらしてくださり感無量。
鹿児島公演は2004年、13年、15年、17年そして今回19年と、
伺った回は全回SOLD OUTというありがたい記録を更新中でございます。
感謝かみしめるツアー、行脚中でございます。
この公演の熱狂は、
ライブ動画を公開しております30周年記念インスタ(*)や、
【ライムスター(新)連載】「ぴあアプリ」(*)、
当ブログの【MUMMY-D BLOG】からご覧になれますよ。
2019年7月27日 KING OF STAGE VOL. 14 47都道府県TOUR 2019
佐賀県:Live House GEILS公演
2019年7月28日 KING OF STAGE VOL. 14 47都道府県TOUR 2019
鹿児島県:SR HALL公演
岸
profile
このBLOGについて
【管理:スタープレイヤーズ】ライムスターメンバー、スタッフが書き込みます。
2018年10月に旧ライムスターブログ、11月にマボロシブログ『マボロシ 坂間大介 Rec日記』を統合し、全ての時代のライムスターブログがここに集まりました。
RHYMESTER(ライムスター)
1989年結成。宇多丸(ラッパー)、Mummy-D(ラッパー/プロデューサー/またグループのトータルディレクションを担う *作編曲家としての名義はMr. Drunk)、DJ JIN(DJ/プロデューサー)からなるヒップホップ・グループ。自他共に認める「キング・オブ・ステージ」。フィジカルとエモーションに訴えかけるパフォーマンスと、当意即妙なトークによって繰り広げられるライブに定評がある。1980年代後半、まだヒップホップが広く一般に認知されるはるか前より「日本語でラップをすること」の可能性と方法論を模索。並行して精力的なライブ活動を展開することによってジャパニーズヒップホップシーンを開拓/牽引してきた。近年はグループとしての活動に加え、各メンバーがラジオパーソナリティーや役者など活躍の場を拡大。結成30周年を迎えた2019年にはアニバーサリー企画としてグループ史上最大規模の47都道府県48公演に及ぶ全国ツアーを敢行、成功へと導いた。
links
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