homerhymester blogmummy-d3
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47TOUR#34@長崎
2019.11.15 12:44:56
2019/11/3(日)、早起きおじさん。
8:00AMくらいからもう動き出しちゃう。
朝の新地中華街。写真は撮ったけど
実は今回は食べてもいないし通ってすらもいない(笑)
さあてどこ行こっかなー、なんて
朝7時前からスマホで検索。
ここ長崎は昔個人的に旅行で来ていて
その時にグラバー邸だの大浦天主堂だの
亀山社中だの稲佐山だのあらかた観光地回ったので
おんなじとこ行ってもなー、と思い
「いや、そういうタイミングだな。うん」と
ずっと心の中で未見で気にかかってた
長崎の原爆被災中心地方面に足を延ばすことにしてみた。
路面電車に飛び乗るわたくし。
長崎の路面電車は運賃が一律でムッチャ使い勝手良い!
揺られること20分ちょい。
まずは長崎原爆資料館を訪れてみることにしました。
最近僕らのライブで
「ライムスターミュージアムへようこそ」
「解説付きでいいっすかねえ?」なんてやってるのだが
実際にこの日音声解説装置を耳につけて資料館回りました。
地上入口から地下展示場に向けて
現在から1945年までらせん状に時代を遡っていく
タイムマシン的なエントランスの演出からして
とても良くできていて思わず背筋伸びた。
展示はご覧の、1945/8/9/(木)、11:02amで時が止まった
壁掛け時計からスタートします。
「カッチン、コッチン」と鳴り続ける
時計の針の音が印象的でした。
写真は爆心地にあった浦上天主堂の罹災状況の模型。
ライブのMCでは、ミュージアムとして「館モノ」として
マジでクオリティ高いから絶対観に行った方がいい
なんつって
「館モノ」大好きな相方の知的興味を煽りましたが
実際には順路入ってすぐのこの部屋の展示
原爆に両親兄弟奪われた5歳児の言葉に
もうすでに涙腺崩壊。涙止まんない。
まだ9AMだってのにね。
同じく鼻をスンスン言わせながら展示を観てる
ティーンと思しき女子と進行速度が一緒で
「なんて優しい女の子なんだろう」と思いましたが
もしかしたら
アレルギー性鼻炎とかだったのも知んない(笑)
いや、そんなことないよね。
この日、この資料館を見ている人たちの眼差しは
どなたも非常に真剣、憐れみと慈しみに溢れていました。
『ファットマン』。長崎に落とされた原子爆弾です。
長さ3メートルほど。威力は広島に落とされた
『リトルボーイ』より強かったのですが
起伏に満ちた長崎市北部の地形のせいで
平地の広島よりも被害が広がらなかったそう。
それでも死者、負傷者共に7万人。
なぜ長崎の山あいの町に、こんな非人道的な兵器が
使用されなければならなかったのか
深い怒りと悲しみを覚えた。
当時の敵国にも、当時の我が国の軍部、為政者たちにも。
こんなにいっぱいあるんだって、世界中に核弾頭が。
俺たちはこんなものを互いの喉元に突きつけてなければ
「平和」が維持できないのか?
戦争は嫌だ。本当に嫌だ。
外交の手段の一つとして存在するというが
そうならないように知恵を出し合うのが
長崎広島の被害者の人々の悲しみののちに
平和を享受している僕らの使命だと思った。
他にも色々素晴らしい展示がいっぱいあって
考えさせられました。
呆然とした顔でおっぱいをあげているお母さんの写真や
亡くなった弟をおんぶしながら
荼毘に付すのを待つ子供の写真など原爆の有名な写真
広島かと思ったら結構長崎のものなんだと
初めて知りました。
いやー、重いよ?重かったけど!来てよかった。
オレ的には自らも被曝し妻を亡くしながらも
被爆者たちの治療を続け白血病で43歳で亡くなった
永井隆医師のエピソードが印象的であった。
齢49。そんな立派に生きられるであろうか。
爆心地。この上空500mで『ファットマン』は炸裂した。
先ほどの写真の浦上天主堂の、
これは模型でなく当時の本物の遺構。
爆心地のモニュメントのすぐ横に移設されています。
そのすぐ奥の有名な像のある『平和公園』
ついに本物見ちゃいますか、なんて勇んで行ってみると
公園内中国人観光客だらけ!
まあ最近どこ行ってもそうですけどここは凄くて
冗談抜きで95%以上。日本人ほとんどオレ一人状態。
これにはビックリした。
でもさあ、さっき資料館には一人もいなかったのに
なんでここばっかし?
ま、それはいいのだが
っていうか観光客の皆様はありがたいのだが
……
んー、嫌なもん見てしまった…。
観光客の人達、結構な割合で
平和祈念像と同じポーズとって
楽しそうに写真撮ってるんだよね。
上空に突き上げた右手は原子爆弾の脅威を
水平に伸ばした左手は平和を表してるっていうのに。
これには参った。
あのさあ、あんたたちの国核保有国だよね?
そんな笑ってて大丈夫なの?みたいなね。
でも日中戦争から続く太平洋戦争で
我が国は彼の国を蹂躙し、なんの罪もない人々を
散々苦しめてきたわけだからなあ…。
でもそれは笑いながらやるポーズじゃないし…。
うーん…なんだかなあ…。
とにかくなんだかなあとしか言えん心境。
ま、悪気はないんだと思うんですけどね。
多分大仏とかと同じ感覚で見物してるんだと思う。
日本人だってやってるかもだしね。
それこそ「平和」の証かもしれないけど
なんともやるせない気持ちでいてもたまらず
核兵器使用反対の署名して
早々に公園を立ち去りました。
そこには中国の人たちの署名もいっぱいあった。
誤解のないよう言っておきたい。当ブログでは
特定の国の人たちを貶める意図や気持ちは
全くありません。
とまれ、
なかなかデリケートなトピックではある。
再建された浦上教会です。現役です。
被曝当時の一帯にはほとんど崩れかかったこの教会しか
建物の痕跡は残ってなかったらしく
そのまま整備保存すれば広島の原爆ドームのように
長崎原爆のシンボルとなったはずで
遺構を残そうという動きも当時盛んだったようですが
移転拒否やアメリカへの配慮など複雑に絡み合って
撤去再建になったそうです。
東日本大震災の時もそうだったけど
被災の遺構を残すかどうかは住民感情もあるし
難しいところですよね。
下の黒いのが爆風で吹き飛ばされた天主堂の鐘楼。
その当時のままその当時の場所に残っている唯一の遺構で
長崎市から被曝建造物Aランクの扱いを受けています。
よーするに右上の塔の頂上部分が吹き飛ばされて
30m離れたここに落ちていたということです。
ちょっとなんだかなあな気分になったこともあって
行く予定なかった追悼平和祈念館に寄って、
もう一度手を合わせて行こうかと思い、
さっきのルートを逆行すると、
あれ?平和公園に中国人観光客がいない!
一人もいない!つってビビって歩いてたら
横を巨大な観光バスが5台くらい通り抜けていった(笑)
そーか、ツアーの行程の一つで
あの時(ちょうど10am)ピークだったのね!
なーるほど!だからあんなに中国人だらけで
そりゃーみんな望まず連れられてきてるわけだから
意識低いよね(笑)
でも皆さんあのあとどこ行ったんですかねえ?
中華街行ったって面白くないと思うんよね?
ま、それはいいとして平和祈念館、地下にあって厳かで
なんだろう?やっぱり葬祭感メモリアル感強し。
正面奥に犠牲者の方々の名簿が納められています。
クリスチャンも多い土地柄ですが
気持ちを込めて手を合わせ、祈ってまいりました。
泣いたりなんだかなあと思ったり
祈ったりしてたらお腹すいた。
なんかもうどこでもいいやと思って入った
長崎駅ビルの中華屋さん
ここが期待してなかっただけにムッチャ美味かった!
まー、オレは皿うどん(細麺)にしたんですけど
現地の人は途中からウスターソースで
味変しながら食べるのは知っていたのだが
ここのやつはちょろっとお酢を垂らしながらいただくと
あんの甘みと魚介出汁がさらに映えて
うんまぁ…♡でした。儲けもん。
『皇上皇』さんだったと思う。
自力で路面電車で現場入りして荷物預けて
浜町(はまのまち)アーケードあたりをぷらぷらしてたら
謎の行列を発見。なんだろう?と思って見てたら
ファンの方に声をかけられる。
「さっき宇多丸さんらしき人が
入っていくの見たんですけど」
聞けばこのお店は『吉宗(よっそう)』と言って
茶碗蒸しが有名な和食屋さんらしい。
「あ、それ多分宇多さんだよw」
宇多さん大の茶碗蒸し好きなのだ!知らないだろう?
わはははは!
いやあ、チェキれてますねえ。オレも食べてみたかった。
十数年前の記憶を辿って寺町で見つけた、
長崎出身BOY KENちゃんのご実家の洋菓子屋さん、
『ニューヨーク堂』さん。ご健在で何より。
カステラアイスやカステラソフトが人気みたいだけど
おじさんたち甘いの全然食べないので
楽屋差し入れは買いませんでした。
お土産にすればよかったかな?溶けちゃうか!(笑)
そんなこんなで眼鏡橋。リハの時間も近い!
(会場はすぐそこ)
もっと離れた場所から撮らないと
川面に映ってメガネにならないので
川沿いを下流次の橋に向かって歩く。
メガネになったねー!
しかも俺のメガネとくっついておる。
この写真なんでニヤついてるかっていうと
画面左を歩いてくる途中この橋でオレを張っていた
九州レギュラー陣の皆様にまんまと見つかってしまい
散々イジられた挙句写真手前側で
みんなオレのこと撮ってるからなのであった!
もうとっくに皆様のtwitterなどに
その時の様子アップされてるとは思いますが
その時のわたくしがコレです。
もはやみんな仲良さそーねー。うんうんよかよか。
会場DRUM Be7は眼鏡橋至近、
エフエム長崎のビルの地下にあります。
なもんで外観とか撮りにくいし実際撮り損ねたのだが
入り口のポスターなどによると
この日は主催のお祭りなど長崎港周辺でやっており
なんとウルフルズが来てるんだそうな!
そーなんかあ、うんうんフガフガ。
トータスさんにLINEしてみようかなあ。
これで九州DRUM系列のライブハウスは
全制覇したことになります。あざーしたっ!
安定のサウンド、安定の市松模様。そして
安定の九州オーディエンス!!!
スタート時の歓声ムッチャデカし。
これはイケる。この日のわたくしのコンセプトとしては
セットリストに大分(おおいたじゃないよだいぶだよ)
慣れてきたのもあり、意図的に「事故」を起こそうと
意図的にソツのようなものを
生み出そうとしていたキライあり。「揺さぶり」やね。
何をしてるんでしょうかこの人たちはステージ上で(笑)
そうです。「ナイスショット」してるのです。
長崎県産BOY KENちゃんにオマージュで
『隣のなんちゃらにホールインなんちゃら』を。
なんか最近どこかで演ったよね?
この日はカップイン音(from PS『みんなのゴルフ』。
わざわざSCEに許諾とったのだ!)もバッチリついて
決まったー!隣の芝生に!(笑)
作ってから20年経つのだが、改めて
バカなタイトルだなあ、と(笑)宇多丸作。
KENちゃんは始め曲名に
「そういうのは良くないんじゃないかなあ」と
難色を示していたのだが、結果「イヤンバカン!」と
豪快にかましてくれた。ありがとうBOY KEN。
ありがとうニューヨーク堂。ありがとう長崎!
またいつか近いうち…(←終わんない終わんない)
HOTCHIがナイスな瞬間をカメラに収めてくれた。
そちらも、「ナイスショット!」であった。
これはなんですかねえ。
こんな瞬間ありますかねえライブ中に。
あ、「放置プレイ」中ですね!わはははは!
プレイ中の自分、初めて見ました。そーかー
宇多さんはそんな佇まいだったのかあ。
若干オラついてるんだなあ。オレは感情の無重力状態っす。
出会いは「眼鏡橋のたもとのライブハウス」、
エクストラプレイは「ちゃんぽんプレイ(熱い熱い!)」
だったかなあ?もっとあった気がする。
「皿うどんプレイ」?……どーでもいいわ!(笑)
「あの鎖国の時期に唯一世界に向けて開いていた
長崎の皆さーん、愛し合ってますかー!」だって。
自分で打っててアホくさくなってきた(笑)
龍馬に絡めて『HEATなんちゃら』。人差し指の曲は
見事に復興を遂げた長崎の街に捧げる気持ちで。
宇多さんは安定のキュレーターっぷり。
どういう流れだったか忘れたが、わたくしMCで
「オレも家に帰ったらネガばっかしのヤツなんよ」
なんて話、ゆっくりできた。自分の歌に励まされるし
みんなと変わんないんだと。みんなのうたなんだと。
JINさんコーナーは初めて長崎に来た、
2002年のライブの時の失敗の話。
『ウワサの真相』の、間違ってRemixの方を出してしまい
その後20年近く「おいジン、あの長崎のライブん時…」
と言われ続けているという、もはやネタのエピソード。
そのイベント、警察が摘発に来たりして
それよりもそもそも恐ろしいメンツだったりしてw
(KENちゃん、ガリヤ、RINO、TOMI-Eなどなど)
とにかく大変だったんだけど
その時高校生だったというお客様が
なんと今回も観に来てくれていた。
若いだけあって、当時のこと克明に覚えてらっしゃる。
ありがとね!
JINさんは一通り語り終えると
「というわけでカステラ大好きDJ JINでしたありがとーーう!!!」
かなんか言って締めていた。
その情報要るかなあ?(笑)
これはなんとなくシリアスなものを背中から感じるので
『グラキャなんちゃら』ですかねえ?
日頃の個人的葛藤など噛み締め、
かなりエモりながら歌っていたのだが
(↑書くと恥ずかしい)
それが過ぎたからかこの曲としては珍しく
舌がもつれてトチった。
それを見逃さない上手サイドのコアなお客様たち。
「あーーー!!!」
それに即座に反応し『うるせえ砲』を連射するわたくし。
「うるせえうるせえうるせえうるせえ!!!」
結果さらにリカバリーが遅れました(笑)
あー、面白かった!
なんかこういうミスも全部プラスになっていくような
そんな雰囲気がこの日はあった(←美談にするな)
この日は『人間なんちゃら』も演りました。
もちろん発電所ではない方。
あ、そういえば
「そし!」
っていう神(噛み)フレーズが生まれたの、
この長崎だったっけか?
あれ?神戸だっけ?
やっぱ長崎か?
クライマックスに向けて仕切り直す時、
キュレーター宇多丸が放ったのだが
なんでも「そう!」と「よし!」が
混ざってしまったんだそうな。
それを横から
「んんん?なんか急にネガティブなこと(阻止?)
言い出すからビックリしちゃったんですけど!w」
かなんか言ってナイスアシストする、オレ。
最後のブロック前のMCだっていうのに
みんなで爆笑!
終始こんなムードで、熱狂&リラックスの
長崎公演であった。
本気出して
アンコール。
なんか「持ってこーい!」みたいな謎のコールで
びっくりしたのだが、
どうやら「長崎くんち」の掛け声みたい。
こういうの好き。
この日は初の試みとして「リクエスト」を。
「本日のアンコールは……リクエストです!」
と言った瞬間、みんな「ワーッ!」と喜ぶかと思ったら
何か急に責任が自分たち自身に降りかかってきたのを
感じたからか、若干笑顔が曇っていくのが
ステージ上からでも感じられた(笑)
「えっ?」みたいな。わはははは!
皆思い思いに好きな曲を言い始めてまとまらん。
リクエストは一曲のつもりだったがその場の判断で
『バカヤロウ!』を一曲目に
『リスペクト』をラストナンバーに。
なんて対比だ(笑)なんてこったなんて夜だ!
どんな夜であったかは、
皆様の笑顔を見れば一目瞭然でありましょう。
楽屋風景。
この日の主な議題、
全国のライブハウス楽屋に点在する
「内田有紀」サインの謎。
コラーッ!誰だ辰っつぁんの顔掲げてるやつはー!
ネタ多すぎだから九州!
辰っつぁんウチワお土産に持たせてくれなくていいから!
いい加減にしてくださいよ本当に(笑)
「ブログ頑張ってー!」ってヤジ飛ばしてくれたお客様
頑張って書いてるぜー!(全然挽回できてないけどw)
あとこの夜は『ウワサの便乗』っつー(タイトル公認)
ファンイベントもやってたそうね長崎で。
どんなんだったんだろか?
ご飯はなんか知らんが割とデートスポット的なところの
景色の良いイタメシ屋さん。まーまーだったかな。
近くでやってたイベントの打ち上げ花火が
綺麗で大迫力なんだけど、近過ぎてうるさ過ぎて
僕らの打ち上げの邪魔をする(笑)
んでもやっぱ長崎、夜景が綺麗よねー!!!
2軒目は素敵なバーの半個室のようなところで
僕らライムスチームと
なんとウルフルズチーム合同でやっちゃったのだった!
そーかー、さっきの花火はウルフルズが出演してた
イベントの花火だったのね。
くっだらないエピソード披露しあったりして
ムッチャ盛り上がった。楽しい夜であった。
トータスさんやっぱサイコー!
サンコンくん同い年。仲良くなれてよかった。。。
「ん?」
そしてはわたくしは、気づくと
江戸時代の街並みの中にいるのでした。
「ハッ、ここはどこだ?ウッ、頭が痛い」
「昨晩あの後……ダメだ、何も思い出せない」
「……タイムスリップ?」
いいえ、出島です(笑)。
だいぶ整備が進んだなあ。
この期に及んで朝から観光して
JINと二人で大村から空の便で帰りました。
(D)
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47TOUR#33@大分
2019.11.12 12:05:52
いきなり関サバ(関アジ?)のお刺身
ドアップから始まるのだった。
シズル感たっぷりの大分公演。
最近はこの1発めの写真は、表紙のような感覚で選んでます。
そんでは大分(だいぶねw)お待たせしましたが
行ってみよー!
2019/11/2(土)。もう11月かあ…
ツアー始めたのは確か3月で
途中あんなに暑かったのに、もうすっかり冬に向かって…
ってほどでもなく、この日もなんか晴れてて
暑いくらいなのであった。
今回のツアーの晴れ率はほんと並みでない気がする。
雨降ってたの山形の一瞬しか思い出せん。
やっぱオレ晴れ男。そしてここはおんせん県。
空港からの途上高速道にて、別府温泉に近づくと
そこら中から湯煙が立ち上っててワロタ。
(↑本当なんだってば!)
うーん、オレも浸かって行きてえ。。。
会場はDRUM Be0、九州のライブハウス
DRUM系列のハコですな。
既視感のある内観に安堵を感じつつも
すぐに会場を飛び出した。なんでかっつーと
お城がすぐそばにあるからなのである。
ここで「またかよ!」とか思ってる
読者諸兄もいるかと思う。最近家の者にも、
城の写真が多過ぎ、用語が難し過ぎなので、
城の部分をとばせるボタンを作った方がいい
と言われショックであった(笑)
WordPressでそういうの出来るのかなあ?
出来るなら『城とばしボタン』採用して
逆に思う存分紙面を石垣だらけにしたい。
なーんつって。いやマジで。
さあ、今日の石垣はコレだお♡
大分府内城どぅえーっす☆彡
わはははは!自虐はいいか。
ここ府内城は豊臣秀吉の軍師、竹中半兵衛の甥の
藩祖竹中重利が築いた海城。すったもんだあって
幕末は大給松平氏が治めていたらしいです。
っつーわけで江戸時代のお城やね。
戦国期はキリシタン大名、
大友宗麟がこの辺治めていたはずなんだが
大友氏館跡はここではないんだそうな。
立派な再建大手門。アガります。
門をくぐると、
んんん?なんじゃこりゃあ?
足場?お祭りかなあ?
立ち入り禁止になっていて説明書きもない。
よくわかんないのでとりあえずなかったことにして
先を急ぐ。本丸内にあったはずの
なんとか会館みたいな建物が撤去されてて
なーんかガラーンとしている。
ここ府内城、日本100名城に選ばれているにも関わらず
まだ整備の途中って感じで、
どこにカメラ向けてもフォトジェニックな写真が撮れる
っつーわけではないのだが
この再建廊下橋なんかはカッコいいよね。
近くにちくわをくわえて歩いてる猫ちゃんがいたのだが
撮りきらんかった。なんかかわいくて笑った。
やっぱしこのアングルですかねえ。
お城の本見ててもどの写真もこのアングルだもんね。
ここ大分府内城にも例によって
層塔型四重の天守があったらしいんだけども、
江戸時代に大火で焼失して
その後再建されずに維新を迎えるというパターン。
現在天守再建を含めた
整備復元を目指しているらしいのですが…
おっとそのへんの話は後でまた。
そういえばこの府内城、
前にザビエルいたぞー(暗くてゴメン)。
聖フランシスコ・ザビエルは大友宗麟に迎えられて
ここ豊後府内で布教していたことがあるんだそうな。
翌日長崎だったから、
ミョーにキリシタンづいていた二日間だったなあ。
DRUM Be0はDRUM系列らしくフロアは市松模様なのだが
ちょっと斜めってる変わり種。
二段目、三段目と少しづつ高くなっていく親切設計なのだが
二段目はストライプなのね。どうでもいいか(笑)
んー、音響環境も含め、やっぱ安定のクオリティっす!
やりやすっ!
今回あんまし撮ってないリハ時の写真です。
大分(だいぶねwしつこい?)慣れてきたので
スペシャル曲をさらうくらいですが
リハでふざけててアイデアが浮かんで
それをそのまま採用、なんてこともしばしば。
とにかくLIVE感、その場感を出すため
色々とK.U.F.U.しているのでございます。
自分たちが飽きちゃわないように、ってのもある。
あ、始まってしまいました。
そういえば本公演、会場入りするなり
セットリストの打ち合わせが行われたのであるが
空港から市内へのグラキャビ内で
わたくしめが構想してた選曲が
ほぼそのまま採用されたのであった。ハマってよかった!
大分公演は今回でまだたったの2度目!
前回は2008年、都町のクラブ『FREEDOM』であったか
(お客様に教えていただいた)
その時に設立直前の我らが弱小事務所
株式会社スタープレイヤーズの名称を
終始ああでもない、こうでもないとやってたので
鮮明に覚えておるのだがとにかくよーするに!
まともにワンマンしたことがないのである。
だもんで客層もイキフンも全然わからんもんで
珍しく◯宇も若干不安がっていたのだが
完全なる杞憂であった。ノリ良き。よかった… (T ^ T)
イエーイ!ノリノリっす!(←軽っ!w)
お客様方の反応見るだに、地元の方が多そうな。
僕らのライブ初めてって方も相当多く
よっぽど県外に出る気無しの方々が多い印象(笑)
そうかそうかー大分はそうかー
福岡までも行きゃせんのかー
そりゃ相当住みやすいんやのー
うんうん、ぬくいんやのー
流石おんせん県やー
いい湯やのー
……
わはははは!
んでもすんげえ盛り上がりなのだ。
これは大分(おおいた)にはピンポイントで
毎回行かねばならぬということか。
応、望むところよ!
えー、初めてのアヴァンギャルドな試みなのですが
大分公演のことを、
徳島公演から帰ってきた昨晩から(2019/11/11(月))
途中就寝など挟み(当たり前)書き続けているのですが
大分感を出すために、大分のソウルドリンクであり
私も日々愛飲している『いいちこ』と
名産のカボスとのマリアージュ
午前中から大分感満載でいただいてるうちに
イエーイ!もう酔っちゃって
文章書くのメンドくさくなっちゃいましたー!(笑)
さよなら人類、さよなら大ちゃん!
なのでこのまま残りの写真たち放置して
世界に向けて発信しちゃう。
いつもだとまず必要な写真整理して
トリミングやシャープネスや
食べ物だと美味しく見えるかどうかなんか
露光とか色味なんか調節して
その上でコメントつけてくって流れなんだけど
もうこのままアップしちゃう。
今週中に残り長崎、兵庫、徳島3県レポせにゃならぬ。
好きでやっているのだ。
今日はあえて、
工事中、メイキングBLOG 、公開いたしまする。
今晩には多分このブロック丸ごとなくなっちゃうと思う。
なもんでチェック魔な皆様におかれましては
以下この写真にどんなコメントつくかなんて
想像してもらってもオモロイかも。
今は
ミスタドランク、豊後に撃沈す(笑)
んでは後ほど!
(2019/11/12/12:00)
(2019/11/12/23:00)
はい!そんでたった今戻ってまいりましたー。
以下の写真たちに、コメントつけてまいりまするー。
いやー、それにしても今回大分編、
とっても変なブログになってきました(笑)
えーっと、なんだっけ?ああそうだライブライブ。
二つ目のお部屋、『お肉』ですけど、
出会いは別府温泉の血の池地獄
(何じゃそりゃ?のツッコミ付き)
エクストラ・プレイは関サバプレイ、関アジプレイ、
とり天プレイだったか?温泉プレイだったか?
もう原型をとどめていないので
なんだかよくわからない形に。
放置プレイはまたまた最長を記録か。歓声MAXです!
三つ目のお部屋では、
二曲目スティーブン・タイラーは大分には来ず
なんとなく別府温泉の湯煙を見てたら
「今日は『HEATなんちゃら』がいいかなあ」
なんて思ったので、それで。
「沸騰した熱湯みたいに…」から入るしね。
そういえば終演後マネージャ小山内が教えてくれたのだが
宇多さんのリリックに
「言わば一億総躁状態 さながらゴール手前の宗兄弟」
という爆笑ラインがあるのだが、宗兄弟は大分出身らしい。
へえー……どーでもいいわ!(笑)オマージュオマージュ。
ちなみに宗兄弟とデッドヒートを繰り広げた瀬古選手は
三重県桑名市出身。あ、昭和のマラソンの話です。
写真は人差し指を上げているので
おそらく人差し指を上げる曲をやっている時。
その曲を作る直前にここ大分に初めて来た、なんて話も。
当時全県制覇まであと4県ってところから
中々進まなかったのだがその4県に
ここ大分が入っていたため、
活動休止期間にライブしに来たのだった。
ちなみに残り3県は奈良、高知、島根で、
全県制覇は『ダンサブル』ツアー松江追加公演の時。
(2018/1/9。まだ去年じゃん!)
これ珍しいショットだなあ。JINさんコーナーですね。
この日のJINさんのお話、ちょっと失念しかけていたので
メールで確認したところ、
ご本人よりこんな返信がありました。
わはははは!そのまんま乗っけてしもた。
変なブログだなー今回。
えー、だそうです(笑)
ま、でもライブ中に針飛びが起こるの、
世界中でもほとんど僕らだけですから!
そこでどうリカバリーするかが腕の見せ所。
とっても贅沢でリッチなアクシデントなのであーる。
どのタイミングだか忘れたけど、
オレらのMC一つとしておんなじの無いよ、なんて話した時
ライブでMCしない人だっているからね、なんて話から
「オレ安室ちゃん触ったことあるぜ、PVの時」
とか言って威張った。
肩に手が触れる瞬間をスローモーション、
キモい顔で再現した。
ウケたけど、これは内緒にしておいて欲しい。
『Kidsなんちゃら』から『ゆれなんちゃら』
我ながらナイス提案。完全Grooveした。定番となるか。
このハコ2階部分にBarがあるのだが、
そこでお酒片手にずーっと踊ってるお客さんがいて
とっても楽しそうだったのがステージからよく見えた。
ほんとみんな好きに遊んで欲しいよね。
もちろん最前で熱狂も大歓迎!お好みで。
アンコール。グッズの話からリストバンドの話に。
大分のやつは黒字に赤でなんだこりゃ?と思っていたら
大分のお菓子『ざびえる』のパッケージの色なんだって。
知るかーい!(笑)地元の皆様に
「え?これって本当に『ざびえる』の色なの?」
って聞いてみたら
「超ざびえる!」
と即答なされたお客さんいてウケた。
つかないつかない。ザビエルに超つきませんから(笑)
アンコール一曲目。軽くリクエストしてみると
みんなオレらがやらなそうな
「そこかい!」みたいなことばっかし言う。
徳島もそうだったんだけど、あのさあ、
その瞬間曲名でウケを取るコーナーじゃないからね?
しかもその曲僕らのですから!
傷つきますから!フツーに!
わはははは!
まあでもわかってらっしゃるファンばかりが
集まっていることだけはわかった。
よっぽど「今度来たらタダじゃおかねえ」と
オレらが大分にやってくるまで溜め込んでいたものを
一気に爆発させたかのようなご様子。
ごめん、次は早めに行く(笑)
んで結局麦焼酎の本場ということで『梯子なんちゃら』に。
二階堂、いいちこ、意見が割れそうだったので
「大分の人は?」「♫麦焼酎」
「飲みたくない時?」「…温泉水!」に決定したのだが
今考えると「♫かぼすジュース」とかもあったなあ、と。
それにしてもここ大分で
ハシゴしてみたかったなあ。。。
っつーわけでご覧の通り大熱狂でしたよ!
っていうか九州全県盛り上がりパネエ。
これでラスト福岡だけイマイチとかだったら
逆にびっくりDA.YO.NE(笑)
メンバーも終演後楽屋で口々に
サイコーだったねよかったね連発。
九州最後の不確定要素乗り切ったー!なんてことも。
大分のみんなに失礼でしたね。てへぺろ。
大分のマイメン達と。オレの隣ケンチンミンくん。
ナイスなラッパーです。ナイスなヤジもありがとう!
彼の属するChilly Sourceレーベル、
コンピが素晴らしかった!
Illmoreくんのビートのメロウネスが
ハンパないっす好きっす。
みんな来てくれてありがとね。じんわりと嬉しかったす。
お客様のどなたかが作ってくれていたタスキ
終演後に見つけて掛けてみる。
九州のお客様は何かひとに着させようとしたり
付けさせようとしたり悪質で困る(笑)
あのさあ、熊本は誕生日だったからだからね!?
んで結局ウサ耳サイリウムまでつけて出る。
みんないい顔してるぜー!!!
何気にメンバー全員写ってるネ!
今回はさあ、写真だけ先に公開という
変則的なアップの仕方をしたのと
さらにライブ前の写真が全て伏線っていうか
前フリだったのもあって
もう全然バレバレなんですけど
退場後食事前にみんなを府内城に誘いましたよ
もしかしたらもしかするかもなんつって
そしたら
見事にもしかしてました(笑)
大分府内城LED天守閣!!!
ルミナリエ大分!コモエスタ赤坂!
ライトアップなんじゃないのライトなの。お城が。
いや、お城はないんだけどあるの。でもライトなの。
わはははは!!!
みんなこれは奇景珍景とばかりに写真撮りまくり!
いつもの城跡の「あったのに!あったのに!」じゃなくて
「ないのに!ないのに!」の極み(笑)
そっかあ、そういうことだったかあ、あの足場。
でもねでもね
そんなどこでも長野県松本市のように
国宝天守なんかありゃあせんのですわ。
ここ大分県でも城址の復元整備のために
少しでも財源を確保せんと
県民の地元の歴史への意識と愛着を高めようと必死で
それで出てきたちょっと奇抜なアイデアなんだと思う。
ちゃんと史実通りの寸法や装飾にしてあって
これがここにこんなサイズであったんですよ、って
見せるだけでも地元の人たちに
「へえー、そんなランドマークこの街に欲しいかも」って
思わせられるかも知んないもんね。
オレとしてはこのイミテーショ、いや
イルミネーションのお城を契機に(笑)
府内城の整備が進んでくれることを期待したい。
お城ってねえ、
手付かずであればリアルってことじゃないんですよー。
あ!昼のアイツまたいた!ちくわの猫ちゃん。
ここの主なんかなあ?
それにしても幻の府内城天守閣、
ちょっとお城の亡霊っぽく見えますなあ(笑)
おまえ近寄ってもあんまし驚かんね。
さては写真慣れしとるな?
それともまたちくわもらおうとしてるんか?
おい。このう。愛いやつよ。
「誰かちくわ持ってないー?」(←持ってねーよ!)
ご飯行くでー。ホッチが福井のリベンジとばかりに
行く前から念入りに調べて決めた大分の
郷土料理の居酒屋さん。
昭和レトロなホーロー看板やアイテムがそこかしこに。
今回は間違いなさそうです!
これはねえ、「りゅうきゅう」ってやつだね。
なんでも余ったお刺身を醤油、みりんに漬けて
胡麻で和えた大分の漁師めし、郷土料理なんだそうな。
福岡のゴマサバなんかにも近い感じで
まあ、これがまずかろうわけがないわな。うん。
あー、来ちゃいましたね…関サバと関アジ。
今となってはどっちかわからんのだが
皮に斑紋があるから手前が関サバかなあ?
すんげえ歯応え。
佐賀関で泳いでるだけで、
こんなにも筋肉質になるものなのか
とにかくいつも食べてるやつとの違いが
これほどまでに明白っつーのも珍しいよね。
美味いよ馬鹿野郎!
わはははは!!!
ま、若干お高いですけどね、ブランドもんなもんで。
やっぱし郷土料理の団子汁。
これは打って変わってすんごく素朴で庶民的なお味。
ちょっとすいとんに近いやつみたいです。
「椎茸ぎょろっけ」だって。今ネットで調べた(笑)
ちなみにお店は『こつこつ庵』さんでした。
サイトはないみたい。探してみてー。間違いないっす!
大分名物とり天ちゃんです。唐揚げとは違うんだぞー。
でも同じ大分中津では「中津唐揚げ」ってのが
名物だっつーんだからややこしい(笑)
しっかし九州は鶏文化よね。
サクッと飲んで食べて、グラキャビは一路長崎へ。
九州縦断は何度もしたけど
東西横断は初めてしたかも!
疲れからか珍しくソッコー寝落ちして
気づいたら一瞬で肥前長崎新地中華街でした。
ってことで長崎編に続く。
(D)
-
47TOUR#32@滋賀
2019.11.8 23:11:19
2019/10/27(日)、前日福井公演を終え、京都泊した私共。
9am、ひとり近江八幡市は安土城趾へのショートトリップ
意を決しホテルを後にし
烏丸御池から京都駅まで地下鉄で。
なんか東京メトロに乗ってるような都内感ヤバくて
「何をオレはがっついて観光しに行くんだろう?」
みたいなアホくさい気分にもなったのだが
気を取り直してJR琵琶湖線に乗り換えた。
途中ライブ会場の石山駅を通り越して
45分くらいだったかなあ?安土駅着きました。
むーん…なんにもない(笑)駅前なんにもない。
コンビニもない。レンタルサイクル屋さんだけ。
でもいいのだそんなことはわかっていたことなのだ。
駅の反対側に城郭資料館ってのがあるらしいので
まずはそこに行って気分を高めることにした。
安土城は織田信長の造った最後の城で、
本能寺の変で信長が明智光秀に討たれた後
混乱の中、創建たったの3年で焼失しちゃった
複雑怪奇なカタチをしたマボロシの城なのだ。
1576年に史上初めての天主を備えた、
地上6階地下1階、朱漆塗金箔押豪華絢爛のヤバいヤツ。
ご覧の模型を見てもらえれば分かるように
今現在こんなにすんげえお城は他にありませぬ。
正直自治体や寄付だけでは到底再建できない
中世としては世界的レベル、国家予算レベルの建造物。
これをまんま再現しようとしたら
滋賀県琵琶湖に沈没してしまうでしょう(笑)
この模型がすんごく良くできてて、見入ってしまった。
安土城は内部が教会のように吹き抜けになっていた
という説があってそれを元に再現しているらしいっす。
この頃の信長は「ワシ、神ってる」みたいに
もう神懸かっちゃってたので
天守でなく天主(安土城のみの表記)、
天主から見下ろす形で天皇の御幸の間を作るなど
やりたい放題っす。
これは当時の宣教師が描いた信長像で、
この絵が実物に一番似ているそうです。
伸びかけの月代(さかやき。頭頂の剃ってる部分)
なんかがリアル。なんとなく納得できる。
やっぱ写実って素晴らしい技術。
その後わたくしは駅前でチャリを借りて、
のどかな安土の街を爆走いたしました。
立ち漕ぎおじさん。
これはもう城下すぐ近くなんですが
レンタサイクル屋のおじさんによると、
この通りに楽市楽座が立っていたんだそうな。
「見たんかいぃぃぃ!」
ほおら、想像してみてください
活気に溢れる当時の人々の様子が見えてくるでしょう?
「見えねーよ!」(←食い気味に、小峠さんの声で)
出ました!来ました!幻の城、
安土城の大手道、メインストリートっす!
いやー、勾配のきついのなんの!
階段も現在の工法で作られてないんで、
ムッチャ登りにくいです。入り口で杖を貸し出してるわけだ。
うーん、なんだか古城にそぐわない、
人工的な色合いをしたコーンやブルーシートが
気になるっちゃ気になるのだが
今回のツアーでわかった。
史跡なんてのはしょっちゅう改修してるもので
そうでなければならんのだ。
この道の左右に、秀吉だの家康だの、
前田利家だのの邸宅が並んでいたんだそうな。
ここ、秀吉んち。
相当登ったが、まだまだ!
石段がデカくて、ムッチャ疲れる。
しかもブーツで来てしまった。
山城なのはわかっていたのだが、ここまでとは。。。
っていうかさあ、偉い人たちがさあこんなにキツイ場所で
政務をこなしてたこと自体がちょっと信じらんないよね。
そりゃお籠とかで登ってたんだろうけど、
それにしたって、ねえ。
本当にキツイんです(T ^ T)
皆様にこのキツさをわかっていただきたく
ひたすら階段の写真を乗っけております。
不規則なんよー若干。いや相当!
階段ってさあ、整地されてないとこんなにキツイもんかと
骨身にしみました。
途中石段に石仏が流用されてたりするところなんか
散々仏教勢力焼き討ちしてきた、
信長らしいっちゃ信長らしい。
おおお、ついに見えてまいりました天主台!
あ、足がぷるぷるして…。
おおお!広い!
安土城一階は不等辺8角形だったんだと。何で?
今も変わらず礎石の列が並んでおります。
ちなみに上の写真で礎石の並んでいる、
平面に見えている範囲は実はお城の地下一階部分で
本体はその周りの石垣部分込みで
ドンと乗っかっていたっつーんだから
どれほどデカイかお分かりであろう。
その上に、
こんなのが乗ってたんだぜーい!(地上5階部分)
どや!どやどや!(最上階部分)
信長は尾張出身だから「どや!」はないか(笑)
多分名古屋弁だったのでありましょう。
以上の写真は『安土城天主 信長の館』のもので
1992年にスペインの万博に出品したものだそうです。
すんごいよ。『信長の館』、他にもVRシアターがあって
当時の安土城下をCGで完全に再現してて、
コーフンものです。必見!
すんごかったんだろうなあ。見てみたかったなあ。
でもVR映像で、結構見た気になれたかも。
えー、現在の天主台は鬱蒼とした木々に囲まれちゃってて
登るの大変な割には
「絶景かな!」ってほどの報酬にはありつけません(笑)
な、なんだかなあ。
10月末だってのに汗だくっす。
そんで下りがこれまたキツイんだ。
完全足が笑っちゃってて、カクッと行きそう。
しょーじきもう来たくない(笑)
ってかLIVE前に絶対行っちゃダメなとこ。
マムシも出るって。んー、地獄?わはははは!
でも本当に、60代とかになる前に来といてよかった。
お年寄りには、ちょっと無理だと思うレベルかと。
青い空、白い雲、緑のあぜ道を、
真っ赤なチャリで疾走するラップおじさん。
ヒャッホーーーイ!!!
オレの夏はまだ終わっちゃいないんだぜーーっ!
あれが安土山かあ、あの山全体に広がってたんだなあ
…なんて。しばし疾走しチャリ返却して、
安土の街を後にした。
右上の雲が不死鳥(Phoenix)に見えるのはオレだけ?
石山駅に着きましたー。キミは誰かな?松尾くんかな?
松尾くんは随分と俳句がうまかったそうじゃないか。
おおそうか、この辺に住んでいたことがあるんか
そうかそうか。それにしても逆光じゃな。
忍者にしか見えんぞ。
松尾くんと別れて、わたくしは瀬田の唐橋に向かった。
今も現役なせいで交通量激しくて、ちょっと旅情がとか
そういう感じでもないんすけど、
旧東海道で京都への入り口、
合戦なんかもいっぱいあった場所で
オレ的には思い入れが深い場所なのだ
(が、地元の人には多分ただの橋、ただの国道w)
結局今日も晴れちゃって気分サイコー!
橋の欄干あたり、旧街道の趣の残る商家なんかが残ってて
もっとゆっくり見て行きたかったが
この辺でタイムリミット。
しょうがないので(←しょうがなくない)リハへ急ぐ。
本当は石山寺だって見たかったし、琵琶湖周辺はマジで
ぼくらサイドの人間(←どんなサイドだよ)にとっては
見所多過ぎで、時間がいくらあっても足りない。
会場のU☆STONEさんはとっても快適なハコであった。
入り待ちのお客様がたと軽く交流。
中でも夜勤で本番来れないからといらっしゃったお客様
安土の御出身らしく、安土話で盛り上がった。
今回は残念だったけど、また来てねー!
日本地図も、だいぶ埋まってきましたなあ。
割と広いっすよU☆STONE。
二階部分もあって、天井も高いのだ。
昨晩お蕎麦やさんで決めたセットリストをさらって
いざ本番。
おおおおお!いいじゃんいいじゃん!!!
大入り&大歓声!思わずニヤケちった。これはイケる。
なんつっても現場であんましこの話しなかったけど
滋賀に来るのこれまた相当久々で、
全くオーディエンスの様子が想像できなかったもんで。
前回はおそらく2002年とかそういうレベル。
おそらく大津のB-Flatってライブハウス。
あ、そうだ、そのあと『びわ湖バレイ』ってとこの
フェス出たなあ。2006年くらいだろか?
まーとにかくほとんどライムスターとしては
一度しかライブしたことないってこと。
幸先良くて、まずはホッとした。
この日も秋冬の装い、
通算6ポーズ目のコーディネート、初披露。
ワーク風でいてシック。
僕らのステージ衣装史上初の革靴導入。革靴っすよ!?
あ、この写真宇多さんがマイクスタンド持ってるから
『We Loveなんちゃら』の
Walk Thisなんちゃらヴァージョン
やってる時だな。スティーヴン・タイラー降臨中のやつ。
「え?来てんの?スティーヴン・タイラー来てんの?
滋賀にぃぃ???」
んー、何回やったかなあ、これ(笑)
いや、まだまだ何度だってやってやる。
まあ、やるのは宇多さんなんすけどネ♡
最前列のお客様、笑っておられる。そりゃそーだよね!
恒例、小ネタの嵐の例のあの曲。
確か出会いはカッコいい、安土城本丸天主台、
エクストラプレイは「鮒寿司プレイ」であった。
どんな出会いやねん!そして琵琶湖だから鮒寿司、
この短絡さが魅力ではある(笑)
のだが、リハの時には宇多さんの受けが
「くさっ、くさ!」
ぐらいでライト目だったはずが、本番では
「あれ?どっちの匂いだろう?」
とかいうディープなやつに変更されており
フロア中がはてなマークに包まれた。ヒドいっ!(笑)
放置プレイは全会場中最大の長さで、
20秒以上あったんじゃないかな?
その間もどんどん歓声が大きくなってっちゃって
いやいや滋賀のパリピの元気なこと元気なこと!
さらに恒例、JINさんコーナーは
ネタがないって困っていたようだが、何を閃いたか
「チューハイとサワーの境界線」
という謎のテーマを持ち出してきた。
もうこのブログでいちいち拾いたくもないのだが(笑)
あえて説明すると、
関西は「チューハイ」文化、関東は「サワー」文化で
ここ滋賀県にその境目があるというご高説。
まあ、例によって帰属意識問題の応用編よね?
近江の皆様は「え?…どっちもあるかも」みたいなご様子で
早くも大前提が崩れようとしていたのであるが(笑)
三重からのお客様の「サワー!」という鶴の一声で
勢いを増したか
ヤツはまたしてもコール&レスポンスを始めた。
結果滋賀県大津市内では「チューハイ」が100%という
ちょっとした同調圧力を感じる結果になり、ヤツは
「ほれ言わんことか!」
とばかりに満足気にコーナーを締めくくった。
あのさあジン、滋賀県内はぶっちゃけどっちもあるってよ!
オレ的には『糸魚川静岡構造線』によって
西の食文化と東の食文化は分かれるのだー
なんて話もしたんだけど、
調べてみたらちょっと違うっぽいなあ。
実際には笑っちゃうんだけど、
天下分け目の決戦場、岐阜県関ヶ原あたりに
丸餅(西)と角餅(東)、牛肉(西)と豚肉(東)の
食文化の境界線があるらしいのだ。
わははははは!出来過ぎっしょ!
その説から行くとやっぱ近江滋賀は完全近畿、
ウェッサイ文化ですよねー。
でもチューハイ、サワーは混在だって。
結論。んー、、、
どっちでもいいわ!
そーいえば、滋賀スペシャルとして
例の曲の「放置プレイ」部分、
みんなで斜めになろうとか計画してたのに
宇多丸のヤツが忘れやがった。チッ。イラつく。
ここ滋賀ではスティーヴン・タイラーも来てて
紛らわしいのだが、
ぼくら自身の『Walk This なんちゃら』も
「御手を拝借!」なんつってお披露目して
なんともおめでたい感じであった。
その後日曜公演恒例の『観光乞食』の話、
オレは前述の安土城の話をしたのだが
「どこ行ってきたの?」「安土城だよ」と言った瞬間
「え?なんでそんなとこ…」
「遠くない?何もないのに…」
みたいに地元民がざわつく音、引いていく音を、
その時オレははっきりと聴いた(笑)
これは全会場中初めての経験である。
だからオレは言ってやったのだ
思い上がった近江のホーミーズ、滋賀ケンミン達に。
「おまえらさあ、もし本能寺の変無くてあのまま
織田政権続いてたらどうなってると思ってんだよ?
大津も彦根も目じゃねえぞ
AZUCHIが日本の首都になってたかも知んないんだぞ!?
バカヤローーーッ!!!(号泣)」ってね…。
終盤の声出し(部活かよ!w)ものすごい声量であった。
音の壁ができて、鼓膜がビリつくくらい。
この写真は例によって
本気出してる時のジャンプ写真ですね。
んでもやっぱさあ、革靴はジャンプしにくいやね、
カカトがずれちゃって。
しかも安土城踏破という苦行を終えたおじさんの大腿部は
すでに悲鳴をあげていたのか
いつもより若干跳躍高度が低かったらしく
その点を終演後常連のお客様に指摘された。
勘弁してよ、まったく!(笑)
アンコールどうしよっか?なんつってたら
「ブギーバック!ブギーバック!」とか言ってくる
悪質なお客約一名。
あのさあ、もっとよく見てくださいよ、背格好も違うし
キャップもかぶってないでしょ?
3人ってとこだけでしょ共通してるの!まったく。
いや、でも嫌いではない(笑)
福井の「ウェカピポ!ウェカピポ!」も3人組、やはり
嫌いではなかった(笑)
『梯子なんちゃら』匂わしたが、
滋賀には特に突出したドリンク的なものがないのか
(日本酒はもちろん銘酒いっぱいあるんでしょうけども)
琵琶湖水ー、琵琶湖水ー、かなんかふざけただけで流れた。
また今度ね♡
琵琶湖水ー♫は京都でやればいっか。あてつけ気味に(笑)
ということで滋賀スペシャルは『ゆめのなんちゃら』
からの『ラストなんちゃら』でFin。
終始Happy Vibes & パリピ爆発の
サイコーな夜であった。
この日のわたくしめ絶好調!
ライムスター博物館の解説の中にも、
当時の自分たちの「つくるもの」としての気持ちなど
素直に落とし込めることができた気がするのだ。
その分それぞれの曲たち、
みんなの耳に染み込んでくれた気がするんだけど
どうかなあ?
兎にも角にも、滋賀のみんなありがとう!
京都からもきっとサポーターの皆様
いっぱい応援に駆けつけてくれてたに違いない。
「もし気に入ったら近いから京都公演観に来て欲しい」
なんて言ったけど、この時点で磔磔公演、
とっくにソールドアウトしてたのね(笑)
失礼いたしました。
また近いうち、必ず!
U☆STONEは快適な楽屋だったなー。ストレスゼロ!
会場の音も空調も良くて、文句なしっす。また来たい。
コマネチ!古い。ムッチャクチャ古い。
オレらも実際よく知らないほど古い。
みんなで写真撮って、ダッシュで京都駅八条口へ。
売店、どこもお弁当お惣菜が完売していたため
お腹ぐーぐー言わせながら東京に帰りました。
今回もサイコーの週末二日間の旅であった。
帰って思い出しつつメモリつつ、
ぐびぐびいいちこ飲みました。
(D)
profile
このBLOGについて
ライムスターメンバー、スタッフが書き込み、スタープレイヤーズ社が管理しております。
2018年10月に旧ライムスターブログを、11月にマボロシブログ「マボロシ 坂間大介 Rec日記」を統合して、全ての時代のライムスターブログがここに集まりました。
RHYMESTER(ライムスター)
1989年結成。宇多丸(Rap)、Mummy-D(Rap / Total Direction / Produce、作曲家としての名義は「Mr. Drunk」)、DJ JIN(DJ / Produce)からなるヒップホップ・グループ。ライブ力に定評があり、自ら「キング・オブ・ステージ」を名のる。
グループ結成当時の日本にはまだ、ヒップホップ文化やラップが定着しておらず、日本語でラップする方法、日本人がどのようなラップをすれば良いのかなどと試行錯誤を重ねて曲を作り、精力的なライブ活動によって道を開き、今日に至るまでの日本のヒップホップ・シーンを開拓牽引してきた。
また今日ではグループとしての旺盛なリリース、ライブ活動の一方で、メンバーそれぞれがラジオパーソナリティ、役者としてなど、多方面に活躍をひろげる。
グループの近作は、
2017年09月リリースの11th. アルバム『ダンサブル』
2018年03月リリースのツアーDVD/BD作品『KING OF STAGE VOL. 13 ダンサブル Release Tour 2017-2018』
2018年07月18日、配信シングル「After 6」リリース
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RHYMESTER Official Site
www.rhymester.jp
RHYMESTER Official Twitter
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DJ JIN Official Twitter
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アフター6ジャンクション|TBSラジオFM90.5+AM954~聞けば、見えてくる~
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