homerhymester blog20180110post
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出雲漂流記
2018.1.10 02:21:14
↑これで書いた通り
島根は松江へは、公演日の前日からひとり前乗りしていたのでした。
なんでかっつーと
ジャーン!出雲大社っ!!!
要は観光したかったからです(笑)
山陰はなかなか行く機会がないもんでー。
前日よりプランを練って、出雲縁結び空港からバスを2台乗り継いで
たどり着いた時には正直ホッとしたよ、うん。
出雲大社は出雲市駅から割と離れてるんだよねー。
バスで30分くらい。
向かっていくと辺鄙な場所に急に土産物店や茶屋なんかで賑わう参道が現れるから
びっくりしたよー!
おおお!よく写真で見るヤツ!
大注連縄(おおしめなわ)って言うのか!
ぶ、ぶってえええ!!!
でもこれは拝殿ってやつで、本殿はその後ろに控えてるんだよね。
訪れたのは1月5日だったのでもしかして初詣客でごった返してたりして…
と思ったらそうでもなく、割とすぐお参りできました。
そもそもがあんまし俗っぽい神社じゃないもんね!
(俗っぽい神社ってのもなんだけど、それは確実に存在する!)
大社だもんね!格が違うよネ!
んでびっくり!オレ知らなかったんだけど
お参りの仕方、普通二礼二拍手一礼のところ
出雲大社では二拝四拍手一拝なんだって!
みんなパンパンパンパンやってたわー。
後ろにそびえる三角屋根が本殿!
おおお!屋根のてっぺんの千木(ちぎ。バッテンの装飾)が古代めいてカッコイイ…
その前でもみなさん参拝してて、
オレも再びお賽銭入れて(投げない方がいいらしいよ)
パンパンパンパン!
これ裏から見た本殿(神様がましますところ)。
出雲大社本殿はいわゆる『大社造』の典型で
高床式倉庫が発展して出来たものらしいっす。
なんせ創建、いつなんだろうと思ってWikipedia見たら
「神代とされる」だって!(笑)ちょ、古過ぎぃぃぃ!
まあ、日本の国の創建神話に関わってくる重要なお社(やしろ)ですからね!
出雲大社創建神話、すっげえ簡単に言うと、
もともと日本をしろしめた国津神オオクニヌシ(≓大黒様)が
空からやってきた天津神アマテラス(=天皇家)にクニを譲る代わりに
「ひっこむからそのための別荘建ててよーう。建ーてーてーよーーーう!」
つって出来たみたいな感じです(笑)
そりゃあ古いわ!
オオクニヌシさんはいなばのしろうさぎを助けたので
お社内には何匹も(46羽)うさちゃん達がいますよー。
本殿裏にさらに素鵞社(そがのやしろ)ってのがあって
オレよくわかんないけどみんな並んでるからまたお賽銭投げて
パンパンパンパンつって。
あとで調べたら祭神ヤマタノオロチ退治で有名な素戔嗚尊(スサノオ)さんで
大社一番のパワースポットなんだって!
お参りしといてよかったー…。
そんでみんなさらにこのお社の裏側に回って行くのでオレも行ってみたら
でかい岩があってお賽銭なんかが投げてあったので
真似してまたパンパンパンパン!(笑)
あれなんだったんだろうと思って帰ってから調べたら
やっぱそこがパワーの源泉だったみたいだわー。
あとそこから社殿に肩をつけると肩こりが治るんだって!(笑)
オレ、肩こりないからいいわー。
本殿はねえ、ぐるっと回って見ても格子の間から覗き込んでも
これがまたなんとも全貌が見えないんだよねー。クーッ、見てえっ!
この辺の奥ゆかしさ、神秘感の演出、日本っぽいなあと思いました。
本殿を中心に南東北西と反時計回りに回って来ましたが
(それが作法らしいです。知らなかったス!)
本殿の神様がおわします神座は西の方向を向いてるらしく
ここでまた人々が列をなしてご参拝!
しょうがないからオレもまたお賽銭入れてパンパンパンパンって(笑)
っていうかもう小銭ねえよ!
開運お守り買って絵馬も奉納したぞー!
寒くて手がかじかんでうまく書けんかったけど。
そしたらあんなに晴れてたのに急に雨降って来て
「やなよかーん♡ いや、恵みの雨と取ればいい!」
と自分に言い聞かせた。
ここまで相当金も使ったし、相当いっぱい頼み事もした。
ま、ぶっちゃけあとはオレが頑張るだけなんだけどネ!
神楽殿の前にたなびいていた、笑うほど巨大な日の丸も
雨に濡れちゃいかんと神職さん達が慌てて降ろしていた。
下の浅葱袴の神職さん達と比べるとどれほどデカイかわかると思う。
その神楽殿の注連縄がこれがまたデカイ!!!
拝殿のやつよりさらにぶっといです。
本殿は古代は地上48m(15階建ビル相当!)もあったと言われてるし
わはははは!!!マジか?いや、それがマジらしい!!!
何かとスケールの大きい神社です。
雲太和二京三!(←調べて見て)
いやー、やっぱり来てよかった!
ご利益なんか全然なくてもいいや。ほんと楽しかったし興味深かった!
帰りの電車を待つ間にちょっと足を伸ばして
近くのJR大社線(平成2年廃線)旧大社駅を見て来ました。
大正13年築の和風駅舎で、鉄道ファンには有名な駅だそうです。
重厚でカッコイイよねー!
中もシャンデリアなんかがそのまま残されてて
大正ロマンをそのままに伝えてます。
これ維持するの大変だろうなあ。
電車の時間に余裕があれば、ホームや線路など(歩けるんだって!)
もっと見たかったなあ。
現在の出雲大社前駅は私鉄の一畑電車が走ってます。
可愛い車体とカラーリング。
オレ、旅、グルメ、酒、史跡と来て
これで鉄道にハマれたら趣味として完璧なんだけどなー、
と思いながら随分経つんだけど
あと一押しのところでなかなかテツにはなれないんだよねー。
でも素質はすごいあると思うんだよね(笑)
誰かその「一押し」してくんないかなあ…。
乗ったら席が大変なことになってて焦った!
え?お座敷列車?なんで両方とも進行方向左側向いてんだろ?
しかも宍道湖(しんじこ。読めないよね!)眺めたいんだとしたら逆側だぞ!
もしかしてこの電車どこぞでスイッチバックでもするんだろうか?
なーんて。
でもオレはすぐ乗り継いで荷物を預けた出雲市駅に向かっちゃったので
真相はわからずじまい。
コインロッカーからトランクを取り出して今度は松江に向かって
宍道湖南岸を舐めながらひたすら東進!
JR山陰本線、特急『やくも』ちゃん。
いい日旅立ち。男独り旅…。
ああ旅情、今ここに極まれり!(涙)
信じられないことに宍道湖の上に虹まで出たよ!
うまく撮ってみんなにレポしなきゃ!焦焦。
しかも宍道湖名物夕焼けまで佳境を迎えて来ちゃってるぞ!焦焦。
嗚呼、夕日が沈んでゆくぅぅ(涙)……
なんてやってたらあっという間に松江着いちまいやんの(笑)
なんかブロガーってのもせせこましいっつーかビンボー臭いもんだよね!
旅情もクソもなし。出雲市駅で缶ビールでも買って
のんびり流れる景色と心地よい揺れを楽しめばよかったなー。
ホテルで温泉入って反省したわー。
出雲から来ると松江は大都会に見えるよね!(笑)
機材車組のスタッフと落ち合って
ホテルの従業員さんに教えてもらった
(経験上『**ログ』なんかよりこれが一番間違いない!)
山陰の海鮮居酒屋チェーンさんの『炉端かば』さんで食事。
見てー、この刺し盛り!
3人前¥2,400でこのヴォリューム!!安っ!!!しかもウマっ!!!!
土曜日で成人式前日、地元の若者達が里帰りしてるかと見えて
松江の繁華街(伊勢宮町)はケッコーな盛り上がりでした!
前乗りハイエース組の照明笠原くんとPAカクちゃん。
何話したか忘れた。どーせどーでもいいこと(笑)
とにかく『かば』さん、何食べても美味しくて
出て来るのがすこぶる早い!
しかもお酒濃いめ。うーん…優勝!ってことで
ここでフィニッシュもありだったんだけど
ここは僕らはやっぱ選ばれし聖闘士のため
次の店へと歩き始めたのだった…。
これはもはやギムとかサガに近いものがあって
最早単に享楽に身を任せているわけではないとだけは言っておきたい。
二軒目オレが見つけた(『食べ**』で!爆)川沿いのおでん屋さん
『庄助』さん。ここがまた名店!!!
まず宍道湖に注ぐ河口にネオンが映るのを眺めながら一献ってのがたまんないでしょ!
テンション上がったよねー!
ああ旅情、今ここに極まれり!…って、何度も極まり過ぎだよね(笑)
オレの左側、制作、梅ちゃん先生(ほんとは田辺くんという)がまた
熱燗片手にサイコーにいい顔してるでしょ!
金沢以来、糖質制限の身に優しいのもあってどうもおでんづいちゃってるんだけど
松江のおでんは意外にもお出汁の色が濃いめで甘めっていう
いわゆる関東炊き(関西文化圏から見た関東のおでん)に近いやつでしたよ!
なんでなんなんだろーね?誰か知ってる?
ちなみに松江鳥取はお正月のお雑煮も小豆(あずき)ぜんざい風味なんだって!
甘めの味が好きなのかなあ?
それにしてもここんちのおでん、優しくてまろやかで
やっぱ日本酒に合ってサイコーでした!
白魚の天ぷらがまたサクサク淡麗でたまんねかったっす!
ほんとは揚げもんもマル禁なんだけどね。
うわーん!(号泣)
松江はいい街よねー。
二件ともハズシ無しでムチャクチャ好印象!
スナック多めな飲屋街のイナタさも『ちょうどいい』しさあ
しかもやっぱ水都は風情あるよねー…うんうん。
4人とも大満足&千鳥足でホテルに戻りました。
そんで軽く冒頭の前日BLOGして、松江B1公演当日を迎えるわけです。
松江公演のレポ、本来なら忘れないうちに先にすべきなんだけど
前後するのちょっとやだし思い出深いし
ウタさんジンさんも島根の旅路とっても楽しみにしていたところ
スケジュール上泣く泣くの直帰行程になってしまったため
なるべく多く詳しくどんな処かレポしたいのだった。
松江後編は松江城、宍道湖夕景、LIVEレポ、
打ち上げの様子(それは毎回一緒だからいらないか!w)などを含む。
お楽しみにー!
、、、
なんて言ってるうちに東京追加公演@恵比寿Liquid Roomが始まってしまいそう!
急がねばー。
(D)
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このBLOGについて
【管理:スタープレイヤーズ】ライムスターメンバー、スタッフが書き込みます。
2018年10月に旧ライムスターブログ、11月にマボロシブログ『マボロシ 坂間大介 Rec日記』を統合し、全ての時代のライムスターブログがここに集まりました。
RHYMESTER(ライムスター)
1989年結成。宇多丸(ラッパー)、Mummy-D(ラッパー/プロデューサー/またグループのトータルディレクションを担う *作編曲家としての名義はMr. Drunk)、DJ JIN(DJ/プロデューサー)からなるヒップホップ・グループ。自他共に認める「キング・オブ・ステージ」。フィジカルとエモーションに訴えかけるパフォーマンスと、当意即妙なトークによって繰り広げられるライブに定評がある。1980年代後半、まだヒップホップが広く一般に認知されるはるか前より「日本語でラップをすること」の可能性と方法論を模索。並行して精力的なライブ活動を展開することによってジャパニーズヒップホップシーンを開拓/牽引してきた。近年はグループとしての活動に加え、各メンバーがラジオパーソナリティーや役者など活躍の場を拡大。結成30周年を迎えた2019年にはアニバーサリー企画としてグループ史上最大規模の47都道府県48公演に及ぶ全国ツアーを敢行、成功へと導いた。
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