homerhymester blog20191009post
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47TOUR#28@香川
2019.10.9 14:39:01
2019/9/29(日)、鳥取米子を後にして
グラキャビが香川高松に着いたのは
ちょうど深夜0時くらいだったすかね?
運転組スタッフと軽くいつもの商店街に飲み行って翌朝。
なんだろー、疲れからかなあ
ホントはこんぴらさん(金刀比羅宮)とか屋島とかに
行けたら行こうかなあとか思ってたんすけど
なんか部屋でダラダラしてたら時間なくなっちゃって
近場で済ますことにした。
済ますって何だよ何をだよ(笑)
っつーわけで前から気になってた『栗林公園』に
あんまし期待することなく
バスに乗ってテキトーに行ってみました。
ちなみに読み方「りつりんこうえん」ね。
ずーっと「くりばやしこうえん」だと思ってたよ!
栗林公園は写真の紫雲山を背景にした庭園で
江戸時代ずっと藩主(高松松平家)の下屋敷だったらしいす。
前回のツアーで日本三名園、
兼六園(金沢)、後楽園(岡山)、偕楽園(水戸)
全部回ったけど、この栗林公園、
しょーじき大して期待していなかっただけに
結論から言ってムッチャクチャ綺麗でビックリした!
なんでも日本三名園より優れてる、
なんていう声もちらほら聞こえるほど。
またまた晴れちゃって、緑と青のコントラストバッチバチで
どこに向けてもBAEBAEな写真撮れちゃいます。
しかしなんだよねー、
庭園なんかさあ全然興味なかったっていうのにさあ
なんかしみじみと「いいなあ…」とか
感じちゃうんだよねー。
やっぱ歳かなあ。まあ、お抹茶とかは飲まないんだけどね。
でもあれだね、じっくりと四季折々の趣を味わうっつーより
そこら中に絵になるポイントありまくるので
それをカメラで切り取って遊んでる感覚なので
まだまだ風流人の域には達していないよね。
ま、別に達したくもないんですけどね(笑)
後ろのは人工の滝で、今はポンプで汲み上げてるけど
当時は桶で水を運んで流していたらしいです。
殿様とは酷なことをさせるものです。
この滝見ながら囲碁とか打っていたらしいけど
後ろで下々の者がえっちらおっちら水を運んでたかと思うと
なんだか少し笑っちゃいます。全然風流じゃねえYo!
この日もむっちゃ暑かったです。30℃近かったかな?
米子、高松共に雨予報だったっていうのにこの晴天!
最近わかった。やっぱオレって晴れ男なんだと思う。
去年の『人間交差点』以外。雨の日以外。
あとはやたら晴れる。現に今年の夏は長い。
でもやっぱし空はうろこ雲。秋やねー。
ご覧の掬月亭(きくげつてい)
なんか神楽が聴こえるなと思ったら
中で結婚式してました。
これは素晴らしいシチュエーションなんじゃないの?
外人さんたちがみんな写真撮ってた。
橋の写真を撮っていたらどこからともなく鷺が飛んできて
オレの画角に入った。そんなことあるか?
彼は恐らくプロの鷺師で、
この公園に月いくらかで雇われているのだろうと思った。
まあ、でも、BAEる。BAEBAEである。
どうしても我慢できなくて、『さぬきビール』
一杯だけ飲んでしもた。許してくいやんせ。
栗林公園、他にも見所いっぱい。
ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンで
三つ星(わざわざ旅行する価値がある)
取ったほどなんだってさあ。
とにかく松の枝ぶりが素晴らしいです。
まあ名前は栗林なんだけどね(笑)
ほんと行ってよかった感動した。
高松は『ダーティーサイエンス』TOURの時以来
ほぼコンスタントに来てて、
『MONSTER』さんにお世話になるのもこれで3回目。
もうホームと言って良い。楽屋入ると落ち着くもんね。
そういえばこの日は入り待ちのお客様いないかと思って
さっさと会場入りしちゃったんだけど結構いたみたいね。
メンゴメンゴ。まあ、謝ることもないと思うんすけど。
物販チームの小山と高橋くん。
彼らの企画力のおかげでここ最近グッズのクオリティが
グイグイ上がっているのであーる。
最早チームなのであーる。
今まで気づかなかったが、MONSTERの床は
こんな色だったのね!なんつーかカワイイですね。
ちょっとパッチワーク調というかなんつーか。
タイルでかいなあ。
ライブハウスの床に関して気になって調査してた
前回のツアーの時、なんで気づかなかったかなあ?
楽屋に用意されていた瓦町にあるカフェ
『三匹のこぶた』さんのサンドウィッチ。
宇多さん食べていたがホットサンド仕立てで
すんげー美味しそうであった。
地元のこういうちょっとしたパン屋さんとかの逸品
やっぱ現地の人じゃないとわかんないよねー。
イベンターさんが用意してくれていたりすると
ほんのりと嬉しいです。
ま、食べれないんすけど(笑)それでも嬉しいのだ!
そんで本番。始まってしまいました。
えーと、、、しょーじきなこと言う。
今公演JINさんが登場した時の反応、全国最低レベルで
おとなしかった。
ちょっと袖で聞いていてMC陣もびっくりしたし
JINさんも内心焦ったらしい。本人談。
後から聞いたら始まる直前、照明とBGMのリンクに関して
若干手違いがあったようで、
その余韻を引きずったのかもしれないのだが
「おかしいなあ…
いつももっと高松パリピなんだけどなあ?」
的な違和感を抱えたままショーはスタートした。
ま、とは言ってもこっちゃもうやり慣れてるし
バイブス満タン!「よっしゃ、どう料理してくれっか!?」
みたいな気分でとにかくHAPPYであった。
最初のお部屋、『リス』の代わりに『ブラ』。
下手サイド、わたくし側最前列にナイス反応なガイがいて
ウェイ扇持って「ウェイウェイ!」とか言ってくるんだけど
イントネーションが全然違う。
もっと下からしゃくり上げるように
「ウェイウェイ〜!」って言ってくれないと、
みたいなやりとり、2回くらいしたかなあ(笑)
でも、しょーじき場が和んで助かった。
ありがとうMr.ウェイウェイ。
『肉体関係 part なんちゃら』では、
「日本におけるSEX発祥の地、香川」とか
「マザーランド、四国」とか
「お前らみんなこうして生まれてきたんじゃいぃ!」とか
テキトーなこと言いまくって(笑)ジワジワと盛り上がる。
鳥取での「砂丘プレイ」に引き続き「うどんプレイ」追加。
宇多さんの反応は緊縛プレイに近いもの(←何のこっちゃ)
今回のツアーで恒例となってる、なんちゃらDMCの
『WALK THIS なんちゃら』のブレイクで歌う
『WE LOVE なんちゃら』。スティーブン・タイラーは
喉の調子が悪くワールドツアーをキャンセルしたはずなのに
米子に引き続きここ高松にも来日していたが
マイクパフォーマンスに手間取り
歌い出しに間に合っていなかった(笑)
そしてその時、歴史は動いた。
DJのヤツが小節を見失い、展開を間違えたのだった!
「♫ Walk this way!!!」
ん?
DJのミスに即座に気づいた私は
ヤツのメンタルに揺さぶりをかけるため直ちに振り向き
DJブースに張り付いてヤツの顔色を伺った。
「あれえ?どうしちゃったのかなあ?」
わはははは!最悪!
それでもヤツは何とかリカバーして事なきを得たのだった。
ちぇっ、つまんねーの!
いやー、でもね、MCでも話したけど
僕らみたいなターンテーブル・ミュージックの場合
基本毎日演奏にムラは無いわけですよ。ええ、ええ。
ましてやPCでDJする時代、針飛びやこの手のミスは
最早ミスを超えてサプライズ
サイコーにLIVEで貴重な瞬間である
と言っても過言では無いのだった。
お客様がたもこのくだり見ていたらしく笑っておった。
アーンドこの辺りからキレとかクオリティとか度外視して
バイブス&熱量でスピットしていったからか
高松Party PeopleのテンションMAXに!!!
んんん、やっぱさあ小手先、口先でなく
人々をMOVEできるのは音楽でありハートであり
熱量なんだよねー。
ま、それを支えるのがテクニックなんだけどね。
この辺から今宵もサイコー!的VIBESに
会場全体包まれて行った。
『ONCE なんちゃら』は今までで一番オフビート、
かつ正確にFLOWしたつもり。
そこに熱量、感情を落とし込めるかが
本当の意味でのテクニックだと思う。
誰か褒めて♡
恒例のJINさんコーナーはまさかの、直前のミスを受けての
「トラブル時、DJは何を考え、何をしているのか」
というテーマであった。何たる即応力!
やっぱさあ、その場で起きたこと、その場で感じたこと
LIVE(生)なんだからさあ
ステージからフロアに届けたいよね!
JINさんによると、珍しく展開、小節数を
LOSTしたらしいのだが
その時にDJが間違えてもMCがジタバタせずに
とにかく我らがバッキングのリカバリーを信じて
ラップし続けてくれるのがありがたい、
とのことであったが
それって昔から僕らの間で経験則的に出来上がってた
ライムスのLIVE中のお約束だったもんね。
例えば針飛びしたりして無音になってもMC陣は
何事もなかったようにアカペラでラップし続けるべし
っていう。。。
焦って後ろ振り向いて
「ホードン!ホードン!」なんつって
やり直したりしてるあんましかっこよくないシーン
いっぱい見てきたからなあ(笑)
未来ある同業者たちは参考にされたし。
ピンチがチャンス、トラブルの時こそ腕の見せ所なのだ。
そのあと話題は、「香川との繋がり」。
少林寺がどうとか言ってたかなあ?
もはや安定の薄さ、細さで場を和ませてくれた。。。
『POP』から『Choice』、観光乞食のコーナーは
オレは前記の栗林公園の話、
宇多さんは例によって館モノの話だったと思うんだけど
しょーじきあんまし
お・ぼ・え・て・い・な・い(ゴメンネ♡)
あ、そうだ!
会場にも来ていただいた作家さんのお家が
美術館に展示してあって云々言ってたような…。
とにかく今は調べきらん。後日聴いてリライトする。
その後ちょっとハード目に
『マイクロなんちゃら』から『スタイルなんちゃら』。
熱く熱く、高松の夜にうまくハマった気がした。
アンコールは『Stillなんちゃら』の『Swing-Oなんちゃら』。
〆はもちろん『ラストなんちゃら』で。
スタート時の杞憂はまさしく杞憂で
結果やっぱしサイコーの夜となったのであった。
うどん県のみんな、ありがとねー!!!
MONSTER店長のケンタロー君は昔横浜元町のクラブ
HADESおよびLOGOSの店員をなさっていたそうで
その頃(20年ほど前)からオレらが泥酔しているのを
間近で見ていたんだそうな。
ほんとすんません。ゆるしてつかあさい。
そーかそーか、どーりでホームと感じるわけだ。
トップ画像のUDON ROCK Tシャツ
白黒両方いただいてしまいました。
ありがとね。また来るわー。
みんなおつかれちゃーん!
あ、ちなみに瓦町、MONSTERのビルの裏の
搬入口前にある洋食屋さん、すごい美味しいらしいよ!
(↑四国イベンター、デューク宮野くん情報)
みんなもし次余裕あったら行ってみてー。
よく見るとこの写真、珍しくメンバー全員写ってるなあ。
四国はですねえ、今回のツアー、高知に始まりまして
松山、高松という流れ。残すは徳島のみ。
「今んとこ四国暫定一位よー!」みたいなこと伝えたら
なんかやたらと張り切ってくれちゃって
どうしてもハズしたくないと(笑)。
だけども前回二位のうどんすきを選ぶのは
何か置きに行っている気がするらしく
終演後まで悩んでおられたが、代替案の居酒屋さんが
今晩大将がお休みという情報をゲットした結果
うどんすきに置きに行きました。
川福本店。間違いなし!!!!!
なんでなんですかねー、鍋なんて大体間違い無いんですよ。
よっぽどのことがない限りマズイわけないんですから。
でもねー、ここんちのはみんな再確認してたけど
やっぱ一味違うっていうか、ズバ抜けて美味しいんだよね。
なんでなんだろう?
宇多さんは「肉がいいからなんじゃないか?」
って言ってたけど。
まあ、具材はどれも間違い無いっすよね!
でもやっぱお出汁なんじゃないのかなあ。
前回レモンだと思っていたのは実はスダチでしたね。
美味しくて優しくて、たまんねーす(涙)
お通しから禁断の炭水化物、ざるUDONであった。
UDON Tシャツ着てるのに食べないわけにもいかんので
一本啜った。
美味い。そんなの美味いに決まっているのだ。
糖質制限始めてから二年ほど経つ。
だいぶ体が慣れてきてしまったがつくづく
現代人は一種の糖質、炭水化物依存症であることに気づく。
ま、だからっつって縄文時代の食生活には戻れんもんね
もっと思い切ってUDON啜りたいですズズズッと(涙)
なんて言ってたら煮えたよー。
手前にお麩みたいの見えるでしょ?
これが松茸の風味がついてて
鍋の格調を数段あげているのだった!
お出汁吸い上げ装置としても優秀。はふはふ。うんまー!
香川の郷土料理のしょうゆ豆ちゃんです。
素朴な味わい。
こらこらこら
UDON取り過ぎだっつーの。
DJお行儀悪いよ!
そんなこんなでやっぱし川福は間違いなかったのだが
前回と比べるとスタッフが機材車で
もう都内向かっちゃってて少なかったぶん
ちょっと寂しかったかもしれん。
ちゅるちゅる。
『ファンキー』はさあ、まだテナント入ってないのね!?
もうこうなったらずっとこのままでいてほしいわ!
寝て起きて、気づいたら高松城のあたりにいた。
本能か。
高松港。小豆島とかに行く船が出てるんかいな。
旅情か。
駅前でしばしボーッとした。
高松駅前はとってもキレイ。
再開発か。
あれだけ我慢したのに、空港でツアー中麺類特例
発動させてしまった。はやし家製麺所さん。
ワカメをトッピングして、UDONを隠した。
前回のブログ見てみたら、
その日もやっぱしやっちゃっていた。
だって他に食べるもんが…ちゅるちゅる。
後悔か。
店内に菅官房長官(令和おじさん)のサインが
無造作に置かれていた。
本物かなあ?
「令和」って書けって言われたんだろか?
どっちにしろ、サインペンでっつーのはキツイよね!
なんか「令」まで頑張ったんだけど
「和」で馬鹿馬鹿しくなったっつーか
若干の投げやり感を感じる(笑)
いずれにせよ、官房長官も楽じゃないなあ
なんかお疲れ様でしたとか思ってしまう一枚であった。
哀愁か。
(D)
profile
このBLOGについて
【管理:スタープレイヤーズ】ライムスターメンバー、スタッフが書き込みます。
2018年10月に旧ライムスターブログ、11月にマボロシブログ『マボロシ 坂間大介 Rec日記』を統合し、全ての時代のライムスターブログがここに集まりました。
RHYMESTER(ライムスター)
1989年結成。宇多丸(ラッパー)、Mummy-D(ラッパー/プロデューサー/またグループのトータルディレクションを担う *作編曲家としての名義はMr. Drunk)、DJ JIN(DJ/プロデューサー)からなるヒップホップ・グループ。自他共に認める「キング・オブ・ステージ」。フィジカルとエモーションに訴えかけるパフォーマンスと、当意即妙なトークによって繰り広げられるライブに定評がある。1980年代後半、まだヒップホップが広く一般に認知されるはるか前より「日本語でラップをすること」の可能性と方法論を模索。並行して精力的なライブ活動を展開することによってジャパニーズヒップホップシーンを開拓/牽引してきた。近年はグループとしての活動に加え、各メンバーがラジオパーソナリティーや役者など活躍の場を拡大。結成30周年を迎えた2019年にはアニバーサリー企画としてグループ史上最大規模の47都道府県48公演に及ぶ全国ツアーを敢行、成功へと導いた。
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