homerhymester blog20191107
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47TOUR#31@福井
2019.11.7 13:42:34
2019/10/26(土)、31公演目、in 福井。
北陸新幹線が加賀金沢までの距離を短くした今
越前福井までは相対的にとっても行きにくく感じちゃう。
この日わたくしはちょっと前乗りして福井の街を
『でぃー散歩』したかったため自ら乗車変更して朝便で。
福井へは米原から北陸本線、
石川県小松空港からの行き方もあるのだが
今回は京都から湖西を通って、特急サンダーバードで。
結果4時間以上かかりましたですかね。
お昼頃に福井駅に着くと、
駅前は超近代的に生まれ変わっており、
なんだかよくわかんないのだが
とにかく恐竜推しらしいのだった!
なんでも福井ではたくさん恐竜の化石が発見されたらしく
恐竜王国なんだそうな!知らなんだ。
ちなみにびっくりしたのだがこの恐竜像、
なんと動くのだった!
しかも咆哮なんかも轟いちゃったりなんかして
駅前なのに結構物騒(笑)
あー、びっくりした。
恐竜もキライじゃないのだが、わたくしめはやはりお城。
福井城は本丸に県庁と県警と議事堂
おっ建っちゃってるの知ってたのだが
それでも幕末四賢侯、
越前松平春嶽公を輩出した福井藩の中枢だもんで
どうしても見ておきたかったのだ。
いや、本当のことを言うと
一乗谷の朝倉氏居館跡を観に行きたかったのだが
恐ろしく電車の本数が少なく
泣く泣く諦めたってのもある(笑)
まあね、政治権力と警察権力ですからね
機能的にはそこにあっても
オカシかないっちゃオカシかないのだが
なんとか移転とかできないんですかねえ?
それでも前より整備されてる感じはしましたけど。
写真は平成29年復元の御廊下橋。
本丸と三の丸を往復する、藩主専用の橋だったんだそうな。
天守台隣にある「福の井」。
「福井」の語源になったって説もあるんだそうな。
深くて怖い。
本丸天守台より小天守台を望む。
1948年に起きた福井地震で
一部崩壊して歪んじゃってるのだー。
ちなみに福井城天守は1669年に焼失していて
以降再建されることはなかったんだそうな。
お金掛かって領民の負担増えまくりますからね。
江戸城と同じような理由からでしょう。
それにしても本来はこの福井城天守、
4層5階の、それはそれはビッグなやつだったんだそうな。
見てみたかったなあ。。。
そういえば首里城正殿、残念でしたね…。
オレも再建のためになんらかの力になりたいなあ。
それはそうとこの日の福井城址、って言うか県庁周辺、
休みだってのにやたらと人が多かった。
みんな下向いて歩きスマホ率ほぼ100%!
誰もお城なんて見ちゃあいない。このような場合だいたい
『ポケモンGO』の人たちであることが多い。
まあいいけどさあ、なんだかなあ(©︎阿藤快)。
オレしか城跡にロマン感じてないんだもんね。
最後の藩主松平茂昭が廃藩置県で東京に退出するとき
数千人の民衆が押し寄せて号泣しながら見送った
なんてエピソードもあるのにさあ
なんだかなあ。
そう、そんで『でぃー散歩』、綺麗になった街並みも
西武のある大通りもあるのに、
なぜかこう言う横丁に吸い込まれちゃうんだよね。
もうなくなっちゃってるかと思ったらまだ健在でした、
新栄商店街。いっちゃんの変なお店もこの辺にあったっけ。
レトロなんだけどミョーにおしゃれなお店なんかもあって
雑多な感じでなんかワクワクする。
どこも昭和の商店街は新陳代謝が進んで、
若者がおもろいお店を出したりなんかして
活性化させようとしてますね。
あ、こんとき実は重度の二日酔いで
ムッチャ調子悪かったっす(笑)
今思い出してもウプっと来ます。
えー、そのすぐそばに、柴田神社っつーのがあります。
ここは織田信長の重臣であり猛将、柴田勝家の居城、
北ノ庄城があった場所であり、彼の終焉の地でもある。
本能寺の変に端を発する羽柴秀吉との跡目争い
(賤ヶ岳の戦い)に敗れた勝家ちゃんはこの地で
信長の妹で奥方のお市の方と自刃するのであった。
うう…(涙)お市さんは元、浅井長政の妻で、
小谷城(滋賀県)で浅井氏の滅亡を
目の当たりにしているというのにまたしても…
今回は勝家ちゃんと運命を共にしたのであった。
その娘たちの浅井三姉妹(茶々、初、江)は保護されて
それぞれ豊臣秀吉、京極高次、徳川秀忠と結婚して
数奇な運命を歩んだのでした。
この辺の話は話し出すときりがないんだけど
女の人が歴史に興味を持つきっかけになりやすい
お話かも知んないので
興味がある人は調べてみてください。
足羽川のほとりをダラダラ歩いたりした。
何やってんだろうオレは(笑)
天気も晴れてきたし、ま、いっか♡
この後も昔LIVEした会場周辺(駅前や飲屋街)なんかを
ぷらぷらしていました。駅でメンバーと合流し、会場へ。
23年ぶり!!!懐かしの福井CHOP。
オレの記憶の中と全然変わんない外観。
なんつーんだろう、アーリーアメリカンっつーか
50’s調っていうのか、とにかくアメリカンな店内も
全然変わってなくてうれP。
謎に会場に対して横向きのステージも変わってない。
写真だとギリギリ切れちゃってるけど
ちょうど左端に金網があって
フロアが区切られているのでしたそうでしたそうでした!
イベンター様が色々と用意してくれた福井名物、
どれも喉を通らぬ。ウプッ(涙目)
亮君のツラがまた胸焼けを誘う(笑)
そー言えばソースカツ、福井もなんだよねー。
新潟のと食べ比べてみたかった。
あ、始まってしまったようです。
これがその金網サイドからの写真です。
この日から衣装は秋冬の装いで、
通算3回目、5パターン目の衣替え。
モノトーンでシック目に。
超満員とまではいかなかったけど、
この右端のスペースにゆとりあったりして
なかなか遊びやすい環境だったんじゃないかなあ?
登場するなりフロア中央に旧友の顔を発見し
ウケると同時にアガる。
もうキレッキレにやるっきゃねえ。スイッチ入った。
その右端のお客様方、フェンスに遮られているにも関わらず
ガンガン盛り上がってくれて嬉しかった。
最初のMCからタケちゃん
(マボロシ、竹内朋康。福井県鯖江市出身)の話に。
ここCHOPはタケちゃんお馴染みのハコだと
本人よく言っておった。
タケちゃんは子供、タケちゃんは貧乏ゆすりをするなど
軽くDISっておいた。その時話し忘れたが、
タケちゃんは地元の友達と電話で話し出すと
訛りがハンパない。っていうか福井弁、
超エゲツない(笑)
なんか東北っぽい感じもするから不思議。
そんなことはいい。もはや小ネタの嵐と化した
『肉体なんちゃら』の「出会い」は東尋坊の崖の上。
崖の下だとサスペンスドラマになってしまうからだ。
先ほど名前出したいっちゃん(1LOWくん。MC。旧友)は
「東尋坊の用心棒」とか言っていたらしいが
そんなとこに用心棒要るかいーーっ!と
心の中で突っ込んでおいた。
そんなことはいい。福井エクストラプレイは
「ズワイガニプレイ」。越前ガニというヤツだ。
「ズワイガニプレーイ!」「痛い!痛い!」だって。
わはははは!…ははっ…はぁ。。。
それにしても変わったアングルからの写真ではある。
三つ目のお部屋、そのタケちゃんと2003年に作り上げ
『マボロシ』の作風の母体ともなったBrand New Funk
『ザ・グレート・なんちゃらリズム』を
本人不在のままここ越前福井に里帰りさせ
同じくタケちゃんのギター入りの『逃走のなんちゃら』を。
『なんちゃらAGAIN』で親指立ててからの恒例コラム、
JINさんコーナー。
元気ですかーーーっ!!!
ワタクシDJ JIN、このLIVEの後
すぐにトイレに行きたいのですが
ここCHOPは客席と楽屋のトイレが共同のためにですね
皆様におかれましては速やかに退場いただき
ワタクシがトイレに行きやすい状況を、云々。。。
……マジか?
全会場中最大の中身の薄さ。いや、無さか?
福井全く関係ないし、とにかく狂ってる。
っていうか普通に、
怖い(笑)。
なるべく早く忘れたい。
しかしこれはこれでまた神回なのであろうか?
その判断は当日目の当たりにしたお客様方に
委ねるしかないのであろう。
後半はハード目の選曲であった。
いい感じに後ろのお客様からヤジなども飛んで
(ウェカピポ!わかってらっしゃる。相当な強者)
わはは&ボルテージ上昇!
ちなみに『スタイルなんちゃら』を
歌っている時のわたくしは常に滾っておる。
『ダンサブル』TOURの頃よりずっとずっと。
なんでだろ?前より今のが気に入っている。
実際この日のわたくし鬼気迫るものがあったらしいが
体調悪いの誤魔化すためもあったと思う。ゴメンネ♡
これは完全にラストチューン恒例の
ジャンプショットですね。
ちなみに前回福井に来たのは2012年。
駅前のクラブ、『Casa』であったとか。
2階の控え室でみんなでワイワイ飲んだの覚えてるなあ。
そこから富山『MAIRO』までの途上で、
オレは『グラキャビ』の
曲想を得たんだそうな(RINくん談)。
確かにそのコースは旅情を誘う(笑)
その前は2009年らしく、これは思い出モンスターのオレでも
あんましおぼえていない。丸岡城みんなで行って、
「人柱お静」伝説に打ち震えたのはこの時か?
その前はもう2002年頃、
『ウワサの真相』ツアーとかだもんね。
さらにその前は武生だか鯖江だかのディスコ的なところで。
1995年くらいだったかな?古っ!!!(笑)
なんとリップとメローと3組で。
お客全然いなかったけど
そこから伝説のヒップホップFM番組『ナイトフライト』
生中継したりしたっけなあ。。。
その後生まれてから倍近い時間が経ったというのに
わたくしはこうしてまた福井のステージに立って
お客様方の歓声に包まれているのだから
ラッパー冥利に尽きるというものか。
越前福井のみんな、本当にありがとう!
アンコールはちょっとイレギュラーに
福井ということで敦賀出身の社長(ソイルのね)に絡めて
『なんちゃら・カンヴァセイション』を。
生でなくオケで歌うのは実は初めて!
丈青のピアノソロの間はみんなで
「ヒューヒュー!」
「ホエ!ホエ!ホエ!ホエ!」
かなんか言って
チャラ目にやり過ごすことに決定。新しい!(笑)
常連のお客様方にも好評を得た感触。
社長は最近福井の音楽シーンの掘り起こしに精を出しており
フェスなどもここ福井でやっている御様子。
そこに呼ばれたりなんかして?みたいな匂わせ。
福井といえば池ちゃんも、藤田晋シャチョーも
そんな話もしたか(タケちゃん含めて三人とも鯖江出身)。
最後に、この福井CHOPでライブしたのは
おそらく23年ぶり(1996?)だと明かす。
わたくしはジブさんとのコンビで。
確かシャカゾンビもいたなあ。
『末期症状』をお互いビートボックスしながら披露とか
相当アクロバティックなことしてる
20代半ばのわたくしと鼻息の歴史的資料映像、
主催者であったDJ Yanatakeさんが秘蔵している模様。
Youtubeなんかにはアップされてなかったね。失敬失敬。
いつかイベントかなんかで特別公開したいんだと。
オレももうちょっと年取ってから見たいかも。
ま、当日大雪降っちゃって
お客さん全然いなかったんだけどね!
遠い思ひ出です。
それを当日生で目の当たりにしてた僕らの旧友、
富山のトオルくん。岐阜公演にも来てくれたのに
何故か富山公演には現われず。謎すぎる(笑)
遠いとこありがと。嬉しかった。
前回(前々回もかな?)福井に呼んでくれた
ササキくんとその御一行様。
誰かと思ったら盛んにヤジ飛ばしてたのあんたらか!(笑)
福井における失われた記憶など思い出させてもらい
ホッコリいたしました。また一緒にイベントもやりたいね!
7年も経ってるってのに遊びに来てくれてありがとう。
嬉しかった。
キャレックがまた遊びに来てくれた。
新譜もいただいた。頑張っておるのお。
サヨナラCHOP。サヨナラCOLOR。
店長ダニジュンさん、オーナーヤマモトさんと
タケちゃん話なんかして盛り上がる。
ちなみにSoil & Pimp Sessions、
来年1月にここでLIVEするらしいです。
社長にとっては凱旋公演か。
越前っ子たちは絶対観に行った方がいいぞーー!!!
みんなごめーん、今回のDカメ、
良かれと思ってネオンの前で撮ったら
みんなオバケだぞーになってしまった(笑)
ま、いっか!よくないか!ウェイ!
そのあと滋賀に向けてグラキャビは南下したのでありますが
(正確にいうと宿泊地、京都)
高速に乗る前にとある国道沿いの
ファミレス的なお蕎麦やさんに寄ったのですが
ここがサービス含めて最悪で、今回の食の部門、
目下ワーストを獲得いたしました!
ヒューヒュー!
越前おろしそば、楽しみにしてたのに(涙)
全然冷水で締めてもくれてないの。ふにゃふにゃのもそもそ。
写真はあえて載せません。食べ物に失礼だもんね。
そんな毎回美味しいものばっか食べてちゃダメだって。
バチ当たるわ。
ちなみにわたくしが本当に行きたかったのはここ
『見吉屋本店』さま。
前に地元の人に連れてってもらった時
ちょっとショックなほど激ウマであった。
これは『でぃー散歩』してる時に撮った写真なのだが
二日酔い時に食べるランチとして、これを上回るものを
オレはいまだに知らない。
なんでなんだろうと思っていたのだが、
汁物が欲しいタイミングな上にどうやら
大根おろしの成分が消化を助けてくれるから
ということなのだそうだ。やっぱ人間必要なものを
美味しいと思うようにできてるのだ!
ちなみにわたくしはお蕎麦に関しては
喉越しを最重要視しているため
自宅では新潟のへぎそば(つなぎが海草)に、
たっぷりの辛汁込みの大根おろしに
そばつゆ(にんべん『つゆの素』。甘め)を
原液のままちょろっと掛けた(水で薄めない)、
越前、越後マリアージュ状態でいただくのを
究極の悦びとしている。あ、刻み海苔もパラパラっとね。
蕎麦通の方からするとちょっと邪道なのかもしれんが
オレはこれが好きなのだ。
気になる方はぜひお試しあれ。
グラキャビは滋賀県を通り越して京は
烏丸御池に着きました。てっぺん超えてたかな?
ファンの方にいただいたこのクラフトビール、
すんごい美味しかった!
英気を養いつつ、翌日の観光のプランなど練りつつ
滋賀大津石山公演に臨んだのだった。
(D)
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このBLOGについて
【管理:スタープレイヤーズ】ライムスターメンバー、スタッフが書き込みます。
2018年10月に旧ライムスターブログ、11月にマボロシブログ『マボロシ 坂間大介 Rec日記』を統合し、全ての時代のライムスターブログがここに集まりました。
RHYMESTER(ライムスター)
1989年結成。宇多丸(ラッパー)、Mummy-D(ラッパー/プロデューサー/またグループのトータルディレクションを担う *作編曲家としての名義はMr. Drunk)、DJ JIN(DJ/プロデューサー)からなるヒップホップ・グループ。自他共に認める「キング・オブ・ステージ」。フィジカルとエモーションに訴えかけるパフォーマンスと、当意即妙なトークによって繰り広げられるライブに定評がある。1980年代後半、まだヒップホップが広く一般に認知されるはるか前より「日本語でラップをすること」の可能性と方法論を模索。並行して精力的なライブ活動を展開することによってジャパニーズヒップホップシーンを開拓/牽引してきた。近年はグループとしての活動に加え、各メンバーがラジオパーソナリティーや役者など活躍の場を拡大。結成30周年を迎えた2019年にはアニバーサリー企画としてグループ史上最大規模の47都道府県48公演に及ぶ全国ツアーを敢行、成功へと導いた。
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