homerhymester blog20060416
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NONA REEVES meets 宇多丸!(文章アップ済)
2006.4.16 23:57:00
というわけで(前日記参照)、
ノーナの『3×3』ツアー・ファイナル@渋谷クワトロ。
私が普通に観に来ててアレやらないのもやっぱ不自然だろってことで、
ダブル・アンコールでおもむろに登場、
『ラヴ・アライヴ』完全ヴァージョンを
ライヴでは初めて披露させていただきました!客席の反応はどうだったって?
言わせんなよ、
例によって、大爆発に決まってんだろ!それにしてもノーナ、素晴らしかったです。
例えばこんな歌を聴きながら過ごす十代はマジ最高だろうなぁと、
(勝手に想像して)心底嫉妬してしまうような、
まばゆいばかりの多幸感……
こればっかりは私にはどうしたって表現出来ない世界。
「決して現実にはタッチ出来ない
(と分かっているからこそ切ない)
神聖な幻影としての“ポップ”」
というのは『BUBKA』05年11月号『マブ論』で
『透明ガール』を絶賛した際に私が使った言葉ですが、
実際、現在進行形で音楽にそういうマジックを起こせてる、
世界的に見ても本当に貴重な存在なんじゃないかと。
西寺郷太、あんた天才!
それからちょっと思ったのは、
ポップに突き抜けた真新しい名盤『3×3』(06年)
と、その前作、
ニュー・ソウル的音楽像〜世界観を渋く追求した
やっぱり名盤『THE SPHYNX』(04年)
って、
ちょっぴり『HEAT ISLAND』と『グレイゾーン』の位置関係にも似てるような。
違うか。
まぁいいや、とにかくどっちも名盤!
さらに言っておくとその前の
『SWEET REACTION』(03年)
も、私の『申し訳ないと』用CDバックから抜かれたことがない定番の名盤。
ビギナーはとりあえずこの3枚からぜひチェックを!あとアレだよ、
あれほど前述の『マブ論』で主張しておいたにもかかわらず、
今夏の日焼け対策化粧品キャンペーン・ソングに
彼らもしくは彼らの作った曲が使われていないのはどういうことか!
特に太陽の下、
今まさに青春を謳歌すべき若者たちのことを考えると不憫で不憫で……
これはまさに文化的損失!
10年後20年後30年後に『キラキラ』
/rhymester/blog/2006-04-10
とかで見ても、まだ同じように「キラキラ」してる、
そういうレベルでこっちはCM見てるんだ!
(参考映像)
これは化粧品じゃなくて、カメラだけどね。……と、まぁ、いいかげん、
頼まれてもない文章にこんな時間かけてる場合じゃないわけですが。
西寺くんから『マブ論』執筆に役立つ見解をいくつか聞けたのは良かったが。
せっかく打ち上げのお誘いも断って帰ってきたんだ、
さぁ書くぞーっ!……あれ……まずいな……睡魔が……
(宇多丸)
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このBLOGについて
【管理:スタープレイヤーズ】ライムスターメンバー、スタッフが書き込みます。
2018年10月に旧ライムスターブログ、11月にマボロシブログ『マボロシ 坂間大介 Rec日記』を統合し、全ての時代のライムスターブログがここに集まりました。
RHYMESTER(ライムスター)
1989年結成。宇多丸(ラッパー)、Mummy-D(ラッパー/プロデューサー/またグループのトータルディレクションを担う *作編曲家としての名義はMr. Drunk)、DJ JIN(DJ/プロデューサー)からなるヒップホップ・グループ。自他共に認める「キング・オブ・ステージ」。フィジカルとエモーションに訴えかけるパフォーマンスと、当意即妙なトークによって繰り広げられるライブに定評がある。1980年代後半、まだヒップホップが広く一般に認知されるはるか前より「日本語でラップをすること」の可能性と方法論を模索。並行して精力的なライブ活動を展開することによってジャパニーズヒップホップシーンを開拓/牽引してきた。近年はグループとしての活動に加え、各メンバーがラジオパーソナリティーや役者など活躍の場を拡大。結成30周年を迎えた2019年にはアニバーサリー企画としてグループ史上最大規模の47都道府県48公演に及ぶ全国ツアーを敢行、成功へと導いた。
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